よみうりランドのグッジョバの口コミ

子どもと遊ぶ・お出かけ

先日、子どもたちと遊園地の「よみうりランド」に行ってきました。

よみうりランドには2016年3月に「グッジョバ」という新エリアがオープンしています。

グッジョバは仕事をテーマにしたアトラクションがあるエリアなのですが、キッザニアやカンドゥーのようなお仕事体験とは違い、アトラクションにちょっとだけ工業製品の要素が入っていたり、ワークショップが開催されているという感じです。

自動車、食品、ファッション、文具の4つをテーマにしていて、日産、日清食品、ワールド、コクヨなど大手企業がスポンサーになっています。

今回はそのグッジョバエリアの「特に教育に良さそうな体験」を中心にやってきたので口コミを書きます。

グッジョバエリアは屋内も多いので、雨の日でも楽しみやすいですよ!おすすめです。

グッジョバの乗り物系(アトラクション)は大体ワンデーパスでできますが、ものづくり系(ワークショップ)は料金が別(追加料金)なのでご注意ください。

グッジョバ一番人気!?マイufoファクトリー

体験できる場所:FOOD factory

自分でパッケージに絵を描いて具材とふりかけ(小袋)を選んでオリジナルのカップ焼きそばufoを作れるワークショップです。体験には予約(整理券)が必要です。
料金:1個300円

体験の流れは公式が出している動画で見てもらうといいと思います。

オリジナルのカップヌードルを横浜や大阪のカップヌードルミュージアムで作れますが、あれの焼きそばufoバージョンですね。

具材は普通は12種類の中から4つ選べるのですが、ルーレットで当たったら5つ選べるという仕掛けもあります。
うちは4人やってみんな当たらなかったので、当たる確率はそんなに高くなさそうです。

ふりかけは4種類から選べるのですが、「パチパチufo」はよみうりランド限定味です。
中身はどんなものかと言うと、パチパチキャンディー(炭酸ガスが入ったアメ)で、アメが溶ける時に炭酸ガスが飛び出してパチパチと音を立てて弾けるという仕組みです。

わた状キャンデー「わたパチ」や、サーティワンの「ポッピングシャワー」などに入っているパチパチしたものと同じです。焼きそばを炒めている時のジュージューした感じを表現しているそうです。個人的には正直、焼きそばに合うとは思いませんが、子どもたちにはとても受けてました。

ufoのふりかけ(小袋)の選択肢
「青のりふりかけ」
「からしマヨ」
「紅しょうが」
「パチパチU.F.O」から1つ

ufoの具材の選択肢
エビ/キャベツ/卵/イカ/チャーシュー/コーン/にんじん/チキン/ポテト/キムチ/ネギ/豚ミンチ
から4つ

<感想>
オリジナル焼きそばufo作りは大人も子どもも楽しめるし、良いお土産になるのでおすすめです。

スタッフの方がどんな作業をやったのか、こちらに品物を見せるようにしつつ説明してくれるのが教育的にも良いなと思いました。子ども達は熱風がフィルムを縮める作業が特に面白かったようです。その作業が終わった後に持つと温かいので、熱風でくっつけたのがよく分かります。

作った焼きそばは「ひも付きの、空気を入れて膨らませた袋(エアパッケージ)」に入れて持ち帰れます。ひもがついていて肩に掛けられるのでテンションがあがりますが、これがけっこうかさばります。気になる方は、午後に予約を入れた方がいいと思います。
※ただし、予約自体は開園後すぐに取りに行かないと終了になるかもしれません。

マイニット

体験できる場所:FASHION factory

体を動かすゲームをすることで編み機で「自分の選んだアルファベットを入れたリストバンド」を作ってくれるというものです。
料金:1個300円

3種類のゲーム機があります。

サイクリング(自転車)のゲーム
自転車をこいで空を走ります。
ペダルは思ったより軽いのですが、かなり疲れます。
ペダルはマジックテープで足に固定することもできますが、小さい子は足が届かないかもしれません。

ボートのゲーム
レバーを押したり引いたりして海の中を進みます。結構力が必要です。

ランニングのゲーム
これは走るだけなので、小さい子にもトライしやすいと思います。

自分の動く速度と編み機の動く速度が連動しているので、がんばって早く編み上がるように体を動かします。
画面の表示が100%になるまで、体を動かしてゲームをクリアします。

<感想>
リストバンドが編みあがるまで、けっこう長いなと感じました。
2人で一緒に体験できるので、小さいお子さんは親子でやるといいかもしれません。(作れるのは一度に一つです)

知育的には、編んでるところがもっと見えるようにしてもらえれば良かったかなと思います。
ゲームにしてあると画面ばっかり見てしまうので、教育要素があまりなくなってしまうんですよね。

わくわくファッションラボ

体験できる場所:FASHION factory

ここのワークショップの内容は毎月変わるらしいのですが、うちが行った時(2019年5月)は、「スクリーンプリントでTシャツやトートバッグ」をつくるというものでした。

料金はTシャツ1000円、トートバッグ500円でした。

<体験内容>
紙に鉛筆で下絵を描き、そこにトレーシングペーパーを乗せてマジックでなぞってデザインを完成させます。

スタッフさんがそれをパソコンに取り込んで、機械で製版してくれます。

バッグとインクの色を選びます。

製版されたスクリーンは絵のところだけ小さな穴が空いてるらしいです。インクを乗せてガラスの板みたいなものでインクを伸ばして印刷します。


最後はアイロンをかけてもらって完成です。

<感想>
スクリーンプリントがどのような技法なのかがよく分かり勉強になりました。
ちなみに製版に使っていた機械はゴッコプロというものでしたが、年賀状に使うあのプリントゴッコと同じメーカーが作っているそうです。

印刷するインクの色は自由に選べますが、できれば濃い色を選んだ方がきれいに仕上がるようです。

うちの子は生成り色にピンクを選んだのでかなり薄いプリントになってしまいましたが、スタッフの方が気を利かせて裏面にもう一度別の色で刷らせてくれました。

ここで作ったバッグを娘が園内で持ち歩いていると、「ここで作ったの?すごく上手だね」と別のところのスタッフさんに声をかけてもらいました。作ったものを外に出して持ち歩くと会話のきっかけになっていいなと思いました。

ドライビングラボ

体験できる場所:CAR factory

ここのワークショップの内容も平日かどうかや、時期によって変わるようですが、うちの子が行った時は「2020小学校必修化!プログラミングをしてみよう」というテーマでした。

<体験内容>

パソコン画面上で、ミニカー型のプログラミングロボットを動かすプログラミングをする

ミニカーをパソコンにUSB接続してプログラムを書き込む

命令が上手く行っているか、実際に動かしてみる

「ミニカーの左と右にあるセンサーを使って、黒いコースの上をはみ出さないように走らせる」というやや難しい課題にも挑戦しました。

まず、センサーの数値が80より大きいなら黒いところ、それ以下なら白いところにセンサーがあるということを確認しました。
それから、

・両方のセンサーが白の時はどんな命令を出すべきか?

・両方のセンサーが黒の時は?

・右のセンサーが黒、左のセンサーが白の時は?

・右のセンサーが白、左のセンサーが黒の時は?
などを一つ一つ考えて行きました。

<感想>
難しい言葉は使わず丁寧に説明してもらったので初心者にも分かりやすかったです。
ただし、最低限マウス操作はできる子でないと、厳しいかもしれません。
自分のプログラミングで走るミニカーは可愛いです。愛着が湧きます。

このプログラミング体験に興味がある方は、この体験で使っていたBeauto Racer(ビュートレーサー) という製品を、良かったら調べてみてください。思ったより安くて3000円くらいで買えるみたいです。

グッジョバ!エリアの人気の乗り物

スピンランウェイ

場所:FASHION factory

屋内ジェットコースターです。
洋服の製造工程を再現しているそうです。

「スムースチケット」というのがあり、500円払えば優先で乗れます。

暗いしスピードが出るので、ご注意ください。

スプラッシュufo

場所:FOOD factory

焼きそばufoが出来上がる工程をゴムボートに乗って急流下りをしながら体験します。

暗いのとかなり濡れるのにご注意ください。

乗り場でレインポンチョが100円で購入できます。

建物の外に「全身ドライヤー」のボックスもあります。(3分300円、5名まで利用可)

乗っている間、一度外に出る(やかんのオブジェのところ)ので、乗らない人はそこでカメラを持って待ち構えているといいかもしれません。

カスタムガレージ

場所:CAR factory

自動車の好きな部品を取り付けてテスト走行できます。

部品取り付けには制限時間があるので、少し慌てました。

うちの子はドリルを使ってねじを締めるのが楽しかったようです。

乗車中の写真が2枚撮影されて、任意で購入できます。

ev-グランプリ

場所:CAR factory

全長約1,100mのコースを走行するゴーカートです。これはフリーパスが使えなくて1000円かかるのですが、平日空いている日などにはフリーパスで乗れることもありますのでチェックしてみてください。

キャンパスチャレンジ

場所:CAR factory

ノートの製造工程がわかる、7つのゲームに挑戦できます。

体を使うゲームで、TV番組で芸能人がやっているような感じです。

クリアはかなり難しいです。

ゲーム挑戦中の写真が撮影されて、任意で購入(ダウンロード)できます。

グッジョバの食事処、グッジョバ!キッチン

グッジョバに一番近いレストランはグッジョバ!キッチンというお店です。「ロイヤルホスト」や「シズラー」を手掛けるロイヤルグループの直営店なのでメニューに安定感があります。

メニューはこのような感じです。

グッジョバは混雑してる?

2019年のグッジョバ混雑具合ですが、オープンして3年経ったので当初の混雑はないものの、長期休みやイベント開催時期はかなり混雑しています。

普通の土日もまあまあ混雑しています。

平日はアトラクションにもよりますがけっこうガラガラで、同じ乗り物を連続で乗ることも可能です。

ワークショップも定員がいっぱいにならないので、好きな物に好きなだけ参加できる感じです。

よみうりランドのグッジョバ以外のおすすめエリア

グッジョバのエリアからは少し離れているのですが、ファミリーエリアの乗り物はそれに合ったコスプレ衣装が用意されていて、衣装を着たまま乗ることができて楽しいです。

例えば、

スイーツカップ→パティシエの衣装貸し出し

わんぱく鉄道オリヴァー→車掌さんの衣装貸し出し

アニマルコースター→どうぶつカチューシャの貸し出し

ちびっこ消防隊けしっぴー→消防士の衣装貸し出し

こんな感じです。

よみうりランド攻略法

・よみうりランドは最寄り駅から遠いです。
うちは京王よみうりランド駅からゴンドラに乗って行きました。小田急読売ランド前駅だともっと遠いのでご注意ください。

・アトラクションは身長や年齢制限があるものが多いのでご注意ください。

・よみうりランドは、遊園地には珍しくアシカショーをやっています。時間がある方はぜひアシカショーも見てみてください。

・遊園地そばには、キドキド(屋内遊戯施設)やシェーキーズ(ピザ食べ放題)などがあります。遊園地入場者には割引券がもらえます。もしそれらの施設を利用する場合は、再入園券をもらってから一時退場してしてください。

・何がワンデーパス(フリーパス)の範囲内で、何が別料金なのかは要チェックです。
ワークショップという名前がついていれば別料金がかかるようです。

ワークショップなどの代金は、のりもの券で支払うと1000円で1200円分ついているのでお得です。

しかし、使いきれない可能性もあります。のりもの券に有効期限はないので、再訪する方はのりもの券でもいいかもしれません。

混雑しそうな日に行く場合は、セブンイレブンの端末機で、「ワークショップ日付指定券つきパスポート」を買っていくのがおすすめです。

詳しくは公式サイトの「ワークショップ日付指定券付ワンデーパス」の説明ページをご覧ください。

入園料金を安く済ませようと思ったら、読売ファミリーサークル(YFC)の会員限定の優待デー、yfcフェスティバルがあります。 入園は無料で、ワンデーパス(フリーパス)は割引料金で購入できます。

YFCは年会費が1404円かかるのですが、他の施設も無料招待券などももらえるので十分元は取れると思います。

他には、「学校行事の振替休日」や「創立記念日」に、ワンデーパスを3,300円で購入できるキャンペーンもあります(開催期間はウェブサイトでご確認ください)

追記

よみうりランドのグッジョバは2020年春、VRなどのテクノロジーを導入してリニューアルされるそうです。
楽しみですね!