子どもに数を覚えさせる方法
先日、上の子の同級生(年少)のママ達とランチ会をしたのですが、お友達の中にまだ数を上手くかぞえられない子がいると分かりました。
その子のママさんによると「どうしても4を抜かしちゃうんだよねー」とのことです。
その方には、「エレベーターに乗った時に、階の表示を一緒に見ながら数えるといいよ」とアドバイスしましたが、
他にも、
・お風呂を出る前に一緒に数えたり
・数をかぞえる場面が出て来る絵本を読んであげたり
例:『ノンタンぶらんこのせて (ノンタンあそぼうよ (1))』
・数に関する手遊び歌
なんかもいいかなと思いました。
今回は、数の勉強になる手遊び歌を6つご紹介します。
数に関する手遊び歌
※同じ手遊び歌でも、歌詞や振り付けにいろんなバージョンがあります。
はじまるよ
絵本の読み聞かせの前などによくやる手遊び歌です。
<歌詞>
はじまるよ はじまるよ
はじまるよったら はじまるよ
1と1で忍者だよ どろん
2と2でカニさんだよ ちょきん
3と3でネコのひげ ニャー
4と4でタコの足 ひゅーん
5と5で手はおひざ
<ポイント>
振り付けは、両手ともその数を作り、にんじゃやカニなどのポーズを取る。
有名な手遊び歌なので、詳しくはyoutubeなどで色々出ている動画を見てみてください。
ミッキーマウスマーチ
有名な「ミッキーマウスマーチ」(ぼくらのクラブのリーダーは~♪)の替え歌です。
<歌詞>
1と1を合わせると ピノキオのお鼻になるんだよ
2と2を合わせると ドナルドのお口になるんだよ
3と3を合わせると チップとデールのおひげだよ
4と4を合わせると ダンボのお耳になるんだよ
5と5を合わせると ミッキーマウス ミッキーマウス ミッキー ミッキーマウス
<ポイント>
振り付けは、両手ともその数を作り、「合わせると」でその手を打ち合わせます。
「~になるんだよ」、のところでキャラのパーツに見立てて自分の顔にくっつけます。
「ドナルドの口」のところでは、「それぞれピースをした両手を貝のように合わせて」パクパクと動かしてくちばしを表現します。
ピクニック
有名な「10人のインディアン」(One little, two little~)の替え歌です。
<歌詞>
1と5でタコ焼きたべて
2と5でやきそばたべて
3と5でスパゲティたべて
4と5でカレーライスたべて
5と5でおにぎりつくってピクニック
<ポイント>
それぞれの手でその数字を作り、食べる真似やおにぎりを作る真似をします
いわしのひらき
魚の「ひらき」をテーマにした、ユニークな手遊び歌です。
<歌詞>
いわしのひらき いわしのひらき
いわしのひらきが しおふいてぱっ
ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃぽっ
にしんのひらき にしんのひらき
にしんのひらきが しおふいてぱっ
ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃぽっ
<ポイント>
いわしが「1」、にしんが「2」になります。それぞれの手でその数字を作った後、「ひらき」で左右に開きます。
ごまだんご
足し算が勉強できる手遊び歌です。
元ネタは「そばだんご」ですが、子どもに分かりやすい「ごまだんご」バージョンです。
<歌詞>
ごまだんご ごまだんご 1と4で ごまだんご
ごまだんご ごまだんご 2と3で ごまだんご
ごまだんご ごまだんご 3と2で ごまだんご
ごまだんご ごまだんご 4と1で ごまだんご
ごまだんご ごまだんご 5と5で ごままんじゅう
<ポイント>
唱えるように言います。動画では0のバージョンを教えていますが、どちらでもいいと思います。
振り付けは、団子を丸める仕草の後で、右手と左手でそれぞれ足す数字を表現します。
「ごまだんご」のところは左手はグー、右手はパー(5)を出します。
最後の「まんじゅう」のところは両手をパーにします。
※数は「ひとつ、ふたつ、みっつ」などと言ってもいいです。
英語の数え歌
英語で数をかぞえられるようにするには、Seven Stepsがおすすめです。
<歌詞>
One, two, three, four, five, six, seven. (Jump!)
One, two, three, four, five, six, seven.(Jump!)
One, two, three.
One, two, three.
One, two, three, four, five, six, seven. (Jump!)
<ポイント>
最初のone~sevenは手を叩きながら左から右に動かします。(頭の上を通って、大きく半円を描くように)
動画とは違いますが、うちが英語教室で習ったバージョンではJumpのところでジャンプします。大人が子どもの体を持って大きくジャンプさせてあげると喜びます。
次のone~sevenは手を叩きながら右から左に同様に動かします。
one~threeはまず右側で3回手を叩き、次のone~threeは左側で同様にします。