うちのように子育て・教育関係のブログでは、情報をどこまで詳しく書くかが難しいですね。
ある程度詳しく書かないと記事に信憑性がなく読者も増えませんが、あまり書きすぎると個人が特定されて家族に迷惑をかけてしまうかもしれません。
個人情報が掲示板に晒されて辞めていくブロガーさんもたくさんいるので、自分はそうならないように気を付けています。
今回は私が教育ブログを書くにあたって、どんな点に気を配っているかをご紹介します。
写真には情報がたくさん!写真を載せる際には特に気を付ける
Exif情報に気を付ける
デジタルの画像には見た目には分かりませんが、Exif情報というのが含まれています。
Exif情報はデジタルメモのようなもので「撮影日」や「撮影場所」という個人を特定しうるデリケートな情報が含まれています。
なので私はブログに写真をアップする際は、画像縮小ツールを使ってこのExif情報を消すようにしています。
ちなみに、twitterはExif情報を削除してくれるのでそのまま投稿しています。
(外部のツールを使う場合は気を付けてください)
iPhoneなどで撮った写真に位置情報を付加したくない場合は、設定→プライバシー→位置情報サービスのところでカメラアプリの位置情報を「許可しない」設定にしておいてもいいかもしれません。
家族の写真はできるだけ載せない
家族の顔をスタンプなどで隠して出している人はけっこういますが、私が出すのは手など体の一部の写真だけにしています。
※顔がはっきり写った写真をこのブログでもたまに使っていることがありますが、それはフリー素材です。
以前ヘアアレンジの記事を書いた時に子どもの後ろ姿を載せたのですが、個人情報に厳しい夫からNGが出てその記事はお蔵入りになりました。
(ただ、普通はそこまで気にしなくていいと思います。スタンプで隠した顔や後ろ姿を投稿するのは常識の範囲内だと思います。うちはブログで色々発信しているのでより気を付けているというだけです)
写り込むものに気を付ける
ガラスやTV画面などを撮影する際は、自分や家族の姿が映り込んでいないか気を付けています。
去年の事件で、アイドルの自撮り画像の瞳に映り込んだ駅の風景から、熱狂的ファンが住所を特定したということもありましたね。
インテリアや持ち物などでも、特徴あるものが写り込まないようにしています。
自分の家族がSNSをやっていて、同じ背景や物の写真をネットにアップしていたらつながってしまいます。
その家族の危機管理が弱いとやばい情報が流出する可能性もあります。
持ち物などからどうやってつながりが特定されるのか、その経緯については、有名人カップルの「匂わせ」なども参考になりますね。
みんなそんなところまで見てるんだな、とネット特定班の有能さにびっくりします。
「言わない方がいいこと」「言わなくていいこと」は発信しない
個人情報につながる自慢はしない
このブログは教育ブログなので「〇歳で〇ができた」と子どもの成長について書いていますが、全国模試の成績やスポーツの大会で入賞したことなどは書かないようにしています。
近所の話はしない
近所のお店や近所で参加したイベントについては情報発信しないようにしています。
お店の名前は出していなくても店内写真などからどの店舗か分かってしまう=生活圏がばれる可能性があるのでこわいですね。
近所で面白いことや事件が起きたり、面白い物を見かけたりしてもそのことはネットでは言わないようにしています。
言わなくていいことは言わない
身バレを防ぐためにブログ記事にフェイク(嘘情報)を混ぜる人も多いですが、私は読んでくれてる方を裏切るような気がしてしまうのでやっていません。
その分、言わなくていいことはできるだけ言わないようにしてきました。例えば、子どもたちの性別なども読者さんに聞かれるまではぼかしてどちらとでも受け取れるようにしていました。
子どもの学校行事、園行事などについてもリアルタイムでは言わないようにしています。
言いたい場合は時差を利用しています。つまり、体育祭があったというツイートを1週間ずらして投稿するような感じです。
炎上しないよう気をつける
どれだけ個人情報を出していても、注目されなければ問題にはなりませんよね。
知人のママさんはインスタに
「家族や子ども、友人たちの顔写真」
「自分や子どもの名前」
「子どもの制服姿」
「幼稚園内の写真」
「幼稚園行事の写真」
「家の近所の風景」
「行きつけの店」
などをアップしていますが、特に問題にはなっていません。
(幼稚園内の写真は園の許可を取った方がいいとは思いますが…。)
ただ、何か事件に巻き込まれたり、自分の投稿が炎上したりして有名になってしまうとそこから一気に情報が拡散され、その情報を使って攻撃される可能性があるのでこわいなと思います。
炎上しないために私が気を付けているのは、
「専門外のことは言わない」
「批判はできるだけしない(嫌いなものについてはスルー)」
「他人とは一定の距離を保つ」
などです。
ちなみに、炎上を防ぐために悪口は裏垢で言う人もいますが、それはかえって危ない気もします。
裏垢で気が緩んで本音をぶちまけていたら、本垢で誤爆したり本垢がバレたりという話も聞くので。
最初から特定の人しか見られない鍵アカウントにするという手もありますが、私はたくさんの人に見て欲しいので鍵なしの表垢にしています。
その代わり、世界に公開しているということ、ツイートやブログ記事を消してもスクリーンショットを取られて証拠が残る可能性があることを意識して情報発信しています。
ネットとリアルな人間関係とはつなげない
リアルな知人にはネット活動をしていることを言っていません。
ネットで知り合った人とリアルな知人になることもしていません。
例えばオフ会などでブログ読者さんやフォロワーさんに会うことはしていません。
電車の中でSNSをしない
上記の「ネットとリアルな人間関係とはつなげない」の一環ですが、電車やイベント会場等、人の多いところでSNS画面を開いていると自分とアカウントが紐づくので気を付けています。
信頼できる人1人に監視してもらう
自分の意見、自分で書いた文章は世間の価値観とずれていても気付けないことが多いので、他人にチェックしてもらった方が安心ですよね。
私は人の気分を害すこと、個人情報を晒すようなことを書いていないか夫に監視してもらっています。
毎回全ての文章に目を通してもらっているわけではないですが、暇な時にチェックしてもらって何か気付いた時には指摘を受けています。
知人のプライバシーにも配慮する
自分だけではなく、友人知人のプライバシーにも配慮しています。
例えば、知り合いに有名人がいてもその人の話はしないようにしています。
誰かのエピソードを話す際は、その人が特定されないような形で話しています。