ヤマハ幼児科でエレクトーンを使っています
うちの上の子は5月からヤマハの「幼児科」という、音楽の基礎を学ぶコースに通っています。
年中から通う2年間のコースで、ヤマハ独自のプログラムです。
ヤマハ幼児科の教室で使っているのはピアノではなく、エレクトーンです。
ちなみにエレクトーンはヤマハの出している製品の商標で、他社から出ているものは別の名で呼ばれます。(カワイなら「ドリマトーン」)
エレクトーンってそもそも何?
エレクトーン=電子オルガンです。
ピアノとの違いは、
・鍵盤が軽い
・音色が変えられる
・足鍵盤がある
・鍵盤が2段あり、左手の位置が違う
(上級になると、ピアノの方が左手の動きが複雑になる)
・電子楽器なので電源を入れて使う
・ピアノよりは楽譜が少ない(特にクラシック)
などです。
どうしてヤマハ幼児科ではエレクトーンなの?
小さい子には鍵盤が軽い方が弾きやすく、レッスンはいろんな音色でやったほうが楽しいということで幼児科ではエレクトーンが採用されているようです。
ヤマハ幼児科は弾く技術よりも「音楽を楽しいと思う気持ち」「聴く力を伸ばすこと」を大切にしているようなので、それでいいんでしょうね。
もし今後ピアノをちゃんとやりたいと思うなら、2年後、小学生になった時のコースで「ピアノ」の方に移って、「鍵盤を叩く強さによる音の違い」を学べばいいそうです。
ピアニストを育てたいと思っているのなら、最初から本物のピアノ(生ピアノ)に触れさせた方がいいのかもしれませんが、うちは音楽の素養が身につけば十分と考えているので、エレクトーンでのレッスンに満足しています。
自宅での練習用楽器について
子どもをヤマハ幼児科に通わせるに当たって悩んでいたのが、自宅練習用に「どんな鍵盤楽器を購入するか・家のどこに置くか」です。
最初想定していた楽器は「安物のエレクトーンや電子ピアノ」ですが、うちは狭いマンションなので、そういったものを置くとすごく圧迫感が出ちゃうと心配していました。
しかし、「自宅での練習用に何を買えばいいですか?」と教室のスタッフさんに相談して勧められたのは「高さのないキーボード」でした(詳細は後述)。
正式にはポータブルキーボードっていうみたいです。購入したい方は「楽器のキーボード」で探すといいと思います。
最初、これではちゃんと練習にならないのでないかと思ったのですが、同じクラスに通うほかの方も似たようなものを使っているとのことです。
スタッフさんによれば、「2年後にピアノに進むかエレクトーンで続けるか選択することになるので、その時に買い替えるといいかもです」とのことでした。
買い替える時には、
・アップライトピアノ(普通の家庭用ピアノ)
・電子ピアノ(ピアノを電子化したもの。調律不要だが、鍵盤の重さがない)
・エレクトーン
という選択肢があるようです。今のうちからある程度検討しておきたいと思います。
ピアノの違い
・ピアニストが演奏するような豪華なグランドピアノに対し、幅が狭い家庭用のものはアップライトピアノというみたいです。
KAWAI アップライトピアノ ブラック
↑画像はアップライトピアノをミニチュアにしたおもちゃです。
電子ピアノに対し、グランドピアノとアップライトピアノは「アコースティックピアノ」「生ピアノ」と呼ばれるようです。
アコースティックって「生の」って意味だったんですね!私は楽器をやったことがないから知りませんでした。
・電子ピアノに鍵盤の重さはありませんが、高価なものだと、ある程度音の強弱がつけられるようです。
勧められたキーボードについての詳細
・ヤマハの教室で勧められたのはYAMAHA PORTATONE ポータトーン 61鍵 PSR-E353という型のキーボードです。もう一つ安い型でもいいとのことでしたが、それほど値段が違わなかったのでこちらにしました。
・うちはヤマハの教室経由でキーボードを購入したので、教室に届き、スタッフさんが家まで運んでくれました。
思ったより大きかったので、自分で持って帰るのはきつかったと思います。(大きさ比較のため、箱にペットボトルを乗せてみました。分かりづらいですが)
私はスタッフさんに相談に乗ってもらった関係で教室経由で購入しましたが、何のしがらみもない方はamazonなどで購入してもいいと思います。
値段は私は教室経由で21,600円で買ったのですが、amazonでは一番安い時に19,440円で売られていることもあるようです。
・使い方は難しくなかったです。バッテリーを本体とコンセントにつなぐだけですぐ使えました。
・音量の調節もできますが、うちでは一応子ども用ヘッドフォンも購入しました。
このヘッドフォンをキーボードに直接差し込むことができなくて、慌てました。プラグの大きさが違うんですね。知らなかった…。
変換プラグフジパーツ ステレオミニプラグ→ステレオ標準プラグ変換プラグ AC-666を購入することで解決しました。
・このキーボード、音が出る部分がスポンジで覆われているのですが、薄いので下の子に破られそうになります。
・機能はまだ全然使えていませんが、大人もワクワクするくらい多機能です。
・タッチレスポンス機能というのがついていて、「ある程度」ですが、音の強弱は表現できるようになっています。