今回はママ友のメリット・デメリットやママ友の作り方について考えてみたいと思います。
ママ友のメリット
学校や習い事、医療などの情報が入ってくる
特に幼稚園はローカルルールが多いので、ママ友と情報交換していないと「暗黙のルール」を知らないで困ることがあります。
例えば、「遠足でおやつ交換するのを知らないで、自分の子だけ持って行かない」などという事態が生じます。
病気や病院関係もママ友と情報交換すると役立ちます。
子どもが病気になったという話を聞けば、今地域でどんな病気が流行っているのかも把握でき、自分の子どもがその病気にかかった場合に備えることができます。
また、地域の病院情報はネットの口コミサイトよりもママ友から聞いた方が信頼できます。
(ネットの口コミサイトは悪い口コミは掲載されていないことが多いため)
リマインダーになる
ママ友との会話には近々用意すべきグッズや、提出期限の迫ったプリントなどの話が出るので、そういったものをうっかり忘れがちな方にはリマインダー効果があると思います。
知り合いのママさんは園からのプリントはほとんど読まず、「今度のお遊戯会って何か持ち物ある?」と全てママ友に聞いてました。その人は自分でプリントを読むより、他のママさんに聞いた方が確実なんだそうです。
何か質問がある時に先生より気軽に聞ける
上記の「リマインダーになる」と似ていますが、親しいママ友がいると、行事の持ち物などに関して疑問が生じた時に気軽に確認できます。
心配性だけど、いちいち電話をかけて園や学校に聞くのは抵抗があるという方は気軽に相談し合える人がいるといいですよね。
特に男の子は低学年のうちは先生の話をよく聞いていなかったり、家で伝えなかったりすることも多いので、男の子ママは女の子ママに確認することがあるようです。
私もよく「うちの子が何も言わないんだけど、〇〇ってどうなったのかな?」「持ち物の水筒って魔法瓶でいいのかな?」などと聞かれます。
行事でさびしくない
ママ友がいたら授業参観や懇談会などが過ごしやすくなると考える人が多いです。
行事の手伝いやPTAなどもママ友と一緒の係に立候補すると、仕事がやりやすくなるようです。
特にPTAは連絡が取れなくて仕事が滞るケースが多いらしいのですが、元々のママ友と仕事をするとそんな悩みは減ると思います。
子どもの遊び相手を見つけやすくなる
ママ友と子連れで遊ぶと、当然ですが、ママ友の子どもが自分の子どもの遊び相手になります。
特に一人っ子のママさんは「自分の子どもに遊び相手を見つけてあげたい」と思っている方が多いようなので、ママ友がいれば一緒に遊べるというのにメリットを感じるようです。
子どもの友達作りの助けになる
上記の「子どもの遊び相手を見つけられる」と似ていますが、親同士が仲が良くて降園後や休みの日に遊ばせていると、子ども同士も仲良くなりやすいです。
大人しいタイプのお子さんは、そうやって友達作りをアシストしてあげてもいいかもしれません。
<ママの社交が子どもの友達作りをアシストしたエピソード>
あるお子さんは(多くの子が年少から入園する幼稚園に)年中から入園してきました。
その子はシャイで「自分以外の子がほぼ皆知り合い」という状態に耐えられずしばらく登園拒否ぎみでした。
そのママさんは社交的だったのですぐにママ友を作り、ママ友の子と自分の子を放課後遊ばせたところ、お子さんもお友達に慣れて喜んで登園をするようになったそうです。
ママの社交が子どもの後押しをすることもあるんですね。
良い刺激を受ける
おしゃれが好きなママさん同士なら、お互いのファッションやインテリアに良い刺激を受けられると思います。
教育熱心なママさん同士なら、良い塾や先生、教材、遊び場などの情報交換ができます。
ただし、自慢やマウンティングにならないように注意が必要ですが。
子育てで協力しあえる
シングルマザー、実家が遠い、夫の仕事が忙しくてワンオペ、その他の理由で実家や夫に頼れない…という場合はいざという時にママ友が頼りになります。
ファミリーサポートなどの制度もありますが、相性や条件が合わないこともあるようです。数人のママ友と困った時に助け合う方が良いと言う人もいます。
特に、短時間預けたい場合はママ友の方が良いらしいです。例えば、うちの幼稚園では先生と保護者の2者面談(30分)の時に、ママ同士がお互いの子どもを預かり合う習慣があります。
愚痴を言い合える
ママ友は立場が似てるので、子育ての悩みや、夫・姑・学校などについての愚痴が言いやすく、共感してもらいやすいです。
働くママさんは働くママさん同士、ワーママの辛さを語り合えると慰められるそうです。
ママ友のデメリット
子どもの成長を比べてしまう
子ども同士の年が近いと、どうしてもママ友の子と自分の子の成長を比べてしまいます。
成長には個人差があると分かってはいても「〇〇ちゃんはもうこれができるのね。うちの子はまだできないけどどうしよう」などと動揺してしまうことがあります。
特に、月齢が近くて同姓だと比較しやすいので、参考にもなるけど心配にもなると思います。
時間を取られる
ママ友との付き合いが濃いと、その分時間を取られます。
頻繁にLINEを送り合ったり、しょっちゅうランチに行くようなグループにいると、それにかなりの時間を割かなければならず、その分家事や育児に割く時間が減ってしまいます。
注意が子どもではなくママ友に向いてしまう
ママ友と子連れで遊びに行くと、子ども同士で遊ばせられるメリットはありますが、大人同士の会話に気を取られて子どもが悪いことや危ないことをしていてもすぐに気付けないことがあります。
親子だけで行った方が、子どもをよく見てよく遊んであげられるかもしれません。
人に合わせなくてはいけない
ママ友グループに所属していると、他のメンバーに合わせようと無理をすることもあるかと思います。
例えば、
・小さな子どもにゲーム機は与えたくないと思っていたのに、他のメンバーが与えているとうちだけダメとは言いにくい
・話題によく出るアニメやドラマを、興味がないのに見る
・他のメンバーが子どもにたくさん習い事をさせていると、うちもさせなくては!という気になる
・他のメンバーが子どもにブランド服を着せていると、自分の子にも着せないとみじめな気がしてくる
お金がかかる
人付き合いにはお金がかかりますよね。
ママ友付き合いもランチ会やお菓子交換、誕生日のプレゼント交換、お土産の配付などでお金がかかります。
勧誘を受ける可能性がある
知り合いが増えると、変な勧誘をしてくる人もいます。
保険や宗教、スピリチュアル、マルチなどの勧誘を受けたり、特定の党への投票を頼まれたりする可能性があります。
トラブルになると大変
ママ友同士深い付き合いをしている場合、トラブルになると大変です。
そのせいで子どもが転園、転校になることもあります。
私が聞いたママ友トラブル例としては、
・子ども同士がケンカしたら、そのことでママ友同士の方が険悪になった
(子どもは仲直りしたが、ママ友同士はそうはいかなかった)
・借金の申し込みをされた
・頻繁にグループでランチに行くのを楽しみにしている人と、負担に感じてる人がいてグループが2分された
・子どものお迎えや預かりでママ友と助け合うことにしていたが、頼んだ方はワーママ、頼まれた方は専業主婦で片方にだけ負担がかかった
・習い事の仲間で自主練習していたが、経験者のママに無料コーチをさせており、頼まれたママが嫌になって子どもを辞めさせた
・インスタに子どもの写真を無断でアップされた
…上記のようにトラブルになりそうだったり、価値観が違う人たちと無理に付き合っているならママ友とは距離を置く方がいいかもしれません。
知り合いはパートを始めて、それを口実に付き合いの濃いグループから離れました。
ママ友の作り方
・行事の片付けや園庭で遊ぶ際は、できるだけ最後まで残る
残るのはフレンドリーな人が多いし、急いでないので会話がしやすい。残った同士ということで心の距離も近くなる。
・自分の子どもからよく名前を聞く子のママに「うちの子どもが〇〇くんと仲良くさせもらってるそうです」などと話しかける。
※できれば子どもから聞いた、その子の良いエピソードも教えてあげるといいと思います。
・自己紹介などで共通点が見つかったママ(通園方法が一緒、家が近所、習い事が同じ、同郷など)に話しかける
もし自分が自己紹介する機会があれば、個人情報に差し障りない範囲で「できるだけ具体的なこと」を言っておくと、それを覚えていたママさんに話しかけてもらいやすい。
・近くに座ったママに話しかける
・園や学校のイベントやその手伝いにはなるべく参加する
・色んな人と積極的に目を合わせ、笑顔で挨拶するようにする
・「〇〇が変更になったらしい」などの役立つ情報を得たら、それを知らなそうな人にどんどん教える。
※ただしガセネタに注意
・人に親切にすることで会話のきっかけを作る(人の落としたものを拾うとか、ペンを2本持っておき貸すなど)
・ママさんの連れている子どもの方に話しかける
赤ちゃんや幼児を連れてるママには、まずその子どもと目を合わしてニコッとしてもいい
・地域の習い事に参加する
同じ園や学校の子がいたり、知り合いだったりもして地域の人脈が広がる
ママ友作りのコツ
・一回で仲良くなろうとせず、何度か会ううちに徐々に仲良くなるようにする
・既に出来上がってるグループのメンバーには深入りしない
グループメンバーが固まって話し込んでいる場合は挨拶程度で済ます
メンバーが1人でいる場合はじっくり話して大丈夫
・少し仲良くなった人から人脈を広げていく
・ランチなどに誘われたら無理しない範囲でできるだけ行くようにする
・複数グループに浅く所属する
・ブランド物は威圧感を与えるので、ロゴの目立つ物はあまり持たないようにする
・LINEの返信の早さ、頻度、文章の長さなどは相手のペースに合わせるようにする
<ママ友になるなら、同性の子のママ?異性の子のママ?>
異性の子のママと同性の子のママ、どちらも違った良さがあります。
同性の子のママだと共通の話題も多く、子どもも含めて一緒に出かけるなど深い付き合いがしやすいですが、子ども同士がトラブルを起こしてこじれると大変です。子どもの優劣も分かりやすいので嫉妬などもあります。
異性の子のママだと、子ども同士がトラブルを起こしたり、嫉妬されたりしにくいのでさっぱりした付き合いがしやすいです。塾などの情報交換をするのに良いかもしれません。
ママ友とよく使うLINE機能
ママ友との交流にはLINEをよく使うので、LINEの便利機能を覚えておくと役立ちます。
・QRコードによるライン交換
基本ですが、QRコードを表示してLINEのID交換する方法を知っておくと便利ですよね。
・音声通話機能
無料だし、ママ友と電話番号を交換してなくても電話できるのでいいですよね。
・スケジュール
グループの友達に都合の良い日を選んでもらって日程調整するのに使います。
・ノート
このメモは流れないので、大人数グループの自己紹介やお楽しみ会の実施要項などを書くのに便利です。
・ボイスメッセージ
音声メッセージ交換は、文章を打てない子ども同士のやり取りなどに重宝します。
・検索機能
過去のメッセージをキーワードで検索できます。知らない人が意外と多いですね。
・カスタムスタンプ
スタンプに好きな文字を入れることができます。
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ママ友とどう呼び合っていますか?
うちの園では「〇〇ちゃんママ」と呼ぶことが多いですが、最近では下の名前で呼び合うケースも増えていると聞きました。
皆さんはどうですか?
※アンケートはママに絞りましたが、できたらパパさんはどう呼ばれているのかも知りたいです。
— 英才教育ママの端くれ (@eisai_kyouiku) 2018年4月28日
ママ友付き合い苦手!な人におすすめの幼稚園
・朝夕の預かり保育がある
=ワーママ多い
・広範囲にバスが走っててバス通園の子が多い
=降園後遊びに誘われない
・行事に力が入りすぎてない
=親の手伝いが少ない
・1学年3クラス以上
・給食や注文弁当がある
・公式の茶話会(保護者の集まり)がない— 英才教育ママの端くれ (@eisai_kyouiku) 2018年6月1日
他には、
・役員がない
・運動会が半日で終わる(なのでお弁当がいらない)
・親子遠足がない(子どもだけで遠足に行く)
などもさっぱりした幼稚園の特徴です!— 英才教育ママの端くれ (@eisai_kyouiku) 2018年6月3日
ママ友悩みます〜!
自分の親がママ友とこじらせていたので、自分は中学の部活の仲間の
ママ友としか、個人的にイベントしたり、遊んだり、悩みを言ったりしません(笑)
部活仲間、汗くさい剣道部なのですが(笑)その子たちの親や育った環境や性格までわかるので、変なトラブルは避けれますし、多少、喧嘩っぽくなったりしても長年の付き合いなので、ストレスがないです。
そのかわり
幼稚園のママ友とは完全にドライ
です、お迎えとかで結構ポツンといて、役員とかでは、ママ友より、子どもたちとしゃべってます(笑)
佐藤ママの子育てバイブル読みました。
佐藤ママは一緒に習い事させると、比較してしまうから、やめたほうがいいと書いてありました。
人間関係って難しいですもんね、
長い夏休みはママ友いないとキツイ気もします。