※今回はテーマが「子どもの車酔い」なので、お食事中の方は読まない方がいいかもしれません。
うちの子の車酔いについて
うちの第一子が、4歳を過ぎた頃から車酔いするようになりました。
今まで何に乗っても平気だったので、うちの子は酔わないタイプなんだと思っていたので驚きました。調べてみると、乗り物酔いは平衡機能が未発達なうちはしないそうで、3歳前後から始まることが多いようですね。
車酔いの状況ですが、うちの子は幼稚園まで園バスで通っており、バスの乗車時間が「行き」だけ長くて30分ちょっとなのですが、その中で多い時は1週間に1回は吐いていました。
一時期はバス通園を止めようとまで思っていたのですが、いろいろ試していたら、今ではほとんど吐くことはなくなったので今回はその方法についてご紹介したいと思います。
うちでやってみた園バスでの酔い対策
行きの園バスで酔わないために、まずは以下の様なことに取り組んでみました。
・できるだけ消化の良いものを食べて行く
・食事は乗車の1時間前までに済ます
・食べ過ぎ、あるいは空腹状態にならないようにする
・前日よく寝る、日曜日は遠出を控える
・風邪などで体調が怪しい時はバスを使わない
・子どもに「バスの中ではできるだけ前を向いていてね」と言う
また、園の方でも揺れにくい席に座らせてくれる、話しかけてくれる、などの配慮をしてくれました。
子どもも飲める酔い止め薬について
上記のような対策を取ってもまだ吐くことがあったので、園バスでの乗り物酔いについて近所の薬局の薬剤師さんに相談してみました。
すると、3歳から飲める乗り物酔い薬の『【第2類医薬品】センパア プチベリー 10錠』を薦められました。
市販薬で、処方箋なしで購入することができます。
2015年9月1日発売と、比較的新しい薬のようです。
ネットのQ&Aサイトなどで乗り物酔いについて調べると、「乗り物酔いの薬は5歳からしか使えない」などの話をよく見かけるのですが、多分この薬が発売される前の情報なんだと思います。
この薬は3歳から飲めますが、子ども専用という訳ではなく、大人も飲めます。
薬剤師さんの話
応対してくれた薬剤師さんに薬の飲み方を相談すると
・こういった薬は遠足などある程度長い時間バスに乗ることを想定しているので、30分程度の園バスの場合だと半錠でもいいと思う
清潔なカッターなどで切って半錠から試してみては
・乗車の30分前に飲ませることになっているけれど、1時間前でもいい
・眠くなる以外特に副作用はないので、毎日飲んでも問題ない
とのことでした。
医師の話
別の件で小児科に行った際に、一応かかりつけ医にも酔い止めを飲ませる件について意見を聞くと
・子どもが乗り物酔いで吐くのは普通なので、後は親の考え方次第だと思う。吐きながらでも通えているなら、特に何も対策はしないで構わないと思う。
吐くのがかわいそうと思うなら、薬を使うのも一つの手段。成分的には毎日飲んでも問題ないが、一つだけ気になるのは、薬の副作用でぼーっとしてしまうこと。
その時に、薬を飲んでぼーっとしているのか、体調不良でぼーっとしているのか分からなくなってしまうと体調不良の発見が遅れるのが心配
とのことでした。
4歳児に酔い止めは効いた?
薬剤師さんとお医者さんの話を総合すると、それほどこわがらずに使っていい薬のようだったので、取り敢えず数回子どもに飲ませてみることにしました。
薬剤師さんの指導通り、乗車1時間前に、包丁で半分に切ったものを水で飲ませてみました。
(水なしで飲めるタイプなので、嚙み砕くのでもいいようです。いちご味がするそうです)
結果は…3回ほど試してみたのですが、うちの子にはかなり効果がありました。
今まで週末に生活が乱れるせいか月曜日に吐くことが多かったので、月曜日に飲ませてみたのですが、薬を飲ませた日は一度も吐きませんでした。
さらなる実験
もしかしたらこれは気分の問題で、偽薬でも効果があるのかもしれない(プラシーボ効果ってやつですね)と思い、薬をミンティアに変えてみました。
アサヒフードアンドヘルスケア ミンティア ミックスベリーフィズ 50粒×10個
ミンティアはタブレット(お菓子)ですが、この酔い止め薬に見た目やサイズがかなり似ているんです。
※上の写真の、私の手に乗っているのがミンティアです。右の薬ととても似ていますよね。名前もちょっと似ています。
うちの子に偽薬として与えてみた結果は…ミンティアでも大丈夫でした(笑)
そういうわけで、現在では特に寝不足とか、病み上がりで体調が不安定という時は本物の酔い止めのセンパアを、それ以外は偽薬のミンティアを飲んで元気に幼稚園に通っております。
飲ませるのを忘れる日もありますが、今のところ気分が悪くなることはないようです。
乗り物酔いは慣れも関係するので、慣れてきたという面もあるのかもしれません。
ご注意
この記事は、素人が自分の子だけに効果を試して書いた無責任な記事です。
この薬ややり方をもし自分のお子さんにも試してみようと思われた方は、一応事前に医師あるいは薬剤師さんに相談なさってくださいね。