職業体験テーマパークの「キッザニア東京」について、今回はQ&A形式で取り上げます。
- Q:キッザニアで迷子は出ないの?自分の子が迷子になったらどうしたらいい?
- Q:飲食物は持ち込める?
- Q:3歳になっていない下の子は連れて行った方がいい?置いて行った方がいい?
- Q:子どもの写真を撮る仕事と撮らない仕事があるけど、どうやって見分けるの?
- Q:キッザニア東京のトイレはどこにある?混んでいる?
- Q:どのアクティビティが待ち時間が少ない(空いている)?
- Q:キッザニアを効率良くまわるにはどうしたらいい?
- Q:子どもに体験させる仕事はどうやって選んだらいい?
- Q:短い空き時間にできる仕事はある?
- Q:仕事以外で、空き時間に何をやるといい?
- Q:キッザニアには何を持っていくといい?
- Q:初心者の親が知っておくといいことはある?
- 初心者の子どもに教えておくといいことはある?
- Q:キッザニアの周辺で暇つぶしできるところはある?
Q:キッザニアで迷子は出ないの?自分の子が迷子になったらどうしたらいい?
キッザニアでは迷子放送はかかりません。もし親とはぐれて困っている幼児がいたら、巡回しているスタッフが保護するそうです。
子どもが迷子になったと思ったら、親はお土産物屋の入り口付近にある「インフォメーション」に行って尋ねてみるといいそうです。
Q:飲食物は持ち込める?
水筒、離乳食、アレルギー除去食以外は持ち込めません。
もし持っていた場合、入場前の荷物検査(カバンを開いて中身を見せる)で、指摘されるかもしれません。
ペットボトルの飲み物が欲しい場合、入場してからラウンジ(2F)で買うことができます。180円とちょっと高いです。
新しく始まったビバレッジサービスセンターのお仕事では、ペットボトルの「GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)」をもらうことができます。
↑ビバレッジサービスセンターのお仕事はなくなりました。
Q:3歳になっていない下の子は連れて行った方がいい?置いて行った方がいい?
まだ体験できない下の子にもキッザニアの雰囲気を味わわせてあげたいという気持ちはわかるのですが、できれば置いていくことをおすすめします。
<下の子は置いて行った方が良い理由>
・上の子の体験についていきたがる、自分も体験したがると困る。
・中はうるさくて下の子のお昼寝などに良い環境ではない。
・親は上の子のお迎えやスケジュール管理、写真撮影でけっこう忙しいのであまり下の子を相手してやれない。
・飽きたからといって退場できない。(一時退場できるのは大人だけ。子どもは下の子でもダメ)
Q:子どもの写真を撮る仕事と撮らない仕事があるけど、どうやって見分けるの?
その日写真撮影のある仕事は、JOBスケジュールカードに写真のマークがついているので分かります。
仕事をする前に知りたい場合は、飛行機の向かいに一覧が貼り出されるのでそこでチェックしてください。
Q:キッザニア東京のトイレはどこにある?混んでいる?
キッザニア東京内には1Fに2か所、2Fに2か所(うち1か所は女性専用)の計4か所トイレがあります。
1Fはピザとベーカリーの近くで、ベーカリーのところは男の子用の便器があります。
2Fは街時計と発明工房の近くで、発明工房のところは授乳室もあって女性専用です。
※狭い方の2F(サッカースタジアム、メガネ屋などのあるところ)にトイレはありません。
トイレの個室の数はそんなに多くないですが、長蛇の列ができているところは見たことがないので、混雑については心配しなくて大丈夫です。
Q:どのアクティビティが待ち時間が少ない(空いている)?
小さい子に馴染みの薄い職業、例えば「証券会社」や「東京ガス」などはわりと空いていることが多いです。
体験できる仕事の種類や回数が多い「スポーツクラブ」や「病院」は、タイミングによってはすぐ入れます。
スポーツクラブと病院は2Fの隣にあるので、一緒にチェックすることができます。
また、初回の場合は「電子マネーセンター(電子マネーカードの発行)」を体験してみてください。ここは1回行くともう用事がないのでだいたい空いています。
初回はバスのお客さんとしてキッザニアをぐるっとまわるのもおすすめです。バスガイド2名なのでは混むこともありますが、お客さんならたいていすぐ乗れますよ。
Q:キッザニアを効率良くまわるにはどうしたらいい?
効率よくいろいろな仕事を体験するには、親の空き時間を利用したリサーチが大事です。
親の空き時間=子どもを集合時間に送り届けてから仕事開始までの時間や、子どもが仕事の説明を受けている時間など。
私は毎回、以下のようなことを調べています。
ペンとメモ帳を持っているので、メモをすることもあります。
待ち時間の少ないアクティビティを探す
2階からだと1階の待ち時間も見えます。
待ち時間が長いと数字が赤字になるので、遠目でも混雑度が分かります。
開始のタイミングが良さそうなアクティビティを探す
(今やっている物が終わってから駆け付けると)ちょうど良い開始タイミングのアクティビティを探します。
開始時間の決まっている「スポーツクラブ」や「劇場」などのアクティビティが狙い目です。
スタッフの方が暇そうなら話しかけさせてもらい、仕事内容や残りの人数などを把握しておきます。
他の仕事内容を調べる
自分の子がまだやったことがない仕事は、どんな内容なのか知るために他の子がやっているところを少し見学してみます。
そうして自分の子に良さそうなものを探します。
トイレに行っておく
親子で一緒にトイレに行くと時間がかかるので、自分のトイレは自分だけフリーの時間にできるだけ行っておくようにしています。
Q:子どもに体験させる仕事はどうやって選んだらいい?
A:うちでは、子どもに体験させる仕事は、以下の点を考慮して選んでいます。
・年齢に合った仕事
・まだやったことがない仕事
・子どもがどうしてもやりたい仕事(1つか2つ、キッザニアに行く前に、子どもと話し合って決めています)
・食べ物系の仕事、物が作れる仕事(これらの仕事はお得感があり、思い出になるので)
・お仕事をしているところをDVDに焼いてくれる仕事(ファッションショー、マジックショー、お笑いライブ、ECCの英語のCMなど)
・英語で体験できる仕事(キッザニアでただ遊ぶのではなく、英語の勉強もさせてくるため1つは入れるようにしています)
・待ち時間の少ない仕事(15分~0分待ちのもの、始まるタイミングが前の仕事の終わりと合う仕事を入れています)
それらをバランス良く組み合わせるようにしています。
「可愛い制服が着られるところ」という観点から探してみるのもいいと思います。
その場合、キッザニアのガイドブックにある制服一覧が役に立ちます。
キッザニア東京 全パビリオン完全ガイド2016-17年版 ウォーカームック
Q:短い空き時間にできる仕事はある?
キッザニアでの1つの仕事の長さは30分が基本なので、予約した仕事の集合時間までに「30分強」時間がある時、何をしようか困ってしまいます。
これが15分~20分程度の時間だったらトイレに行って飲み物でも飲んで早めに集合場所に行けばつぶせるんですが、30分あるともったいなくて何かやりたくなってしまいますよね。
でも残り時間が30分強しかないと、今すぐに入れる仕事でも、次の仕事の集合時間に間に合わなくなるからとよく断られてしまうんですよね。
そんな時に検討できるアクティビティは、
・「観光バス」にお客さんとして乗る(待ち時間なくすぐに乗れれば、所要時間約15分)
・スポーツクラブ(スポーツクラブは開始時間が決まっており、空き時間に入れやすい。所要時間約20分)
・アルバイトアクティビティ(所要時間が約15分)
などです。アルバイトアクティビティは情報をおしごと相談センターのところでチェックし、リストに載っているお仕事現場に行ってアルバイトありますか?と聞いてみるとできます。ただ、混んでいる時はスタッフさんの手が空いてないので、アルバイトアクティビティもなかなかできません。
Q:仕事以外で、空き時間に何をやるといい?
アクティビティに入れなかったら、うちは腹ごしらえをしておくことが多いです。
RF1で持ち運べる容器入りの惣菜を買って、その前のテーブルで食べます。
他にも食べ物の選択肢はピザやハンバーガーやホットドッグなどがありますが、食べきれずに持ち運ぶことを考えるとRF1のお惣菜が良いです。ちょっと高いですけどね。
お腹が空いていなかったら、
・ATMで遊ぶ
・カードで遊ぶ(電子マネーカードを使うと、その日1回だけくじ引きっぽいゲームができます)
・お土産物屋で買い物(キッザニア内のデパートでなく、本物のお金を使うお土産物屋です)
・トイレに行かせておく
・飲み物を飲ませておく
・他の子の仕事を見学させる
大人が休憩できるラウンジは子どもは入れないのでご注意ください。ただし、中で買い物をするために短時間入ることは可能です。
Q:キッザニアには何を持っていくといい?
「大きめのカバン(キッザニアで作った作品やお土産を入れるための物なので、A4は入る大きさだと良い)」
「撮影機器」(キッザニアにはシャッターチャンスがいっぱい。スマホやカメラ、ビデオカメラなど)
「サブバッグ(撮影機器や子どものキッザニア財布などを預かって入れておくためのもの)」
「スマホの充電器」(スマホは写真を撮りすぎてすぐに電池が減るので。親向けラウンジで充電ができるが、いっぱいで使えないことが多い)
「ボールペンとメモ帳」(開始時間のメモなどを書くためのもの)
「ジップロック」(体験で作った物や食べかけの物などを入れるのに使う)
Q:初心者の親が知っておくといいことはある?
・入場時はいろいろもらいますが、とりあえずは「仕事の予約カード(JOBスケジュールカード)」とお金だけ使います。
保護者向けのカードは退場の時しか使わないので、しまっておいてもいいんですが、多くの方が首にかけています。
・キッザニアで使う「仕事の予約カード(JOBスケジュールカード)」は、多くの子がホルダーにつけて首からさげています。
そのホルダーは、入場待ちの列に並んでいる時や、お土産物屋、保護者向けのラウンジで買えます。
・お仕事の申し込み方には2種類あり、「予約」と「その場で待つ」があります。
その場で待つ場合、基本的にはずっとそこで待っていないといけないのですが、トイレに連れ出して、ついでにちょこっと遊んでくることはできます。
うちの子はトイレに行ったついでにラウンジで買ったジュースを飲んだり、ATMからお金を引き出したりしています。
・キッザニアでは、多くの子が首から下げるタイプのお財布を持っています。これは、キッザニアの銀行で口座を作ることでもらえます。
・ペットボトルの飲み物はラウンジで売っています。種類は少なくてお茶やりんごジュースなどです。180円です。
・ラウンジでは、ドリンクバーが利用できます。一度オーダーするとその回は出入り自由で、帰って来てもレシートを見せればまた利用できます。
「冷たい飲み物と温かい飲み物を変えるときだけコップ変えていい」というルールがあります。
・親は子どもが仕事中は話しかけてはいけません。
・親の見学は近くでできることもあれば、モニター越しということもあります。発明工房のように、最初はガラス越しに見学し、途中から中に入れてくれるパターンもあります。
・子どもが仕事をする場所と、終わってから子どもをお迎えに行く場所が違うことがあるので、仕事前のスタッフさんの説明はよく聞いておいてください。
例えば、新生児の看護師は2階でガラスごしに見学し、お迎えは1階ガソリンスタンドの前になります。
・仕事内容を撮影したDVDをもらえる仕事は、後からそれを取りに行く必要があります。忘れてしまわないようにお気を付けください。
もらいに行くのは引換券があれば、子どもがいなくても大丈夫です。
初心者の子どもに教えておくといいことはある?
・キッザニアは常に夜という設定なので、朝でも「こんばんは」と挨拶されます。お子さんがびっくりしないよう、あらかじめこの設定を教えておいてあげるといいと思います。
・キッザニアでの挨拶は英語でするので、簡単な挨拶「My name is…」や「See you!」などは英語で言えるように教えておくといいと思います。
・稼いだキッザニアのお金(キッゾ)を使ってデパートで買い物ができます。(本物の商品と交換できます)
一部のアクティビティはキッゾがもらえるのではなくむしろ消費するので、まだやりたいことがある場合はある程度財布にお金を残して買い物する必要があります。
・誕生日特典として、キッゾを使う体験が無料になり、スタッフからメッセージがもらえます。なので誕生月に連れて行ってあげるとお子さんが喜ぶと思います。
デパートの商品は最低金額が50キッゾです。お子さんが50キッゾ持っているか確認してからお店の中に入れてください。
大人はデパートの中に入れないので、中での買い物はヘルプできません。
デパートの前に表示されている「待ち時間」は、デパートで買い物する場合の待ち時間ではなく、デパートの店員をするお仕事の待ち時間です。買い物は待たずに入れることが多いです。
お金関係で覚えておくと良いことは、「お金を預けるのは銀行だけでできる」「ATMは出すことだけできる」です。
・友達や兄弟と行く場合、一緒に行動するより単独行動をした方が効率良くまわれます。その場で話し合うのは時間がもったいないので、どうしたいのかあらかじめ決めておくといいと思います。
Q:キッザニアの周辺で暇つぶしできるところはある?
A:キッザニアはショッピングセンター内にあるので時間をつぶせる場所はいくらでもありますが、うちは近くの本屋さん(紀伊國屋)に行くことが多いです。
売り場が広くて本が豊富で楽しいです。紀伊國屋内には『くもんパーク』といって、公文の商品がたくさん置いてあり、お試しできる場所もあります。
キッザニア向かいのお店(伊豆高原ケニーズハウスなど)で購入したアイスを食べているお子さんも多いです。