有名な○○式に対する我が家の考え

子どもと楽しくお勉強

七田式に対する我が家の考え

子役の本田望結ちゃんがやっていたことでさらに有名になった七田式。
うちも教材を買う会員(夢そだて友の会メンバー)になっています。しかし、それほど傾倒しているわけではありません。

七田式の提唱する教育法は面白いと思います。しかし、理論的な裏付けが怪しいものも多いと思います。
特に右脳教育については、近年の研究で利き脳の存在は否定されていますので眉唾です。
(しかし、それらが右脳とは関係なく単に脳への良い刺激にはなっている可能性は十分あると思います。七田式が右脳教育と呼んでいる物を否定するわけではありません。)

a1180_012521

また、七田式は幼い子にフラッシュカードを大量に見せることを勧めていますが、これは遊びとして小さな子どもが楽しめるとは思わなかったので、うちでは取り入れませんでした。
(単にうちに合わないと思っただけで、大量記憶によって良い刺激が与えられるというのは一理あると思います。)

ここまで割と否定的なことを書いてきましたが、市販されている七田式の教材の中で我が家に合うものはどんどん取り入れています。特に数のワークなどは重宝しています。
アカチャンホンポなどでも扱っているので、興味のある方は見てみてください。

公文式に対する我が家の考え

実はうちの子の父親(東大卒)が公文式の挫折者です。理論は完全に理解していて次に進む実力はあるのに、ミスしやすい性格のせいでなかなか次に進めないのが面白くなかったらしいです。

同じことを繰り返しやる大切さは理解できるのですが、やっぱりそれは苦行になりそうなので、飽きっぽいうちの子には今のところ合わない気がします。真面目でコツコツやるお子さんには良いのではないかと思います。

古い話で恐縮ですが、この記事を書いている私(子どもの母親)の知人に数学が良くできる子がいました。
その他の教科の成績はぱっとせず地頭が良いという感じではなかったのですが、数学は良くできたのは公文式の算数に長く通っていたからのようでした。このことから、うちの子も本人が興味を示せばまずは算数だけ通わせてみようかなと思っています。

また、七田式と同じく公文式も市販されているドリル系が非常に秀逸です。
公文式は種類もたくさん出ていて、本屋で一つのラックにまとめられているくらいです。

うちはひらがな、数字、切り絵関係で大変お世話になっています。
切り絵、紙工作系はうちの子がハサミにはまって毎日大量のワークのページを消費していた際に、本当に重宝しました。
いろんなシリーズがあって、そのシリーズの中でも「動物」「食べ物」などとテーマ別に何冊も出ています。
できあがる作品は仕掛けなどなかなか工夫された物が多く、大人も感心させられます。

大きな本屋さんに行けば大抵くもん出版のドリルを扱っていると思います。とにかく種類が多いので全ては置いてないかもしれませんが、店頭で探してみるのもいいと思います。

久保田式=カヨ子おばあちゃんの教えについての我が家の考え

他には、脳科学おばあちゃんとして有名な「カヨ子おばあちゃん(久保田カヨ子さん)の理論」がありますね。うちでは本を一冊読みましたが、当たり前の赤ちゃんへの接し方が書かれているという印象でした。

例えば、「いないいないばあ」「あがり目 さがり目」「オムツ替えの時のふれあい」等の遊びが赤ちゃんへの良い刺激になると書いてあり、ワーキングメモリーがどうのこうの…などと理論がちゃんと説明してあるのですが、別にそんなこと知らなくても構わないし、みんなやっていることだと思います。

でも、
●「(一般的によくないと言われているが)赤ちゃんにもテレビはどんどん観せていい」

●「夜は早く寝かせようとしなくてもいい」

●「砂場遊びが知育になる」

など、育児の先輩であるカヨ子さんにきっぱり言い切ってもらうと楽になる言葉や、参考になる考えもたくさんありました。