秋葉原にあるYKKの「ものづくり館」に行ってきたので、どんなところかレポートします!
ものづくり館ってどんなところ?
ファスナーの会社、YKKがやっている施設です。
「お手頃価格で気軽にものづくりが楽しめるコーナー」「ファスナーに関する展示ブース」などがあります。
見学は無料、ものづくり体験は料金がかかりますが、基本的にかなり安いです。
ものづくりコーナーにあるたくさんの材料↓
テンションが上がりますよね♪
日によって色々な手芸イベントも開催されています。
ものづくり館by YKK利用時の注意点
※ものづくりや施設見学には予約が必須です。予約なしで施設に入ることはできないのでご注意ください。
当日でも空きがあれば電話で予約できます。
※小学生以下の子どもは保護者のサポートが必要です
ものづくり体験の予約方法については後で詳しく書きます。
まずはどんなものが作れるのかご覧ください!
ものづくり館でうちの子たちが実際に作ったもの
1階がものづくりのできる作業場になっています。
うちの子たちはここで、2人で計6つの作品を作らせてもらいました。所要時間は約1時間、料金は全部で4700円でした。スタッフさんが1対1でついてくれてこの値段はかなり安いと思います。
<写真左上>革のスナップケース ¥ 1000(2人ともやりたがったので2こ)
<右上>貼ってつくるポーチ¥ 500
<真ん中>ネックストラップ¥ 1000
<左下>プチファスナーポーチ¥ 500
<右下>流れ星の3本ファスナーポーチ¥ 700
ものづくりの作業内容の紹介
革のスナップケース
好きな革とボタンの組み合わせで作れる名刺サイズのケースです。縫わずに作れるので簡単です。
折り曲げて両面テープを貼って、ボタン専用取付機を使ってスナップボタンをつけて仕上げます。
模様のついたボタンは養生テープで保護してからボタン打ちするなど、細かいところに気を配ってるのが勉強になりました。
貼ってつくるポーチ
布用の糊を使い、アイロンをかけるだけでポーチを作ることができます。生地の柄とファスナーは好きな物を選べます。
布用のペンやクレヨンで色塗りもできます。
ネックストラップ
暗闇で光るネックストラップです。首のところに安全装置(力がかかると離れる)付きなので、お子さんも使えます。
ストラップ2本とスライダー、キャップをそれぞれ好きな色を選んで作ります。
ストラップは長さも自分の好みにできます(長さを測って切る)
先はセメダインで接着します。押し込むのに少し力が必要です。
流れ星の3本ファスナーポーチ
虹色に光るファスナーと生地、ファスナー先の可愛いパーツ(チャーム)を選んで作ります。
布はリバーシブル生地も選ぶことができます。(ファスナーを開けた時に見えるので可愛い)
作業にはミシンを使いますが、3本のファスナーは元々くっついた状態なので、それと好きな布をあわせて中表にして、ぐるっと4辺を縫うだけなのでそんなに難しくありません。ただ縫う際に適宜スライダーを動かして縫う必要があります。
ミシンは足踏みタイプ、まち針の代わりにクリップを使うなど安全面に配慮されています。
〈ミシンでやる作業例〉
・ミシンの押さえをおろす
・前に縫う
・返し縫いする
・糸切りする
・上下停針して作業する
プチファスナーポーチ
生地とファスナー、仕上げる形を選んで作る小さめのポーチです。
形は「折り返す長さ」で変わるそうです。
ミシンで角度を変えて縫っていくと、面白い形ができあがります。
ファスナーを下ろしていくと長い棒のようになります。
体験内容は時々変わるそうです。
現在体験できるものづくりメニューは公式サイトの「ものづくり体験メニューのご案内」のページでご確認ください。
ものづくり体験の予約方法詳細
公式サイトの「ワークショップ(施設カレンダー)」から空いている日時を調べ、メールか電話で予約します。メールは日時に余裕を持って連絡してください。
こちらから伝えるのは日時、人数、体験したいメニュー、名前と電話番号などです。
一回の予約枠は1時間です。その枠内で1つか2つ程度の作品を作れます。
(うちの子たちは急いで作業して3つずつ作りましたが、じっくり作業したいなら2つまでにするのがいいと思います)
ものづくり館の展示について
広くはないですが、 2階と3階にファスナー関連の展示スペースがあります。2階は子どもも楽しめる内容で、3階は大人向けって感じでした。
2階(学び舎)の展示内容
・ファスナーの仕組みの展示
・ファスナーの歴史の展示
・色々な種類のファスナーの紹介
個人的には左右に引っ張ると外せるファスナー(QuickFree)が面白かったです。
・来館者が無料でできるガチャガチャ
・パソコンでくまちゃんの「服とファスナー(ボタン)の組み合わせ」を好きに選んで、出来上がったものをシールにできる機械
などがあります。
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パソコンでデザインしたシールと、ガチャガチャから出てきたくまモンのグッズ
3階(クリエイティブラウンジ)の展示内容
環境に配慮したファスナーや、その仕組みについて展示されています。
さとうきびや海洋プラスチックゴミを材料として利用するなど、色々な取り組みをされているようでした。
4階にはセミナールームもありますが、特別イベントに使用する場所なので今回は見ていません。
まとめ
子どもたちは元々工作や手芸が好きなので、とても楽しんでいました。
展示物もかなり勉強になり、ファスナーに思ったより色々な種類があることに私も子どもたちも驚きました。
場所は秋葉原駅からけっこう近くて行きやすので、この記事を読んでいいなと思った方はぜひ行ってみてください!