子ども向けクッキングスタジオでの料理体験について
うちの近くに子ども向けクッキングスタジオがあり、そこではクッキー作りなどが体験できます。
クッキー作りと言っても、実は生地までは作ってあって、子どもがやるのは「伸ばして型抜きしてトッピングして焼く」作業だけです。
粉の軽量など地味で面倒な作業は飛ばして、料理気分を味わえる楽しい部分だけを体験させるのはずるい気もしますね(笑)
でも、今の段階ではそれで「料理は楽しい!」って思って、料理に興味を持ってくれたらいいのかなと思っています。
なので、うちで子どもと一緒にやる料理も「簡単に料理している気分が味わえるもの」を基準に選んでいます。
例えば、『知育菓子の代わりになる!?森永ブランブレッドを作ってみた感想』の記事のような料理です。
カルピスを使った料理
今回、子どもの「料理したい!」気持ちを満たす簡単料理として選んだのは、カルピスで作るグミとシャーベットです。
簡単だし、カルピスを使うので味で失敗することはありません。
いろんなフレーバーのカルピスで作るとカラフルでより楽しいですよ。
レシピは、販促で配られていた物を参考にしました。
グミの作り方
<材料>
・カルピス原液55ml
・ゼラチン5g
・水15ml
カルピスと水を混ぜる
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電子レンジ(500w)で30秒加熱し、ゼラチンを入れ、混ぜて溶かす
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型に入れて粗熱が取れたら冷蔵庫で固める
※グミの型は何でもいいですが、100円ショップなどでもいろいろな型を売っているのでそういった物を利用してもいいと思います。
うちは販促グッズでもらった物を利用しています。
シャーベットの作り方
<材料>
・カルピス原液25ml
・牛乳または水45ml
カルピスと牛乳または水を混ぜる
↓
型に入れて冷凍庫で凍らせる
カルピスに関する雑学
カルピスにまつわる小話
・カルピスは日本初の乳酸菌飲料である。
創業者が内モンゴルで現地人に「すっぱいミルクのような飲みもの」をもらって飲んで元気になったことから、それをヒントにして作ったそうです。
・カルピスという発音は英語のcow piss(牛のおしっこ)と似ているので、アメリカなどではカルピスはCALPICO(カルピコ)という名前で売られているそうです。
ちなみに他社製品ですが、ポカリスエットのsweat(汗)という表現も英語圏の人には気持ちが悪く感じられて不評のようです。
・カルピスの水玉模様は、星(天の川)のイメージらしいです。※カルピスの発売日が7月7日だったため
カルピスとカルピスウオ-タ-の違いの実験
高校の化学では、カルピスを使った以下のような実験をやることがあるそうです。
カルピスとカルピスウォーターに含まれている乳酸濃度を求める。
(中和滴定というやり方で求める。中和滴定とは、中和反応を使って濃度を求めるもの)
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カルピスをカルピスウォーターと同じ乳酸の濃度(高校化学ではモル濃度という言葉も使います)になるようにし、同じ味になるのか確かめる。
結果は違う味になるそうです。私は味音痴なので分かるか不安ですが。
その主な理由は、カルピスウォーターは長時間分離しないように、乳たんぱくの粒子を細かくしているからだそうです。
子どもとやるにはちょっと難しい実験ですが、こういったものがあることを覚えておくといいかもです。