大型台風に対する我が家の備え(東京マンション暮らし)

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台風19号、皆様大丈夫でしたか?
こういった大きな自然災害があると、備えの大切さを実感しますね。
今回は我が家が自宅で台風をやり過ごすため、どんな備えをしたかについて書きます。

台風の予報を聞いてやったこと

自治体の防災メールに登録する

自治体が防災メール(災害・避難情報)を配信しているので、それに登録しておきました。

早めに買い置きする

賞味期限が長めのパンなどを早めに買っておきました。
(直前だとレジも混むしスーパーの菓子パンやカップ麺の棚はガラガラになってしまいます)

停電に備えて自然解凍で食べられる冷凍食品なども買っておきました。こういった冷凍食品は停電後に冷蔵庫に移すと良い感じに解凍されて食べられるようになり、冷蔵庫のものは冷えた状態が保たれるので便利です

冷凍庫で氷を多めに作っておく

これも上記と同じで停電後冷蔵庫に移す目的です。水の確保にもなります。

その時期に届く荷物はキャンセルする

配達員さんが危険な日にできるだけ仕事をしないで済むように、その前後は宅配便を頼まないようにしました。もちろん出前なども頼まないようにしました。

美容院などの予約もできるだけキャンセルした方が親切みたいですね。予約が入っているとお店の人が出勤しないといけなくなるので。

その他

うちはやらなかったのですが、ガラス飛散防止に段ボールを家じゅうのガラスに養生テープで留めた人も多かったみたいです。

そこまでやるか決めかねても養生テープだけは念のため持っておいてもいいかなと思いました。粘着力の弱いガムテープが生活の中で役立つ機会もあるかもしれませんし。


ニチバン フィルムクロステープ 養生テープ 50mmX25m 白 185-50

台風の前日にやったこと

ベランダの物を室内へ入れる

ベランダで植物を育てているので、その鉢を室内に入れました。

家の前に子ども用の自転車などを置いている場合はそれも室内に入れた方がいいです。うちのマンションでは管理人さんが一軒一軒注意してまわっていました。

うちは金具の竿止めで固定しているので物干し竿はそのままにしましたが、本来は物干し竿も室内に入れます。


川口技研 竿止め ホスクリーン 竿止め金具 PHS 1個

電動自転車のバッテリーを外す

自転車置場の電動自転車からバッテリーだけ家の中へ入れました。

バッテリーはそれだけを盗まれるくらい高価なものなので、浸水や自転車が倒れてバッテリーがだめになるのを防ぐために室内に入れました。

できるだけ洗濯しておく

停電・断水に備えてできるだけ洗濯物を減らしておきました。

台風当日にやったこと

部屋をできるだけ片付けておく

停電になった時に床が散らかっていると危ないため、子どもたちと一緒に普段は出しっぱなしになっているおもちゃなどを片付けました。

戸締りを確認する

玄関やベランダなどをしっかりと閉め、ロックもかかっているか確認しました。

また、子どもたちに「台風の最中に開けたら大変なことになる」とよく言い聞かせておきました。

料理は作り置きしておく

うちはカレーやホットケーキなどを多めに作っておきました。

蒸しパンみたいなものも作っておくと便利と思います。

スマホの充電

スマホはフル充電しておきました。

お風呂には早めに入る

断水になったり、避難所に行ったりするとしばらく入れないのでお風呂は夕方入りました。

風呂のお湯はためたままにする

お風呂のお湯は断水に備えてためたままにしておきました。
さらに洗面器にもためておきました。

この水は台風が過ぎ去ってもしばらくはためたままにしておいた方がいいようです。
(台風の翌日の午後から断水になることもあるため)

※小さい子がいるご家庭ではお子さんが溺れる事故がこわいので、水をためたお風呂にお子さんを近づけないように注意してください

飲料水をくんでおく

飲料水をタンクに汲んでおきました。
うちは10リットル汲めるウォータータンクを持っています。栓を開け閉めできるので水が注ぎやすいです。折りたたみ式なので普段は持ち出し用セットの中に入れています。

ロゴス 水缶 抗菌ウォータータンク16 81441611

分かりやすい場所に懐中電灯を置いておく

普段からリビングと寝室、ブレーカーの下に懐中電灯を置いていますが、子どもに勝手に移動されていることも多いので位置を再確認しました。

災害のために普段から備えているもの

緊急時持ち出しグッズ

食料やマスクや軍手やタオルやレインポンチョやアルミシートなど、緊急時の持ち出しグッズをリュック2つにまとめて玄関近くに置いています。

近くにスリッパやヘルメット、防災頭巾なども置いています。

カセットガスコンロ

イワタニのカセットガスコンロのスリムタイプを持っています。


イワタニ カセットフー 達人スリム 【うす型コンロ / 高さ74mm】 CB-AS-1

簡易トイレ

シートイレという商品を1箱準備しています。


石崎資材 シートイレ 50回分セット STT-50

体拭き用のウェットティッシュ

おしぼりみたいに個包装になっている体拭き用のウェットティッシュ(からだふきぬれタオルという商品)を一袋持っています。


からだふきぬれタオル 大判 (30個)

水のいらないシャンプー

スプレーして拭き取るタイプのシャンプー(ドライシャンプー)を持っています。
うちにあるのは資生堂のですが、色々なメーカーから出ているので好きな香りのものを探しておいたらいいかもですね。


資生堂 フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ 150ml

乾電池を使うスマホ充電器

以前スマホの充電が切れてコンビニで買った「単3乾電池を使うスマホ充電器」が災害時も役立ちそうです。

ラジオ

乾電池で使えるラジオを持っています。
正確には、ラジオの聴けるポータブルCDプレーヤーです。

ランタン

乾電池で使えるランタンを持っています。けっこう明るいです。
本来アウトドア系のグッズだと思うのですが、災害時にも役に立ちますね。


GENTOS(ジェントス) LED ランタン 【明るさ360ルーメン/実用点灯27-78時間/防滴】 エクスプローラー EX-V777D 防災 あかり 停電時用 ANSI規格準拠

アウトドアグッズは他にも簡易テントなどを避難所に持ち込むとプライバシーが守れてよいらしいです。
アウトドアというのは非常時にも役立つ良い趣味ですね。

缶入りローソク

停電時用の缶入りローソクを持っています。約8時間持つそうです。


マルエス 防災グッズ 停電用缶入ローソク

長期保存水

うちにあるのは5年保存水です。

※ちなみに水は賞味期限が切れていても量が減るだけで飲むのには大丈夫らしいです。もし自宅にある水の期限が切れていても捨てないでください。

そのまま食べられる食品

缶詰、おかゆなどを常備しています。タンパク質のとれる鯖缶などが人気ですね。

うちは子どもたちの食べやすいツナ缶・コーン缶・玉子粥・温めなくてもおいしいキャラクターカレー(アンパンマン・プリキュアなど)をストックしています。

災害時用の食品

水でも炊けるアルファ米、えいようかんなど


尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)

アルファ米は軽いし種類が豊富で嬉しいですね。

災害時に子どもたちの気持ちが少しでも落ち着くように、ハーベスト、ビスコなどお菓子の長期保存缶も色々そろえています。


【まとめ買い】 江崎グリコ ビスコ 保存缶 30枚 × 2缶 <賞味期限5年>

缶が大きいので持ち出し用にはあまり向かないかもしれませんが、自宅保管用には良いと思います。

こういった災害の備え品は普段の生活でもたまに役に立つことがあります。

例えば、ガラスを割った時に軍手やスリッパが役に立ったり、風邪を引いた時にそのまま食べられる食品が役に立っています。

体拭き用のウェットティッシュも、子どもの体調不良時に体を拭いてあげるのに便利です。

災害時に知っておくといいこと

停電したらブレーカーを落とす、コンセントを抜く

火災になるのを避けるため、ブレーカーを落とします。

そのままにしたからといって必ず火災につながるわけではありませんが、特に古い暖房器具を使っている場合などにはブレーカーを落とした方が安全です。

災害時は緊急WiFiが使える

使い方はWiFi接続一覧に「00000JAPAN」が出たら選択する
緊急用で通信内容が暗号化されないので、個人情報を入れるようなこと(ネットバンキングやネットショッピング)はしないようご注意ください

インスタントラーメンは水でも作れる


サッポロ一番 袋ラーメン5食よりどり3種類(しょうゆ味 5食500g×2個・みそラーメン5食500g×2個・塩らーめん5食500g×2個)アソートセット

揚げてあるタイプのインスタントラーメンは、水でふやかすと(普段より時間はかかるが)食べられるようになる。

冷蔵庫の開け閉めは最小限にする

冷蔵庫は冷気が逃げるので頻繁に開け閉めしない。

停電時に備えて冷蔵庫内の写真を撮っておくと何がどこに入っているか把握できて良い。

避難所に行く場合、女児は服装に気を付ける

避難所で性犯罪に遭うリスクをできるだけ低くするため、女児は一目で女児と分かるような服装(ワンピースや女の子っぽい柄)よりも見分けのつかない服装の方が安心。

トイレの水の逆流に気を付ける

トイレの水がコポコポしていたら、大雨による逆流が起きている可能性がある

ゴミ袋に水を入れた「水のう」を作って蓋をする。

まとめ

今回はマンション暮らしのうちの台風対策についてご紹介しました。

一軒家の場合は他にも貴重品を2階へ避難させる、自宅が危ないと思ったら早めに避難所に行くなどの対策が必要になると思います。

日本は元々自然災害の多い国で、温暖化などの影響でこれから自然災害がさらに増える可能性があると言われていますが、安心して暮らせるよう備えをしっかりして、非常時にも被害を最小限に抑えたいですね。