学歴主義は悪いこと?学歴をつける利点とは?

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学歴主義・学歴社会は悪いこと?

学歴は、容姿や運動神経などよりも努力でどうにかなる(後天的な)要素が大きいです。

なので、管理人としては「背の高い人が好き」「イケメンが好き」「スポーツのできる人が好き」という女子よりも「学歴の高い人が好き」という女子の方が、好感が持てます。その人の努力を評価していると思うからです。実際はそう思っていても口にする女子は少ないかもしれませんが。(「学歴の高い人が好き」というと嫌らしい感じがしてしまうのは、高学歴が高収入と相関性があるからでしょうね。)

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全ての人に平等にチャンスが与えられているなら、学歴社会は悪いことではないと思います。血統を重んじ、身分や職業を世襲する社会よりもよっぽど正常だと思います。

今の日本では全ての人に「全く平等」にチャンスが与えられているかというと、そうではありません。
「学歴や年収が高い親を持つ子」とそうでない子、「都市部在住の子」とそうでない子は、幼少時より受けられる教育の質に差が出てきます。より条件の良い家に生まれた子の方が、その後高い学歴を獲得するのに有利です。それでもカースト制度などがはびこるインドや、大規模なスラム街が存在するフィリピンなどに比べると日本の社会階層は流動的です。

そここそ社会的な立場のある親の子どもでも、本人のやる気がなければ下流に転落します。
林真理子さんの下流の宴 (文春文庫)は医師の娘として生まれ、早稲田卒の夫を持ち、自身は国立大卒の母が、やる気のない息子のせいで下流に転落しそうで焦る姿を描いています。私も読みましたが、とてもリアルな話でおすすめです。

子どもに学歴をつける利点

泥棒にも取られない

●教育熱心な人は「お金は泥棒に取られるが、学歴は泥棒にも取られない」などとよく言います。

ビートたけしさんも母親に似たようなことを言われて育ったそうです。
(「学歴は借金取りにも取られない」だったかな。うろ覚えですみません)

人生の選択肢を増やす

●「高い学歴をつけることは人生の選択肢を増やすことにつながる」

東大卒で職人になることはできますが、中卒で総理大臣になることはできません。
(※職人は立派な専門職です。単に学歴を必要としない職業の例として挙げているだけで、さげすんでいる訳ではありません)

島田紳助さんが勉強をがんばる娘に、「なんでそんなにがんばるの?」と聞いたところ、「人生の選択肢が増える」と答えられてはっとしたそうです。

子どもに稼ぐ力をつけてやる

「お金そのものを与えるより、お金の稼ぎ方を教えたい」

老子の言葉にも「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ」とあります。学歴は魚を釣る一助となると思います。

高学歴が高収入に直結するわけではありませんが、ある程度は相関性があります。子どもに将来よい暮らしさせてやりたいと望むなら、自分の貯金をそのまま残すのではなく、そのお金を子どもの教育に投じて高い学歴をつけてやろうとするのは自然なことだと思います。