子どもに苦い薬を飲ませるコツ

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そろそろ涼しくなってきて、風邪も流行る季節ですよね。

そこで今回は、うちの3歳児に苦い粉薬を飲ませるために使っている食品を3つご紹介します。

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※うちでよく処方される苦い薬は、抗生物質のクラリスロマイシンなので、それを飲ませるために使っているものです。

他の薬で試される場合は、飲み合わせもあるので、一応薬剤師さんに相談してください。

食品と薬の組み合わせによっては、薬の作用が強まったり弱まったりするそうです。(グレープフルーツと高血圧の薬や、カフェインはいろんな薬に作用することが有名ですよね)

話が脱線しますが、うちでは子どもに処方された薬の名前(クラリスロマイシン等)は本人に覚えさせるようにしています。

「意味不明なカタカナの長い単語」を覚える練習をしておくと、将来地理や世界史の勉強をする時に役立つかなと期待しています。

小さいうちからカタカナの意味不明な単語を覚える楽しさに目覚めて、将来「スリジャヤワルダナプラコッテ(スリランカの首都)」とか、「セントクリストファー・ネイビス(国名)」とか、「マルクス・アウレリウス・アントニヌス(ローマ皇帝)」とか喜んで覚えるようになればいいなと思います。

その1 専用の服薬ゼリー

専用の服薬ゼリーは飲みあわせを心配しなくてもいいので便利です。注意点は、チョコレート味を選ぶことです。

フルーツ味にしてしまうと苦みが増す薬があります。(マクロライド系の抗生物質などがそうです。クラリスロマイシンはまさにそれです。)

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最初は汁が出てくるので、それを捨ててから使ってください。大き目のスプーンなどの上に、ゼリー→薬→ゼリーの順で重ねて一口で食べさせます。このゼリーで完全に薬を包んで、子どもの舌に当たらないようにするのがコツです。

この商品は開封後の賞味期限が3日と短いので、2つ買っておくといいかもしれません。

その2 アイスクリーム

これは試されたことのある方も多いと思います。バニラ味やチョコレート味がおすすめです。うちでは奮発してハーゲンダッツを与えています。アイスで薬を包むようにするのは上記の服薬ゼリーと同様です。混ぜてすぐ食べないと溶けるし苦くなるようなので、すぐにお子さんの口に入れるようにしてください。

その3 練乳

最後に持ってきましたが、これが量も調節しやすく、実は一番おすすめです。普段は与えないので特別感があるようです。
(うちではかき氷やいちごに練乳をかけないようにして、病気の時しかもらえないようにしています)

他にもこんな食品と薬を混ぜられます

その他、お子さんが好きな食べ物なら何でも試してみていいと思います。
(飲み合わせは一応気をつけてください)
うちの子はチョコ入りのマシュマロを口にほおばり、そこに薬を入れたりもします。

クラリスを飲ませる時に他に試してみてもいいのは、

○プリン

○砂糖

○ココアパウダー

などがあります。

逆にダメ(苦みが増す)のは

×ヨーグルト

×フルーツ系のジュース

×スポーツドリンク

などです。

その他の工夫

・苦い薬は、アイスを舐めさせて舌の感覚を少しマヒさせてから飲ませるのもいいようです。

・薬を入れる容器を、普段は触らせない特別なものにすると飲んでくれやすくなるようです。

・苦い薬がどうしても飲めない場合、医師に相談すると別の薬に変えてくれる場合があります。

うちの子は、クラリスロマイシンをオラペネムという薬に変えてもらったことがあります。それでも少しは苦かったみたいですが。