こんな子どもは将来賢くなる!

子どもと楽しくお勉強

どんな子どもが将来賢くなるのか、気になりますよね。

私の高学歴の知人達のエピソードなどから、どんな子どもが将来賢くなるのか考えてみました。

サンプル数は少ないですが、参考にしていただければ幸いです。

ずーっと考え続けることが好き

東大卒のうちの旦那は、常に何かを考えているらしいです。ぼーっとしている時はほとんどないそうです。
むしろ、意識的に「ぼーっとしよう!」と思ってやらないと、ぼーっとすることはないそうです。

工夫をすることも好きです。

そういえば、エリートな知人の中には、頭を使ったり、試行錯誤が好きな人が多いです。

今ぱっと思いつくだけでも、以下のようなエピソードがあります。

・官僚になった知人女性が小学生の頃、オリジナルの文字を開発して人に日記を読まれないようにしていた

・医師の知人が本業で忙しい中、今まで誰も思いついたことがないような推理小説のトリックを考えていた(別に小説家になりたい訳ではないらしい)

・弁護士の知人が、夜中に一回起きて1日の睡眠を2回に分けることで、効率良く仕事できないか試していた(「睡眠2分割」と呼んでいました)

<考えることが好きな子どもを育てる方法>

・すぐに答えを教えない

・子どもに考えさせる質問を、日常の中で投げかけていく

・子どもを急かさない

何にでも「面白さ」を見出そうとする

それを面白いと思えるかどうかで、同じ授業を受けても吸収効率が全然違うと思うので、何にでも面白さを見出す能力がある人は高学歴になると思います。

特に歴史などは、自分で「どうしてそうなったんだろう?」「あの事件とこの事件がつながってるのかな」と問題意識を持ちながら、主体的に学ぶことがとても大事みたいです。

何にでも興味を持つのってなかなか難しいですけどね。文系の私なんて理系的な話になるとすぐに思考停止してしまいます。

いろんなことに興味を持つ人は老人になってもボケにくいそうなので、生涯に渡ってそうありたいですね。

<何にでも面白さを見出す子どもを育てる方法>

・幅広い分野の基礎知識を与える

・親が何にでも興味を持つ

・難しいことは体験を通して学ばせる

競争やゲームが好き

受験は競争好きでないとやっていられません。

なのでゲーム好きな子が、ゲームに挑戦するイメージで受験戦争に向かうと強そうだなと思います。

特に女の子には、「競争が苦手」ってタイプの子がけっこういますが、「正々堂々勝負して勝つ喜び」を知ったらもっと伸びると思います。

競争・ゲームは必ずしも相手が必要ではなくて、一人でもできると思います。

問題を解く時も、「これを何分で解いてやろう」とか、「ミスなしでやろう」とか、自分でゲームを設定できます。

自分でゲームを設定して「それを攻略する」気持ちでやると勉強の苦痛が減って楽しくなりそうです。

ちなみに私は夏休みの宿題は最後の日に泣きながらやっていたタイプですが、旦那は『夏休みの宿題は、できるだけ早く終わらせるゲームのようなもの』と捉えて毎回すぐに終わらせていたそうです。

<競争やゲーム好きな子に育てる方法>

・そもそも子どもは本来競争好きなので、それを伸ばす

・最初は親が提案して、勉強にゲームの要素を取り入れる方法を教える(タイマーを使うなど)

・勝つ喜び、周りに認められる喜びを教えるため、集団の中で何か(スポーツなど)をやらせる

プライドが高い

受験戦争を勝ち抜くには、プライドの高さって大事だと思います。私が会った高学歴の方はたいてい、ものすごくプライドの高い方でした。

プライドが高いと人に悟られないような腰の低い態度=ある意味「処世術」を身に着けている人もいますが、仲良くなるとちょっとした発言からプライドが見え隠れします。

プライドの高さは、粘り強さにもつながります。

例えば勉強とはちょっと違いますが、うちの母は自分のことを「かなり器用な方」だと思っています。

なので、結び目が固くて解けない紐を渡すと、人より粘り強く取り組んでくれます。

自分は勉強が得意だという自負がある子も、人より問題に粘り強く取り組むと思います。

<プライドが高い子に育てる方法>

・「あなたはやればできる子だよ」と言う(子どもは暗示にかかりやすいので。「痛いの痛いの飛んでいけ~」はその最たる例だと思う)

・子どもを信頼し、子どもの意見を尊重する

・時には親が生徒になり、子どもを「先生」や「博士」に仕立てて、何かを解説してもらう

知らないことはすぐ調べる

世間の常識や、学問的に重要なことで自分の「知らないこと」に出くわした時、すぐに調べる子は着実に学力が身につくと思います。

知らないまま放置するのが、長時間歯磨きをしないように気持ち悪く感じる、という感覚があるといいのかなと思います。

もしくは先述のようにプライドが高くて、「世間の常識なのに自分が知らないことがあると恥ずかしいと感じる、だからすぐ調べる」のでもいいと思います。

私は間違った日本語表現を使うと恥ずかしいと思う気持ちが強いです。誤用しやすい表現、例えば「的を得る」は本当は「的を射る」が正しいとか、そういう類のものが気になって仕方ありません。

気にしているとは言え、まだ覚え間違いはたくさんしていると思いますが(汗)

最近友人に、「シミュレーションとシュミレーションが言ってて時々分からなくなるんだ」と相談したら、「趣味じゃないよ!って覚えたらいいよ!」とアドバイスもらいました(笑)

<すぐ調べる子に育てる方法>

・電子辞書や図鑑など、すぐにストレスなく調べるための「ツール」を渡す

・子どもにそれが身に着くまでは、親が子どもの前でそれをやる

・気になったことをメモする習慣をつける

コメント

  1. ぷうちゃん嫁 より:

    こんにちは。
    確かに頭のいい人ってじっとしていられないというか、
    ぼーっとできないというところありますよね。
    知り合いのお医者さんと展覧会に行った時、
    入場までの時間がかかってしまい、
    私はぼーっと立っていたのですが、
    そのお医者さんは、前に立って本を読んでいる人の本を覗き込んで読んでました(笑)
    24時間の濃さが違うんでしょうね)^o^(

    • eisai より:

      >ぷうちゃん嫁様
      いつもコメントありがとうございます!
      じっとしていられないエリートさんってやっぱり他にもいるんですね。
      前の人の本を読むって面白いですね(笑)
      私も、新聞を持っている人がいたらついつい見出しを目で追ってしまうので、気持ちは分かりますが。

      うちの旦那も待ち時間ぼんやり過ごすのが苦手で、紙とペンを取り出して仕事のto do listのメモをしたり、周囲の勝手な分析を始めたりします。
      確かに、私より濃い24時間を過ごしている気がします。
      小さい頃から頭を使うトレーニングをしてきたから、癖になっているんでしょうね。