今回は最新の図鑑をご紹介します。
色々と工夫が凝らされていたり、最新の技術(撮影技術や切断技術)や学説が取り入れられていたりするので、大人も楽しめると思います。
こども元素ずかん
私たちの身の回りのものは全て元素からできているということが実感できる本です。
該当の元素からできている物質の写真や発見者の写真、科学エッセーが載っています。
元々は大人用世界で一番美しい元素図鑑が人気を博し、子ども向けに改訂された本書が発行されることになったようです。
美しき小さな雑草の花図鑑
私たちの身近にある雑草の花に焦点を当てた図鑑です。身近な雑草約100種類が掲載されています。
雑草の花って普段はあまり注目されませんが、意外と綺麗であることに気付きます。
この本を持って子どもと一緒に公園など家の近所を散策したいです。
この図鑑はテーマも良いですが、小さな花を拡大した写真もとってもきれいなのでぜひ見てみてください。
この本の評判が良かったようで、第二弾もっと美しき小さな雑草の花図鑑も出ています。
だんめん図鑑
色々なものをカットした断面を載せています。
日本切断研究所というところが作っている図鑑です。
その所長によれば、人工物の断面からは作った人の思いや工夫が見て取れるそうです。
また、自然物の断面(オウムガイの殻など)もとても神秘的です。
リアルサイズ古生物図鑑
古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑 中生代編
絶滅した生き物の大きさを現代の風景の中で実感できる図鑑です。
古生物は一見すると上手く風景に溶け込んでいるのですが、実際はあり得ない風景なので2度見してしまいます。
古生代編、中生代編、新世代編など時代ごとに3冊に分かれています。
ふしぎの図鑑
幼い子どもが暮らしの中で感じる素朴な疑問に答えるというコンセプトの図鑑です。
疑問例
「空はなぜ青い?」「どうしてお腹が鳴る?」「アサガオは、なぜ朝がわかる?」 「お店の卵は、あたためるとひよこになる?」など
大人も上手く説明できないものが多いので、図鑑でしっかり理論を説明してもらえるとありがたいですよね。
まどあけずかん
まどあけずかん たべもの: 英語つき (小学館の図鑑NEOまどあけずかん)
全ページめくって遊べる仕掛けのついた図鑑です。
「いきもの」「たべもの」「のりもの」の3冊があります。
我が家にあるのは「たべもの」です。
仕掛けはどんなものかというと、めくると食品の断面図が見えたり、冷蔵庫や料理中の鍋を開けられたり、めくった食材を重ねてハンバーガーを作ってみたりできるなど、バラエティに富んでいます。
掲載されている食材には全て、英語訳がついており、その音声は特設サイトで確認できます。
ほんとのおおきさ水族館
水族館の生き物を原寸大で掲載している図鑑です。
生き物を近くで見ているかのようなリアルさがあり、生き物のサイズ感がよく分かると思います。
これは海の生き物ですが、動物バージョンもあります。
上記は学研から出ている本ですが、小学館(NEOシリーズ)からも似たコンセプトの図鑑が出ています。
くらべる図鑑
色々な物を比較して載せている図鑑です。
内容は生き物の大きさや体重を比べる、乗り物の大きさや速さを比べる、オスとメスを比べる、建造物の高さを比べる、など多岐に渡ります。
世界と日本の文化を比較するコーナー(給食や家を比べるなど)は、国際理解に役立つと思います。
色々な「世界一」を集めたコーナーも面白いです。
もっとくらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+ぷらす)も出ています。
さわって学べる算数図鑑
算数で教わることが仕掛けで表現されている図鑑です。我が家にもあります。
子どもはそれらをいじっているうちに算数的な概念が理解できるようになっています。
算数概念は具体的にイメージしづらいものも多いですが、この本ではそれが視覚的に捉えられるのが良いです。
おすすめは展開図から立体を組み立てるページです。
同じシリーズにさわって学べるプログラミング図鑑というのもあり、そちらも気になっています。
入試に出る〇〇図鑑
中学受験の入試に出るものに絞って載せてある図鑑です。我が家にはこのシリーズの植物版Z会中学受験シリーズ 入試に出る植物図鑑 改訂版があり、この本から探して育てる植物を決めています。
中学受験で扱うもの=一般教養として大事なもの、なので、中学受験しないお子さんにもおすすめです。
今回の記事で参考にしたテレビ番組・本
※今回の記事は下記で紹介されていた図鑑の中で気になったものや、元々うちにある図鑑の中からお薦めのものをまとめました。
番組「所さんの目がテン!」 2020年8月2日(日)放送分 ディープな世界が広がる個性的な図鑑