ツイッターで以下のような投稿を見かけました。
「キラキラネームって就職に不利なんですか?」
建前「その人自身の生き方の問題だから関係ないよ!」
本音「『こんな名前をつける親ってどんな人なのか…』と気になるが、家庭環境に関する質問はNG。じゃあリスクは取れない…不合格」
これから名付予定の親御さんは、桜子ちゃんの投書を心に刻もう! pic.twitter.com/bh03Tay4q3
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) 2019年1月11日
注:桜子ちゃんの投書=新聞への投書です。上記ツイート内のリンクをクリックすると、画像が確認できます。
この件に関する私の意見
基本的には、キラキラネームだろうが何だろうが、誰かの名前に他人がいちゃもんを付ける権利はないと思います。親も自分の子には自分の価値観で好きな名前を付ければいいと思います。
ただ、できれば「その名前で不利益が生じない名前」「むしろ人生が良くなるような名前」を付けてあげるといいのかなと思います。
例えば、響きが美しい名前を付けてあげるのはいいと思います。その名前で何度も呼ばれるうちに、本人も美しい人になるという説があります。
また、名前の画数にこだわるのは非科学的かもしれませんが、アリだと思います。子どもが将来「自分の人生が上手く行かないのは画数のせいだ」と思わないための防衛策です。
偉人・有名人にあやかった名前を付ける方もいますが、その場合できればまだ生きている人は選ばない方がいいと思います。(その人がこれから悪い事件を起こすかもしれないので)
また、誤解を生む名前も微妙かなと思います。
娘の友達に「はるちゃん」がいるのですが、春生まれではないらしいです。がっちりマンデーの放送日が月曜ではなく日曜(月曜から実践してもらうという意味でマンデーと入れてるらしい)くらい意外でした。まあ、余計なお世話なんですが。
そういえば、ある知人は予定日より早くお子さんを出産されたのですが、それが8月6日でした。元々考えていた名前には「光」の字が入っていたのですが、この日に生まれた子にそれを使うのははばかられるということで、急遽別の名前に変更したそうです。
そこまでする必要があるのか、被爆者がそれを望むのかは意見が分かれるところだと思いますが、名前が原因で起きうるトラブル・リスクはできるだけ排除したいと考えたのには共感しました。
子ども達の名付けの際考慮したこと
うちが子ども達の名づけの際に気にかけたのは以下のようなことです。
外国人にも呼びやすい音の、短い名前にする
国際社会なので、外国人にも発音しやすい名前を心掛けました。
名前が長いと呼びにくいし覚えにくいと思ったので、短い名前にしました。
(まあ、長くてもニックネームで呼んでもらえばいいのですが)
世代と性別がある程度分かりやすいものにする
古風な名前を付けるのも素敵なのですが、名前から本人を想像してもらいやすいように若い名前で、性別も分かりやすい名前にしました。
ただ、トランスジェンダーなどの方もいらっしゃるし、どっちの性別にも使える名前も良いなとは思います。
ある程度ありふれた名前にする
名前は1回で聞き取ってもらい、読んでもらえるよう、ありふれた名前で漢字も普通に読めるものにしました。
しかし、あまりかぶっても支障があるので、「1学年に1人いるくらい」のレア度を目指しました。
レア度は、子どもが生まれた前年の「人気の名前ランキング」を見て推測しました。
<2018年 たまひよ赤ちゃんの名前ランキング>
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画数の多い漢字は避ける
テスト時間中、自分の名前を書くの手間取っては損なので、あまり画数の多い漢字は避けました。
家族とイニシャルがかぶらないようにする
夫婦のイニシャルがかぶっていないので、このまま家族全員イニシャルが分かれるように気を付けました。
他の意味があるもの、苗字との組み合わせで意味が生じるものは避ける
とにかく名前をいじられることがないよう、特に意味を持たない名前にしました。
また小田真理=「おだまり」さんみたいに苗字とのつながりで意味が生じないように気を付けました。
※おだまりさんはマンガで見かけた名前です
ひらがなの名前は避ける
好みでひらがなにしても良いとは思いますが、多数派の漢字にした方が不都合が生じないかと思って避けました。(不都合とは例えば、書類に名前を書いていたら漢字で書いてと言われてしまったり、名前の漢字を英訳しようみたいな課題に取り組む時に困ってしまうなど)
キラキラネームは避ける
難読の名前、いわゆるキラキラネームは避けました。
キラキラネームも悪いことばかりではないと思います。例えば、営業職や有名になりたい人には「覚えてもらいやすい」というメリットがあります。
松坂桃李さんは「まつざか とおり」という珍しい名前が魅力の一つですよね。
これが松坂徹(とおる)だったら今ほど人気が出ていないかもしれませんね。
よくある名字の方は特に、多少レアな名前を付けた方がバランスが良くて同姓同名の人と取り違えられなくて良いかもしれません。
また、桃李さんもそうですが、親が信念や知性を持って珍しい名前を付けているのは素敵だと思います。
書道の先生をやっている知人は、お子さんに旧字体を使うなどして珍しい名前をつけていました。
まとめ
上記のようにキラキラネームにもメリットはあるし、親の好みでつけていいと思います。
親が愛情を持ってつけた名前はどれも素敵だと思います。
(そういえば、ゴダイゴに『Every Child Has A Beautiful Name』って歌がありますね)
ただ、子どもや他人に名前の由来を聞かれた際に備えて、こじつけでもなんでもきちんとした理由は答えられるようにしておくといいと思います(小学校の授業でも自分の名前の由来を調べる課題を出されることがありますし、お受験の面接で聞かれることもあります)
子どもが自分の名前に愛着が持てるような由来が言えたらいいですね。
コメント
初めまして!時々覗かせて頂いてます(o^^o)私が見つけられないだけかもしれないんですが読者登録のボタンはありますか?
>いちご様
初めまして!ご訪問ありがとうございます。
このブログに、読者登録システムはないんです。すみません。
使っているブログシステムにそういった機能がなくて、いろいろ試してみたのですが、上手く行きませんでした。申し訳ないです。
解決法がないか、詳しい人に相談してみますね。
お返事ありがとうございます(o^^o)
そうだったんですね〜!すごく参考になり楽しく読ませて頂いているので読者登録、更新通知などあるのかな〜と探してました( ;∀;)
お手数おかけしますがあると嬉しいです(o^^o)