地震や煙がリアルに体験できる!立川防災館ガイド

東京近郊在住の皆様、防災教育施設の「防災館」って知ってますか?行ったことがありますか?
防災館は東京都消防庁が運営しており、池袋と本所と立川の3か所にあります。

災害時に役立つ知識を大人も子どもも学べる場所です。

この防災館3館のうち、立川が一番ファミリー向け(子どもも楽しめる)と聞いたので、先日子連れで行ってきました。

立川防災館へのアクセス

駐車場があるので行くなら、車が便利だと思います。

電車で行くならJR立川駅まで行き、そこからバスに乗るのが便利だと思います。

立川駅北口のバス停(1番乗り場)から出るバスに乗り、「立川消防署」前で降りてください。

降りたらすぐ消防署とその隣の防災館の建物が目に入ると思います。

立川防災館の休館日・開館時間・入館料

立川防災館は入館・体験など全て無料で利用できます。

開館時間は午前9時~午後5時です。

休館日は木曜日・第3金曜日・年末年始です。

曜日に関わらず、次の日は開館しているそうです。
9月1日(防災の日)
10月1日(都民の日)
1月17日(防災とボランティアの日)

訪問前には一応、東京消防庁の立川防災館紹介ページでも確認して行ってください。

立川防災館を利用するにはどうしたらいいの?

個人で行く場合、特に入館予約は必要ありませんのでふらっと寄ってOKです。

各種体験は館に到着してから時間の予約をして体験します。

館に到着したら受付表(性別や人数、どこから来たかなどを書く)に記入し、やってみたい体験を口頭で伝えます。
すると受付の方が体験スケジュールを作ってくれます。

※年齢によって体験できないものがあるのでご注意ください。

受付すると「消防ヘリコプター ひばり」のカードがもらえました。
このカードは5枚集めると修了証がもらえるそうです。

立川防災館でできる各種体験について

立川防災館では以下の6つの体験ができます(受付で予約を取って参加します)

年齢制限にかからなければ、4つまで体験できます。

1つ1つの体験はそれぞれ25分程度かかります。

※は年齢制限のあるものです

・「地震体験室」
地震の揺れを体験でき、いざという時にどう行動したらいいのかが学べます。
※3歳以上、未就学児は保護者も一緒に体験

・「防災ミニシアター」
地震災害について考えさせられる映像を大画面で見られるシアターです。

・「煙体験室」
煙の充満する中で出口まで非難するという体験ができます。

・「応急救護訓練室」
胸骨圧迫とAEDについてモデル人形を使って学べます。
※小学校4年生以上

・「消火訓練室」
スクリーンに映し出された火災を消火器で消すという体験ができます。
※小学校3年生以上

・「救出救助訓練室」
地震で倒壊した建物に取り残された人を救出する体験ができます。
※中学生以上

うちは小学校低学年の子と幼稚園児と行ったので、年齢制限のためできる体験は「地震体験室」「防災ミニシアター」「煙体験室」の3つでした。その3つの感想を書きます。

地震体験室

家のようなセットの中で、首都直下型と海洋型の2種類の地震の揺れが体験できました。

揺れが起きたら「机の下に隠れる」、揺れがおさまったら「コンロの火を消す、電気器具のスイッチを切る、ドアを開ける、できればブレーカー落とす」などの練習をしました。

揺れている間もスタッフの方が解説をしてくれます。
「地震に備えて食料を準備する人が多いけれど、餓死する人は少ない。それよりも建物が崩れて生き残るためのスペースが確保できない方が危ない。自宅の家具(例えば子どもの二段ベッドなど)を補強するなどしてシェルター的な場所を作れないか考えて欲しい」
という話が印象的でした。

防災ミニシアター

「マイ・ホームワーク ボクたちに渡された3つの記憶」というアニメを観ました。

内容はネタバレになるので詳しくは書きませんが、小学生3人が主人公の20分程度のCGアニメです。

可愛い絵柄だけど内容はとても考えさせられるもので、日本で起きた大地震の被害をリアルに感じられるものでした。

煙体験室

建物の中で火災にあったときに、煙をできるだけ吸わずに逃げる方法を学びます。

まずは、煙の中逃げる際の注意点についてスタッフさんから説明を受けます。

「ハンカチなどが何もなければ服の襟ぐりのところを引き上げてカバーする。これだと夏で袖が短くても大丈夫」

「おかしも、という言葉がある。おさない、かけない、しゃべらない、もどらない。しゃべるのが何がいけないかと言うと、その分煙を吸い込むため」

「煙は横には人の歩く速さと同じくらいで進む、上方向は1秒間に3~5mと人が逃げるよりも速く進む」

「煙で前が見えない時は壁を触りながら逃げる」

などの話がとてもためになりました。

説明が終わるとグループごとに煙の充満した部屋を進み、ゴールを目指します。
小さい子のいるグループから先に体験します(だんだん煙の量が多くなるという事情から)

部屋の中には何もないですが、ドアを開けて進む感じはちょっとした迷路みたいです。

煙は上に行くので、姿勢を低くして(目安は100cm以下)進みます。
姿勢が高いとスタッフさんのところでブザーが鳴るので注意を受けます。

ちなみにここで使われている煙は無害です。実際は目が開けられないので、本物の煙の中を進むのはもっと大変だそうです。

立川防災館の展示について

展示(自由体験コーナー)は1階と2階にあります。1階には売店もありますよ。

1~2階では飲食は禁止なので、飲食したい場合は4階の休憩室に行きます。

4階には自動販売機もあります。

まちをまもる!こども消防隊

自分の顔が画面に取り込めて、そのアバターが消防士になり画面上で消化活動をします。

消防車の展示(消防士に変身しよう)

消防車とミニサイズの消防士の服が置いてあるコーナーです。

ぜひ、消防士の服を着て消防車に乗って写真撮影してみてください。

この消防車、スイッチを押すと赤色警光灯をつけてまわせます。

火を消せ、キミはレジェンド消防士

水をかけて火を消すというゲームです。

火が消えた時にブーっと手応えがあるのが面白いです。

防災ミッションをクリアせよ

防災クイズコーナーです。

赤いダイヤルを回して問題カードを出し、棚の中から答えのカードを探してきます。

答えのカードのバーコードを読み込んで正解か判定するのが面白いです。

全部読み込んだらレシートが印刷されます。

このレシートにも役に立つ防災知識が書いてあります。ぜひ読んでみてください。

(例)
「消火器の薬剤が出る時間は約10~15秒。短い時間なので火元を正しく狙うのが大事」

「東京大学地震研究所を作ったメンバーの寺田虎彦先生の言葉として『災害を正しく恐れる』というのがある。災害について正しい知識を身に着け正しい対策をすべき」

サバイバルクイズ

自分の顔が画面に取り込まれ、キャラになります。
そのキャラの動きが自分の動きに連動します。

出題されるクイズには手を挙げること(2択なので片手or両手)で解答するのが面白いです。

ネット遊具(からだでおぼえる!防災アクション)

子どもの大好きな大型遊具ですが、地震の時に取るべき姿勢を教えてくれるという教育目的もあります。

机の下からスタートし、姿勢を低くして進み、ロープからおりるという災害時に役立つ動きが体験できます。

最後は後ろ向きにおりるのに注意してください。

2階の展示

我が家は今回は1階の展示を中心に体験しましたが、2階には

・119番通報が体験できる「通報訓練コーナー」

・日常生活に潜む事故について学ぶ「日常生活事故防止コーナー」

・ヘリコプターの操縦ができる「消防ヘリゲーム」

などもあるようです。

まとめ

立川防災館はためになるし、子ども達の満足度も高かったです。

機会があればあと2つの防災館にも行ってみたいです。

本所防災館には、立川防災館にはない「水害の体験コーナー」があるらしいです。
集中豪雨や津波もこわいので、水害についても知っておきたいですよね。

池袋防災館では毎週金曜日にナイトツアーをやっているそうです。
(金曜日の午後5時と7時に開催。個人も電話予約がおすすめ)
そちらも気になりますね。

防災館とは運営が違うようですが、お台場にある東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)にも近いうちに行ってみたいです。