コーラが一瞬でフローズン状に！科学の勉強になるコーラを飲んでみた！

先日、お出かけ先のコンビニで変わったコーラの自販機を見つけました。

「アイスコールドコカ・コーラ」というものです。

アイスコールド　コカ・コーラって何？

一見普通の冷えたコーラですが、開栓して少し刺激を与えるだけでフローズン状になるコーラです。

「過冷却」という現象を利用しています。

液体が本来凍ってるはずの温度なのに液体のままでいるとき、少しの刺激で一気に氷になるという現象です。

一瞬で液体が凍るのがマジックみたいで面白く、人気の実験です。

この実験でポイントとなる「本来凍ってる温度なのにまだ凍ってない状態」を作るには、液体をゆっくり刺激を与えずに冷やす必要があります。けっこう難しいみたいです。

過冷却の原理をもっと詳しく知りたい人は、日本ガイシのサイエンスサイトの解説を読んでみてください。

アイスコールドコカコーラは-4℃まで冷やしてあり、凍り始める手前ぎりぎりの状態に保ってあります。

開栓すると、炭酸飲料のため容器内の内圧開放が刺激となって一気に「コカ･コーラ」が液体からシャリシャリしたフローズン状に変化するそうです。

専用自販機の近くにある購入のための札を持ってレジにいく

↓
支払いを済ませると専用カードがもらえる
↓
専用カードを自販機に入れると、コーラが取り出し口に出てくる

↓
コーラを一口飲んでフタを閉める
↓
ボトルを一回ゆっくり逆さまにする

↓
上手く行けばフローズン状のコーラが楽しめる

料金は自販機の設置場所によって違うかもしれませんが、普通のコーラとほぼ変わりません。

※アイスコールドコカ・コーラは2016年から販売されてるみたいですが、最初は東北・四国地方のセブンイレブンの一部店舗での販売だったようです。

現在は全国のセブンイレブンの一部店舗や一部のテーマパークなどで販売されています。

販売店のリストはこちら

アイスコールドコカコーラは楽しく科学（化学）が学べる良い教材だと思います！

条件・状態によっては上記の現象が起きない可能性もありますが、それでも普通のキンキンに冷えたコーラとして飲めるので、損はしません。

皆さんもお近くにあればぜひ試してみてください。