赤ちゃん・幼児連れでホテルに宿泊する際のコツや注意点
・子連れでホテルに宿泊する際、うちはいつもできるだけ「和室」で探します。
子どもはベッドから転落するおそれがあるし、床に座り込むので靴を脱いで上がるところの方が良いからです。
※ただし、和室のあるホテルは少ないので選択肢は少なくなります。
また、可能な限り「禁煙」の部屋を予約します。
・洋室に泊まる場合、ハリウッドツインというタイプの部屋(ベッドとベッドをくっつけて配置した部屋)だとダブルよりも横幅が広くなるので、子どもが添い寝しやすいです。
赤ちゃん連れの時はベビーベッド、幼児連れの時はベッドガード(ベッドの横につける転落防止柵)を借りられるか尋ねます。
※これらは数に限りがあるので、当日ではなく事前に予約した方が安心です。
他にもホテルによっては、無料のレンタル品として、子ども用のパジャマ、子ども用の踏み台、床に敷くプレイマット、ベビーバス、バスマット、おむつ入れ、ベビーカー、バウンサーなどを用意しています。
・子ども用のアメニティとして、歯ブラシとスリッパを用意してくれているホテルもあります。
赤ちゃん連れにはベビーフードをくれるホテルもあります。
・子ども用パジャマはホテルに用意があっても、サイズが大きかったり、夏でも長袖だったりすることもあるので、うちはいつもパジャマ用にTシャツと緩いズボンを持参しています。
このTシャツとズボンは外で着てもおかしくないデザインにして、旅行中の「予備の着替え」にします。
・ホテルをネットで予約する場合、予約サイトによっては、子どもを含めて検索しようとすると、上手く探せないことがあります。
そういった時は大人の人数だけで検索し、気になるホテルの説明ページを読んで「子どもを同伴する場合」について確認します。書いてなければ電話で問い合わせます。
「未就学児の添い寝は無料」というところが多いです。ただし、「子ども2人まで」などの条件がつくことがあります。
大人が朝食付きのプランの場合は、子どもの朝食料金を追加で払いますので、その点も要確認です。
うちは大人2人分で部屋を探し、ホテルに問い合わせた後、ネットで備考欄に「添い寝の子どもの人数、子どもたちの年齢」を書いて予約しています。
・子どもは体調を崩しやすいので、キャンセル料についても事前に確認しておくといいと思います。
・子連れでたくさんの荷物を持っての移動は大変なので、あらかじめホテルに荷物を宅配便で送るという方法もあります。ホテルによっては、送った荷物を部屋まであらかじめ運び入れておいてくれます。
(ホテルの方のお仕事を増やしてしまうし、ちゃんと着くか不安なのでうちは「いざという時」しか使いませんが)
ホテルに荷物を送る際の注意点
・荷物を送ってもいいかどうか、ホテルのサイトで調べるか電話で問い合わせてからにしてください。
・うちが以前ホテルに荷物を送った時は、以下のように指示されました。
「住所はホテルの住所、宛名はホテル名と予約者の名前両方を書く」
「備考欄に宿泊日を書く」
※もし予約番号が分かる場合はそれも書いておくといいと思います。
・郵便局や宅配便の業者さんからは、以下のような注意事項を聞きました。
「荷物の中身を詳しく書くこと」
「スプレー缶などは物によっては送れないので、できれば入れない方がいい」
「荷物が未着になると大変なので、1日余裕を持って送ること」
「当日ないと非常に困るものはできれば入れないこと」
・宅配便に出す際は、段ボールに入れなくても、旅行カバンのままで送れます。うちは鍵のかかる旅行カバンで送っています。
先日ディズニーランドに行くために泊まったホテル
うちが先日(2017年7月)ディズニーランドに行った際に利用したホテルは、正直「超適当」に探したんですが、泊まってみたら意外と良かったのでご紹介します。
新浦安にある『ラ・ジェント・ホテル東京ベイ』というところです。
ラ・ジェント・ホテル東京ベイのいいところ
新しい
2016年12月23日にプレオープン、2017年3月1日にグランドオープンした新しいホテルです。
館内はもちろんまだきれいだし、内装もすっきりしていておしゃれだし、部屋のキーも最新型のカードキーになっています。
カードキーについて
カードキーは部屋に入る時はタッチだけで反応します。部屋の中に入ったら、カードキーを入り口付近にあるホルダーに差し込むと電気がつきます。
カードキーの紙のケースにだけ部屋番号が書かれており、カードキー自体には部屋番号が書いてありません。
カードキーを落としても部屋番号が分からず安全というメリットがあります。
その半面、紙のケースを持っていないと部屋番号が分からなくなるので、家族みんなでちゃんと番号を覚えてください。
料金がお手頃
・宿泊料は日にちや部屋で違いますが、うちは「大人2人+未就学児の子ども2人」が和室に泊まって一万円でした。
事前にカード決済をすると一番安い料金で利用できるようです。
朝食のお弁当が無料サービス
・宿泊者は朝食にお弁当がもらえます。
※不思議なのですが、「素泊まり」って書いてあるプランでももらえます。他のホテルだと、素泊まりは朝食が出ないのが普通ですが。
お弁当配布は宿泊客全員に対するサービスみたいです。
千葉の老舗弁当屋『万葉軒』がこのホテルだけに提供する特別弁当だそうです。
「お弁当」「カツサンド」から好きな方を選べます。
飲み物も緑茶かオレンジジュースが選べます。
お弁当は子ども用もあります。子ども用は1種類で、かわいい巾着に入っています。
中身は小ぶりなお弁当と、アンパンマンのりんごジュースです。
このお弁当は朝6時から10時までラウンジで配っており、ルームキーを見せて、部屋番号を伝えるともらえます。
食べる場所はラウンジでも、部屋でもいいそうです。(ホテルの外に持ち出しは不可)
ラウンジには電子レンジがあるので温めることもできます。
無料のドリンクバーがある
ラウンジにはドリンクバーのようなコーナーがあり、飲み物が飲み放題です。
ただし、コーヒーやウーロン茶など大人向けの飲み物が多く、小さな子どもが飲めるのはオレンジジュースかりんごジュースくらいです。
ジュースは一応100パーセントらしいです。
このドリンクバーが利用できるのは、14時~25時なので、朝食と一緒に利用することはできません。
子連れに優しい
・ロビーにはキッズスペースがあります。チェックインなどの際にここで遊ばせておくと退屈させないので助かります。
・子どものアメニティセット(スリッパと歯ブラシ、歯磨き粉)が可愛い袋に入ってもらえました。
スリッパはかわいいクマさんの絵が描いてあって、子どもが大喜びでした。
・子どもサイズのパジャマも借りられましたが、130サイズだけだそうで、うちの子には大きすぎました。
また、真夏でも厚手のパジャマで長袖なのでお子さんは嫌がるかもしれません。
・部屋の中も子連れに優しくなっています。
洗面台のところには折り畳める踏み台も置いてありました。
空気清浄機も最初から設置されていました。
部屋にはもちろんTVもあります。壁にくっついていてかっこいいです。
・部屋は全室禁煙です。
和室がある
そもそもうちがこのホテルを探し当てたのは、和室を条件に検索したからです。
低いベッド?マットレス?が入っており、そこで寝ます。少し高さはありますが、サイドには空きスペースがないので、落ちるとしても、足元からなので安心です(余程寝相が悪くなければ…)。
部屋に段差はなく、靴は部屋の入り口で脱ぐように床に指示があります。
今回うちは利用しませんでしたが、子連れには2段ベッドのある部屋も人気だそうです。
お風呂とトイレが別の部屋
トイレとお風呂が別々になっており、お風呂にはちゃんと洗い場があります。
ビジネスホテルなどでは浴槽のすぐ横にトイレがあって、カーテンでお風呂から水が飛ばないようにするところもありますが、子どもがいるとびちゃびちゃになりますよね。
ここはお風呂とトイレの間にちゃんとドアがあるので、安心です。
シャトルバスがある
ラジェントホテル東京ベイはディズニー公認ホテルではないのですが、ディズニーランド・シーと舞浜駅とホテルは無料のシャトルバスが巡回しています。
予約不要で乗ることができます。(所要時間25分)
ただし、シャトルバスの乗り場まではちょっと歩くし、分かりづらいです。
乗り場までの詳しい行き方は、公式サイトの「シャトルバスのご案内」ページをご参照ください。
乗降場所は他の大型バスもたくさん泊まるところですが、ラジェントのシャトルバスは赤いバスなので目立つと思います。
シャトルバスは12時から17時くらいの間はなく、それ以外も時間帯によっては本数が少ないです。
その場合は、タクシーを利用してもいいと思います。2000円程度で行くことができます。
ホテルに向かうシャトルバスはディズニーランドから先に乗せるので、ディズニーシーから乗る方は、ほぼ座れないと覚悟しておいた方がいいです。
近くにコンビニがある
ホテルの隣にコンビニがあり、徒歩1分くらいで行けます。ただし、ホテルのエントランスからいったん出る必要があります。
ホテルにあるコンビニは小さくて品揃えが悪かったり夜は閉めてしまうところもありますが、ここはそこそこ品揃えがあって24時間開いているコンビニです。
夜間以外は、ここのATMでお金をおろすこともできます。
チェックアウトが楽
精算が済んでいればルームキーをボックスに入れるだけでチェックアウトできます。
チェックアウトは12時までと、けっこう遅めなので助かります。
ラジェントホテル東京ベイの気になること・悪い評判
・シャトルバスは本数が少ないので、満員などで乗れなかった場合に困ります。
乗れなかった場合を想定しておくといいと思います。
予約サイトのレビューを見た感じでは、このホテルに不満を持つ人の多くが、シャトルバス関係のようです(人が多くて次の便まで待たされたとか、そもそも便が少ないとか。特に遅い時間にパークからホテルに向かうバスに乗れなくて困った方がけっこういました)。
・洗面所やお風呂などにはそこそこ広さを取ってありますが、部屋自体は広くはありません。
きれいなビジネスホテルという感覚で利用するといいと思います。
・トイレとお風呂の間にはドアがありますが、トイレと洗面所は同じスペースになっています。
家族が洗面している時に、トイレを使いづらいです。
部屋に鏡が置いてあるので、メイクはその鏡を使って部屋の方でやるといいかもしれません。
・駅からは歩けません。新浦安駅からホテルまでバスで10分です。
・最高でも5階なので、高いところからの景色は楽しめません。
・部屋に置いてある飲み物は緑茶のティーバッグのみでした。コーヒーがあると嬉しいなと思いました。電気ケトルは最初から部屋に置いてありました。
・とことん無駄を省いているという印象で、良いことでもあるのですが、不便もあると思いました。例えば、部屋に電話がないので、フロントに電話をかけるには廊下に出て共通の電話を使う必要があります。
冷蔵庫は最初は電源が入っていないので、自分で庫内のダイヤルをまわして電源を入れる必要があります。
アメニティには化粧品関係がありません。クレンジングや化粧水や乳液などは持参する必要があります。また、体を洗うスポンジもありません。
アメニティとして用意されているのは、歯ブラシ、カミソリ、ブラシ、シャワーキャップ、ヘアゴム、綿棒などです。
・宿泊に特化しているので、中にレストランやカフェはありません。
だいたいの人が遅くまで遊んでくるのでレストランを利用しないのだと思いますが、夕飯前に到着する人は困ると思います。
ホテルの隣にコンビニや大通りに飲食店があるので、こだわらなければ食べ物は確保できます。
・ホテルの名前がカタカナで長くて覚えにくいです(汗)特にお年寄りにはきついと思います。
その他の情報
・徒歩2分のところにスーパー銭湯『大江戸温泉物語 浦安万華郷』があります。
浦安万華郷公式サイト
・時期によるかもしれませんが、宿泊客は外国人よりも日本人ファミリーが多い印象でした。
関西弁や博多弁などが飛び交っていました。
・去年うちが泊まったのは、ホテルエミオン東京ベイです。
今回も最初はそこに泊まろうかと思っていたくらい、そのホテルもおすすめです。
ラジェントより少し高くなりますが、新浦安駅から歩けますし利便性と格式はアップします。
よければそちらもご検討ください。
エミオンについて書いた記事はこちら↓
『4歳児と1歳児と行く!初めてのディズニーシー体験談』
※前半はディズニーシーの話なので、そこは飛ばして後半にある「ホテルエミオンのここがおすすめ!」のところを読んでください。
※今回の記事よりエミオンの方はかなり簡単な紹介になっていますが、単にその記事を書いた時のテンションの違いです。どちらもおすすめのホテルです。