今回は、子どもを将来的に算数好きにするために、うちでやっていることをご紹介します。
基本的には、日常生活の中で、自然な形で、楽しく、たくさん数に触れさせることが大事だと思います。
お金にどんどん触れさせる
お金はあまりきれいな物ではないので躊躇してしまいますが、うちでは1歳代で物を舐めなくなってからはどんどん持たせて使わせています。
具体的には、ゲーム機にお金を入れさせたり、コインロッカーに入れさせたり、公衆電話をかけさせたりです。
普段の買い物をする際も、レジの人が子ども好きそうで(これ重要ですね)後ろに人が並んでいなければうちの子にお金を握らせて払わせたりしています。
電卓をおもちゃとして与える
小さい頃から電卓をおもちゃとして与えています。
押す感触が楽しいみたいです。
うちは旦那の使っていた事務用電卓を与えていましたが、買い与えるならキャラクターものがいいかもしれません。お子さんの指の大きさ等も考えて、押しやすい物を店頭で選んであげるといいと思います。
電卓の代わりに、「電卓式レジ」もおすすめします。ただ、この商品は付属のお金が米ドルなのが残念です。まあ、それも含めておしゃれでいいんですけどね。
Pretend & Play(R) Calculator Cash Register 電卓式レジ 米ドル付き
食べ物は自分で大きい方を取らせる
ドーナツなど、子どもの好きな物を「半分こ!」した際は、子どもに好きな方を取らせます。
本能的に「どっちがたくさん食べられるか=大きいか」という数学センスが磨かれればいいなと思っています。
もっと大きくなったらケーキなどを等分に切らせてあげるのもいいなと思っています。
食べ物は親の分も子どもに分配させる
食事の準備をしている時、お手伝いとして「うどんに乗せるかまぼこ」「デザートの果物」等をうちの子に配ってもらっています。その際、「1人何個ずつ配れば同じ数になる?」と聞きます。
最初は少ない数で、割り切れる数を渡してあげるのがいいと思います。
※バナナを細かく切ると数の調整がしやすいので、うちではバナナがよく登場します。
慣れてきたら割り切れない時も作ってみていいと思います。余った物を自分が半分食べて残りをくれたり、なんとか工夫をしようとします。
数を使ったゲームを楽しむ
数を使ったゲームとして取り入れているのが、「すごろく」「トランプ」「ビンゴゲーム」です。その他、数学的センスを磨くために「オセロ」もやっています。
すごろくについて
うちにあるすごろくは、幼児雑誌めばえの付録の「アンパンマンのすごろく」と「こどもちゃれんじのすごろく」の2種類です。
めばえの付録は2015年2月号の「アンパンマンのおみせやさんすごろく」です。
アンパンマンのキャラがコマになっていて可愛いです。お店さんのマスがあり、そこにとまると商品のカードがもらえます。
こどもちゃれんじのすごろくは、上記のアンパンマンのすごろくをもっと高度にしたようなものです。
すてっぷコースの「おかいもの・ かずすごろく」というものです。
2つのサイコロをふって、その合計値を進むというものです。なので足し算の練習になります。
2種類のゲームがあって、1つは特定のマスにとまるとコインが手に入り、また別の買い物マスではそのコインと引き替えにいろんな品物が描かれたカードがもらえます。
もう1つはとまったマスによりお菓子が売れ、ビンゴのカードのようなものを開けていくゲームです。このカード、再利用しないといけないのでどこを開けたか分からなくなるのが難点です。
トランプについて
トランプは数を減らして「神経衰弱」「戦争」などを楽しんでいます。
基本的にはA~5までを使っています。JとかQとか分かりづらいですからね。
※「戦争」のゲームは、いろんな呼び方があるかもしれませんが、お互いが同時にカードを出して、数の大きい方が勝ちというゲームです。
ビンゴゲームについて
ビンゴゲームは、100円ショップのキャンドゥに売っていたものがお気に入りです。このビンゴゲームセットには2点いいところがあって
・ビンゴマシン(抽選器)がなくても、付属のカードがその代わりになる。
・カードの列にアルファベットがふってあって、その列から数字を探したらいいので小さい子でも短時間で2ケタの数字を探しやすい。
※例えば「I20」のカードなら、I列の5つの数字だけチェックすればいい。
追記:2015年4月追記 近所のキャンドゥで上記のカードの取り扱いがなくなってしまいました。仕方がないのでamazonで似た商品を探したところ、ハナヤマという会社から無地の物とディズニーのキャラクター版が出ていました。価格は現在無地のが409円、ディズニーのが918円です。100均のより何倍も高いけれどその分品質は良いです。ディズニーの方は抽選カードの方にキャラクターが紹介されています。ディズニー好きのお子さんにはうけると思います。
オセロについて
オセロ(=リバーシ)は、子ども用のいいのが見つからなかったので大人用のをマスを隠して4×4にしてやっています。
上野動物園に行ったときにお土産物屋さんにパンダのオセロがありました。
そんなのでも良かったかなと思っています。
東大卒の旦那が今でもやる、数を使ったゲーム
旦那は切符などで4つの数字を見つけると、「足すか引くか掛けるか割るかして10にする」遊びをよくします。※数字は順番を入れ替えてOKです。当然どうやっても10にならない組み合わせもあります。
私には何が楽しいのか分かりませんが、旦那は「こうやったら10になった!」と嬉しそうに報告してくれます。こういう心掛けが大事なんでしょうね。