この記事は、フォニックスの勉強法について書いています。
フォニックスって何?と思った方は、まず『フォニックスって結局何なの?何がいいの?の疑問にお答え』の記事をご覧ください。
日本人のフォニックス勉強の手順
①まずはアルファベットを覚える
大文字・小文字とも読めるようにします。
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②知っている英単語を増やす
※英単語力がない状態でフォニックスを学んでも、単語の読みと意味が結びつかないので役に立ちません。
③フォニックスの学習 第一段階
まずはアルファベット26文字に対応するフォニックスの音を学ぶ
アルファベットの各音に対する音の確認に、私は下のページを使いました。英会話スクールWinbeによるフォニックスの解説ページです。ページの中程に、アルファベットのフォニックス読みが聞けるボタンがあります。
http://www.tact-net.jp/winbe/course/esc/phonics.htm
↓
④フォニックスの学習 第二段階
2文字以上の組み合わせ音や、サイレントeなどその他のルールを学ぶ
※第一段階まででも簡単な単語は読めるようになるので、とりあえずはそこを目標にするといいと思います。
フォニックスの楽しい学習法
DVDで学ぶ
・『うちの子が、教えてないのにアルファベットが書けるようになった方法』の記事で紹介している、Letter Factory [DVD] [Import]のDVDがおすすめです。
これでアルファベット26文字に対応するフォニックスの音が覚えられます。
※輸入DVDなので、プレーヤーの地域設定にご注意ください。
発展編として、Leap Frog: Word Caper [DVD] [Import]というDVDがあります。これで『サイレントe』(英単語の最後にあるeは基本的に発音しない)などのルールが学べます。
スマホのアプリやyoutubeで学ぶ
うちは 韓国の知育アプリメーカーSMARTSTUDYが出している、「楽しいABCフォニックス」というアプリをダウンロードしています。(詳しくは『
うちの子がアルファベットの小文字の書きを覚えた方法』の記事に書いてあります。)
うちみたいに有料の教材を購入しなくても、youtubeなどで無料の動画をみせるだけでもいいと思います。
Super Simple ABCs Playlist (Uppercase)
かるた取りで学ぶ
おうちの方の下準備:カードにアルファベットを1文字ずつ書いた取り札を用意する。読み札はあってもなくてもOK。
先述のLeap Frog: Word Caper [DVD] [Import]におまけでついてくるアルファベットカードを取り札にしてもいいと思います。
遊び方:アルファベットがかかれた取り札を並べ、フォニックスの発音を読み上げて、その札を探させます。
例:「フ、フ、フ」と言って、「F」の札を探させる
ちなみに、CとKは同じ「ク」なので、どちらを取ってもよしとします。
同世代の子どもと一緒にやって、取れた枚数を競わせた方が効果的ですが、適当な相手がいない場合は親とやってもいいと思います。
壁に貼ったアルファベットを見つけて遊ぶ
おうちの方の下準備:壁にアルファベットが書かれたカードなどを貼っておく。上記のかるたを流用してもいいし、ウォールステッカーなどを使ってもいいと思います。
動物が描かれたウォールステッカーなら、インテリアにもなりそうです。
クーリア エンジョイウォールシール(L) アルファベット 81566
遊び方:上記のカルタ取りとルールは同じですが、今度は壁に貼られたアルファベットから親が読み上げた物を探します。
フォニックスビンゴで遊ぶ
おうちの方の下準備:5×5マスのカードに、アルファベットをばらばらに書き込んだものを何枚か準備します。文字の位置はカードによって変えてください。
抽選用のビンゴの玉の代わりに、アルファベットを書いたカードを用意します。これはなくてもかまいませんが、公平感を出すためにはあった方がいいと思います。
注意点:
※アルファベットは26文字なので、1文字分足りませんが、発音が同じCとKのどちらかを抜いてください。
※読み上げられた文字が「ある時とない時」を作るために、大文字と小文字を混ぜて書いて、「大文字のフ」のように区別するものいいと思います。
※普通のビンゴは真ん中を最初に開けるようになっています。このビンゴも、例えばどのカードも真ん中をAにして、最初にAを開けさせるということにしてもいいと思います。
遊び方:アルファベットが書かれたビンゴカードを配ります。
抽選用のアルファベットカードをよく混ぜ、裏側にしてめくって発表していきます。
読み上げられたフォニックスの音に対応する部分を塗りつぶし、縦横斜めのどれか1列が最初にそろった人がビンゴです。
英語圏のフォニックス教材で遊ぶ
フォニックスは今では非英語圏でも取り入れられていますが、元々はネイティブの子どもに読み書きを教えるために開発された学習法です。
英語圏では小学校低学年頃に学びます。
なので、現地の子ども向けおもちゃや教材なども利用できると思います。うちはまだ買ったことがないのですが、この教材↓は安くていいなと思います。amazonで354円です。うちの子がもう少し大きくなったら取り組ませてみます。
フォニックスが分かっているかのテストに使えるお菓子!?
お子さんがある程度フォニックスが分かってきたら、本当に単語が読めるのかテストしたいですよね。
うちはテストに街中で見かけた英単語や、「たべっ子どうぶつ」「いちごつみ」などのお菓子などを使っています。
たべっ子どうぶつは動物の形をしたビスケット本体にその動物の英単語が書いてあります。
いちごつみ(みんなでABC!シリーズ)は英単語のシールが入っています。※いちごつみは他のシールが入っているバージョンもあるので、よく見て買ってください。
フォニックスで読めない単語もたくさん入っていますが、batなど読めそうなものを親があらかじめ選んでテストしています。
「読めたら食べられる」というルールにするとモチベーションがアップするかもしれません。