うちの子(4歳)が七田式の英語教材『7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)』をやり終えてしばらく経ちました。
今回は、その教材を通じてうちの子の英語力がどの程度伸びたかと、改めてこの教材の感想について書きたいと思います。
<追記>
うちの子が購入した時はなかったのですが、その後この教材セットに音声ペンがついたようです。
(教材の紹介記事はこちら『七田式の子ども向け英語教材(セブンプラス・バイリンガル)の口コミ』)
<ご注意>
うちの子は英語力ゼロの状態でこの教材に取り組んだわけではありません。
元々2歳から別の英語教材(ワールドワイドキッズ)を使っていたし、英会話教室のサマースクールにも数回行ったので、下地としてそれらで身についていた英語力があります。
セブンプラス・バイリンガルに取り組んだ成果
英語を繰り返す癖がついた
この教材のレッスンは聞き取って真似て発音するものなので、それが癖になったのか、英語が聞こえてきたら自分でも発音していることがあります。本人は無意識なのでしょうが。
えいごであそぼなど、英語関連のテレビやDVDを見ている時に繰り返していることがあります。
英語の発音・リズムが少し良くなった
うちの子の英語の発音は正直あまり良くないのですが、この教材や他の英語学習を通じて「英語らしい発音やリズム」は分かってきたようです。
例えば、ちょっとしたフレーズを良い発音でリピートしたり、「日本語を英語っぽく言う」のができるようになってきました。
「日本語を英語っぽく」とは、例えば「たこやーきー」や「けんだーまー」のように、英語にない単語や英語で言えない単語を、英語らしい強弱をつけて言うことです。
話が脱線しますが、「日本語を英語っぽく言う」と言えば、東大卒の芸人・石井てる美さんが有名ですね。石井さんは英検1級・TOEICスコア満点というかなりの英語力の持ち主です。初めてネタを見た時、英語の発音の良さに感動しました。
石井さんのネタを見たことがない方はyoutubeなどで検索してみてください。
英単語、英語表現が日常的に出て来るようになった
この教材を終えてから、日常的にちょっとした英語を口に出すようになりました。
この教材で習ったものだけでなく、他のところで習った英語表現も使っています。
多分、元々覚えていたけれど口に出すのが恥ずかしかっただけなんでしょうね。
それが、この教材で毎日英語を口に出してリピートする練習をしたことで、抵抗感が少なくなったのかもしれません。
世界についての知識が増えた
この教材に取り組んだ思わぬ副産物として、世界の国々について知識が増えたことがあります。
うちでは教材に何か新しい物が出てきた時は、パソコンで検索した画像やyoutube動画などを見せました。
例えば、ピラニアや自転車に乗るサーカスの熊など。
また、今後機会があれば本物も見せてやりたいと思っています。
DAY13に出てきたベニスのゴンドラにも興味を持っていたので、本物とは違いますが今度ディズニーシーで乗せてあげようと思います。
そのようなフォローのおかげもあってか、増えた知識が頻繁に日常会話に出てきています。
例えば、うちの子は夕飯がカレーだと「インドの人は毎日カレーを食べるんだよね。」などと、教材で得た知識を披露してくれます。
この教材は世界の国々についてだけでなく、最後に日本についても紹介されているのですが、そこで「いちょう」や「こたつ」を教えてあげられたのも良かったです。
セブンプラス・バイリンガルを終えた感想
・教材の内容は本当に良かったです。
親も楽しめました。最初は私だけ予習していたのですが、途中からは内容を一緒に楽しむために予習をやめました。
うちの子が英文をどこまで理解できていたのか不明ですが、ちゃんと話の切れ目でテキストをめくっていたので、なんとなくは分かっていたようです。
この教材の内容について少し気になったのは、「台湾の街九份(きゅうふん)は映画『千と千尋の神隠し』のモデルだよ」という話が出て来たことです。これは宮崎駿監督が否定コメントを出しているので、修正した方がいいと思います。
また、本文に出てきた韓流スターが架空のグループだったのですが、それについて説明がなかったのも戸惑いました。どんなグループなんだろうと検索したら全くヒットしなかったのであれっと思いました。
・子どもにとってもこの教材は楽しかったようですが、けっこう一日の学習量が多くて大変なので、たくさん褒めてあげないと続かなかったと思います。
私はうちの子が上手くリピートできたら「今のいいね!」など合いの手を入れたり、終わったらおやつの時間にしたりしていました。
・教材は最後までやってみると思っていたより難しく、対象年齢を上げた方がいいと思いました。
外国語は小さいうちに始めた方がいいので始める目安が「12歳以下」となっているのでしょうが、教材の内容は幼児~小学校低学年にはけっこう難しい部分もありました。(宗教の話など)
小さい年齢から始めて、大きくなってからもう一度やるのが理想かもしれませんね。
・この教材、うちにはすごくはまったのですが、メイン教材が1種類しかないので、このやり方が合わなければ全部無駄になってしまうリスクはあるなと思いました。その点、他社の高額なセット教材の方が、どれかはお子さんが気に入る可能性が高まると思いました。
・毎日の取り組みの準備は楽でしたが、CDに収録されているレッスン数が少ないので、CDをしょっちゅう取り換えないといけないのが面倒でした。
・豪華なおまけの実際のところは、「セミナーは、講義というより雑談っぽい」感じを受けました。
特に資料などがなく、つらつら話されている感じです。もちろん、その雑談の中で興味深いことを話されており、ためになる情報もありました。
オンラインレッスンは、別の会社のサービスを利用しており、先生たちの中でセブンプラス・バイリンガルのレッスンに対応している先生が少なかったのが残念でした。また、対応している先生はテキストは持っているのですが指導用マニュアルなどがないのか、人によってレッスンが全然違いました。
でも、スカイプを使った英会話レッスンって一回体験してみたかったので、良い機会になり良かったです。