じゃんけんができるようになった経緯
うちの子は2歳1か月でじゃんけんができるようになりました。
ある時思いつきで教えてみたら数日で「チョキはパーに勝つ」「パーはグーに勝つ」「グーはチョキに勝つ」という理論を理解しました。
最初はどっちが勝つのかがあやふやで、しばらく考えないと分からなかったので、じゃんけんを出した後にどっちが勝ちか一緒に考える時間を取っていました。
2歳3か月頃には自分で瞬時に判断できるようになりました。
じゃんけんを教える具体的な方法
まずは手でじゃんけんの形を作る練習から!
じゃんけんをするには、まず手でグー・チョキ・パーの形ができることが必要です。
グーとパーは難しくないので、まずはチョキを出す練習からしてください。
チョキを出せるようになるにはびっくりされる位早くにピースができるようになるコツもご参考になさってください。
勝ち負けの教え方
●じゃんけんは三すくみと呼ばれます。
wikipediaによれば三すくみとは
「3つの物が、互いに得意な相手と苦手な相手を1つずつ持ち、それで三者とも身動きが取れなくなるような状態のこと。つまり、AはBに勝ち、BはCに勝ち、CはAに勝つという関係。」です。
この三すくみの関係性、子どもには理解が難しいと思ったのですが、全体の関係性を考えず、単に2つを比べさせるようにすれば問題ありませんでした。
つまり、「パーとグーはどっちが強い?」などという風に教えました。
●「○○と○○はどっちが強い?」を教える方法ですが、一般的にはパーは紙、グーは石、チョキはハサミと教えることが多いです。つまり、紙はハサミで切れる、石はハサミで切れない、石は紙で包めると教えます。
●上記の教え方ではピンと来ないお子さんには、パーは大きな口を開けてグーをガブリ!チョキはパーをチョキチョキ切っちゃうよ、グーが落ちて来るとチョキはペションとなるよ、などと感覚的に教えてもいいと思います。
この教え方、完全に私のオリジナルです。なので完成度が低いですが、意外と子ども受けします。うちの子は実は最初からこうやって覚えています。
接待じゃんけん
お子さんがじゃんけんの勝敗にこだわるようであれば、「3回に2回は勝たせてあげる、3回に1回は負けさせる」
ように調整するといいと思います。(お子さんの出す手が読めて、調整できる場合)
それ位の勝率が、ゲーム全般において子どものモチベーションを維持できるようです。
じゃんけんの応用
●じゃんけんをカードで楽しむのもいいと思います。
幼児雑誌などの付録にキャラクターのじゃんけんのカードがついていることがあります。アンパンマンのじゃんけんカードでは、ちゃんとアンパンマンとバイキンマンなどの悪者が勝負するとアンパンマンが勝つようになっています(笑)
●お互い両手でグーチョキパーを出して、片手を引くゲームもいいと思います。
私の育った地方では「じゃ~んけん ほいほい どっち引くの あ こっち引くの」という歌に合わせてやっていました。
相手の出方を見て勝てそうな方を残すというのはかなり知的です。最初は子どもは両方の手で同じ物を出すと思いますが、違うものを出した方が選択肢が増える=勝ちやすいと教えてあげてください
●口でじゃんけんするのもいいと思います。道を歩いている時などその方が安全ですね
●スーパーでドラえもんのじゃんけんができるラムネを見つけました。お子さんに興味を持たせるために、こういったものを買ってあげてもいいかもしれません。
●じゃんけんを用いたイベントがあれば、どんどん参加させてあげてください。赤ちゃん本舗でも「じゃんけんマンと対決!」などのイベントをやっています。
●足でじゃんけんするのもいいと思います。足を前後に開いたらチョキ、足を閉じたらグー、足を横に開いたらパーです。足でじゃんけんすると良い運動にもなりますね。
●1対1=2人でのじゃんけんに慣れてきたら、3人でのじゃんけんにも挑戦してみてください。
うちは2歳半前位から始めました。
3人はパパとママとお子さんでやるとちょうどいいと思います。
最初は「あいこ」になるのが分からなくて、「ママに勝った」などと、1対1でしか判断できないかと思いますが、
「グーチョキパー全部が出ている時はあいこ」と教えてあげるといいと思います。