うちがディズニーの英語システムを中古で買おうとしている理由
現在、幼児の英語教材として有名なのは「ディズニーの英語システム」と「ワールドワイドキッズ」ですよね。
※2つの教材の比較記事はこちら→『ディズニーの英語システムとワールドワイドキッズの比較』
うちはワールドワイドキッズの正規会員ですが、ディズニーの英語システムの中にも欲しい教材があります。レッツプレイという、工作をしながら英語が学べるものです。
しかしこのセット、単体販売はしていないらしく、他の大量の教材と一緒に購入しないといけないようです。
既にそれなりの英語力がついているうちの子には他の教材は要らないので、販売会社には申し訳ないですが、中古購入させてもらうことにしました。
(実はもう購入済です。その教材の感想についてはまた後日記事にしたいと思います。)
自分が中古購入する前に、ディズニーの英語システムを中古で買うデメリットについて調べたので、まとめてみたいと思います。
※ディズニーの英語システムは以下適宜DWEと略します
ディズニーの英語システムを中古で買うデメリット
DWEの中古購入と正規品購入の一番の違いは、「様々なサービスが利用できる、ワールドファミリークラブの会員になる資格があるかどうか」です。
<ワールドファミリークラブって何?>
ワールドファミリークラブとは、DWE正規購入者のためのサービスです。毎月会費が3000円かかりますが、これに入ると会員向けのいろいろなイベントやサービスが利用できます。
会報誌が届いたり、たまにDVDがもらえるなどの特典もあるようです。
正規購入した人の中にも会員になっていない人はいますが、これも含めてディズニーの英語システムなので、入っていないとDWEに関する活動が制限されてしまいます。
非正規購入のデメリット=会員のメリットについて
会員でないとイベントに参加できない
DWEではワールドファミリークラブ会員が参加できる英語イベントが年間1500以上あります。
※全国で行われているので、全てに参加できるわけではありません。地域によってはイベントが少ないところもあります。
※権利の関係上、このイベントにはミッキーなどディズニーキャラは出てこないそうです。
イベントとはどんなものかというと、基本はネイティブの先生がやるショーみたいなものです。
このイベントに参加できないということはつまり、「楽しい英語体験の場」が減るということです。
中古購入した場合は、別に英語教室に通ったり、近所の教会のイベントに参加したらいいと思います。
参考までに、うちは誰でも行けるしまじろうの英語コンサートに連れて行ったり、職業体験テーマパークのキッザニアで英語で職業体験させたり、長期休みは英会話教室キッズデュオのスクールに通わせるなどしています。それらについてこのブログに書いていますので、よかったらあわせてお読みください。
会員でないと電話レッスンに参加できない
ワールドファミリークラブの会員は、週に1回、ネイティブの先生と電話で英語レッスンができます。 (テレフォンイングリッシュと呼ばれています)
小さい子は先生に歌をうたってもらったりもできるようです。
教材だけではどうしてもインプットに傾きがちなので、イベントや電話レッスンは良いアウトプットとなります。
電話レッスンを利用できないということはつまり、「英語を実際に口に出す場が少なくなる」ということになります。
中古購入した場合は、英会話教室か、オンラインレッスンをやらせたらいいと思います。自宅で親と英語で会話する時間を作る、「おうち英語」もおすすめですよ。
会員でないと課題クリアで帽子がもらえるキャップ制度に参加できない
DWEではワールドファミリークラブの会員向けに、課題提出システムが用意されています。
与えられた課題をクリアすると、帽子がもらえるというものです。
帽子は課題のレベルによって色が分かれているので、イベントなどで難しい色の帽子をかぶっている子は憧れのまなざしで見られるそうです。
課題とは、音声を録音して提出するようなものです。
実力判定試験ではなく、教材に取り組ませるためのご褒美の意味合いが大きくなっています。つまり、これが利用できないと「やる気を持続させることが難しくなる」可能性があります。
中古購入した場合は、個人で目標を設定したり、お子さんが教材に取り組まなくなって来たら一緒にやろうと誘うなどの努力をすればいいと思います。
ヤフオクなどで中古のキャップを買って、ご褒美として与えてもいいと思います。かぶっていく場所があまりないですけどね(笑)
会員でないと教材を修理、交換できない
ワールドファミリークラブの会員には教材を無償交換できるという特典があります。
DWEの教材は高価ですが、会員になっていれば壊れたり破れたりするのを気にせず子どもが小さいうちから自由に触らせてあげることができます。
中古購入した場合は、教材を修理・交換できないのが困りどころです。
元々中古なのだから(たとえ未使用であっても)見た目は気にせずどんどん使わせてあげるといいと思います。
壊れてしまったら買いなおすか、諦める覚悟があればいいと思います。
会員でないと教材の使い方を相談できない
ワールドファミリークラブの会員は教材の使い方を電話で相談することができます。(通話料無料)
中古購入した場合は、そういった相談相手がいないので、同じようにDWEの教材に取り組まれている他のご家庭のブログなどを参考にするといいと思います。
会員でないと仲間が作りにくい
仲間がいると情報交換したり励まし合えたりするので、同じようにDWEの教材を使っているご家庭と交流を持ちたいと思う人もいるかもしれません。
ワールドファミリークラブの会員同士はイベントで会えますし、専用サイトで会員同士の交流ができます。
中古購入した場合は、仲間を探すのに努力が必要になります。とはいえネットの発達した時代なので自分から積極的にいけばそんなに難しくはないと思います。
その他、中古教材のデメリットについて
購入前にある程度教材研究が必要
中古購入者は変な品物を掴まされないために、ある意味正規購入者より教材に詳しくなる必要があります。その研究が面倒な人は正規で買う方がいいかもしれません。
教材の欠品の確認、適正価格の見極めなどが必要ですが、ディズニーは教材の数が多く年代によってバージョンも違ったり複雑なので集めるのが結構大変です(汗)
教材はちゃんと全部揃っていないと嫌という人は、中古品でも「未使用」あるいは「欠品なし」と明記されているものを選ぶといいと思います。
新品ほどの魅力がない
ファッション評論家のピーコさんに言わせれば、「セールで買ったものはその値引き価格分の価値しかない」そうです。
本当にそうかは分かりませんが、多分知育教材も本当は新品を正規購入した方が活用度は上がると思います。
新品を高額で買った時のような「元を取ってやるぞという気持ち」は持ちにくいですしね。
もちろん、正規購入しても挫折する人は大量にいるんですけどね。
教材の清潔度が気になる
たくさん中古を扱う業者さんでも、中古品の正確な状態を伝えるのは非常に難しいらしいです。なぜかというと、「きれいか汚いか」の判断基準が個人個人ですごく異なるからだそうです。
私が購入した中古教材は、新品同様というふれこみで販売されており、見た目は良かったのですが、少しカビっぽい?匂いがついていて気になりました。
ディズニーの英語システムを中古購入するメリット
先に中古購入のデメリットばかり挙げましたが、次はメリットをまとめます。
安い(というか、なんとか手を出せる価格になる)
DWEはセット内容にもよりますが80万以上になる高額な教材です。
そのため一括で買うのが苦しい人も多いと思いますが、分割で買うとかなり割高になってしまいます。
それが中古だと安く買えるのがメリットです。
昔の物でもほとんど学習内容が変わらない
DWEは年代によりいろいろなバージョンがありますが、学習内容自体はほとんど変わっていないそうです。
(一部途中で追加になった教材セットもありますが、元々あるメイン教材は基本的には初版から内容は変わらずメディアの種類やアニメの立体度、字幕表示の利便性などが違うだけです)
なので、多少見にくいのを我慢できるなら昔のバージョンを買うと安くてお得です。
好きな教材だけ買える
DWEを正規購入する際のデメリットは、何十万もするセットで買わないといけないことです。
その中には、内容がかぶっているものもあります。(内容がリンクしていると好意的に捉えることもできます)
例えばメインのDVDの歌だけを取り出したのが「シングアロング」という教材になっています。
それぞれ目的が違うので、両方持っていて損はないですが、両方は要らないと思う人も結構いると思います。
それが中古だと好きなものだけ選んで購入することができます。
正規だと一度に大量に届いて開封だけでも大変でうんざりすると思いますが、中古だと小さなセットで買えるので、収納場所を考えながら少しずつ買い足すことも可能です。
子どもが全く興味を示さなかった場合に損する額が小さい
DWEを新品で買った場合、ほとんど使わずに売ってもかなり損をすることになります。
中古を適正価格で買った場合は、自分のお子さんがすごく汚したのでなければ、ほぼ同じ値段で売れます。
DWEは良い教材ですが、他に好きなアニメなどがある場合、DVDなどを観るのを嫌がるお子さんもたまにいるようです。
子どもが大きくなってから買える
DWEはプレイアロングという赤ちゃん向け教材も含まれていたり、できるだけ早くから英語に耳慣れすることが推奨されているので、2歳くらいまでに購入する人が多いと思います。
しかし、教材の中には大きくなってからしか活用できないものもけっこうあります。
そこを、中古なら子どもが使える年齢になってから購入することができます。
話が逸れますが、私が服を買う際のモットーとして、「明日着られる服を買う」というのがあります。
私みたいにすぐ活用したい、早めに買って寝かせておくのが嫌いな方は、中古購入の方が合っているかもしれません。