子どもが賢くなるトランプゲーム7選

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今回は「子どもの知育に役立つトランプゲーム」とそのルールを簡単にご紹介します。

※ルールは地方や人によって、細かい部分が違っていることがあります
特に、ジョーカーの扱い(ジョーカーを抜くのか、特殊なカードとして使うのか)が違うことが多いです。

この記事ではシンプルにババ抜き以外はジョーカーを使わないルールを紹介しています。

話が脱線しますが、「切り札」という単語、とっておきの手段や人を指して使われることが多いかと思いますが、本来トランプ用語で「一番強いカード」と言う意味らしいですね。

トランプ遊びをしながら、子どもに「切り札」の本来の意味とよく使われる用法についても教えてあげたらいいかもしれません。

ブタのしっぽ

<遊び方>
全てのカードを裏返してドーナツのように丸く並べる

一人一枚ずつ選んでめくり、真ん中の開いている部分に重ねていく

前の人と同じマークを引いてしまった人が今まで積み上げたカードを全部回収する

終わった時点で一番カードの少ない人の勝ち

<遊ぶ際のコツ>

・数字が読めない子でもマークが分かれば参加できるので、小さい子も参加しやすい

・もっとゲームを複雑にしたい場合は「ジョーカーを引いたら持っているカードを全部返せる」というルールを追加する

ダウト

数字の順番になるよう裏返しにカードを出していき、違う数字を出してそうな人を見つけたらダウトと言う。
人の表情を読むのが上手になるゲーム。

<遊び方>
みんなに均等にカードを配る。

(A→2→3→4→5→6→7→8→9→10→J→Q→K)の順になるようにカードを裏返しで重ねて行く。

同じ数字があれば一緒に出してOK

怪しい人(違う数字を出してそうな人)を見つけたら「ダウト」と言う。
ダウトと言われた人は出したカードを裏返し、数字が違うものであれば、積まれたカードを全部引き取る。
数字が合っていれば、ダウトと発言した人が積まれたカードを全部引き取る。

一番早く手持ちのカードがなくなった人の勝ち

<遊ぶ際のコツ>

・自分の手元に同じ数字のカードが4枚あったら、他の人がその数を出す際は必ずダウトということになる。

スピード

2人で遊ぶゲーム。
出ているカードの前後の数字のカードを出していく。
その名の通り早く終わるので、家事などの合間でも相手してあげやすい。反射神経も鍛えられる。

このゲームを言葉だけで説明するのは難しいので、YouTube動画を貼っておきます↓
この人たちは裏返しのカードの束を横に置いてますが、うちでは手元に置いてます。

<遊び方>
トランプを赤と黒に分けて、どちらがどの色にするか決める

お互い一番上のカードを表にして出す(この2枚のカードの上に重ねていく)

「いっせーのせ」でお互い上から4枚のカードを表にして並べる
その4枚の中に、最初に出したカードの前後の数字があれば、そこに重ねる
(KとAも重ねられる)

4枚のカードのうち重ねてなくなった場所には手持ちカードの一番上から補充する。
補充できなくなったら、「いっせーのせ」でお互い一番上のカードを表にして2枚のカードの上に出す

早く手持ちのカードがなくなった方の勝ち

<遊ぶ際のコツ>

・数字が読めて前後の数が分かるようになったら遊びたいゲーム

・小さい子と遊ぶ際は親が敢えてゆっくりカードを出すことで勝負を調整できる

神経衰弱

裏返しにしたカードの中から同じ数字を見つけられたら自分のものになる。
記憶力を直接的に鍛えてくれるゲーム。

<遊び方>

カードを裏返しで並べる。

カードを1枚めくり、それと同じ数字だと思うカードを1枚めくる。

同じ数字でペアになればそのカードをもらえる。そして続けてチャレンジできる
間違えたらまた裏返して次の人に交替する

手持ちのカードの多い方が勝ち

<遊ぶ際のコツ>

・小さい子と遊ぶ際はカードを減らす

・難易度を下げるにはカードをきれいに並べる。
難易度を上げたいならカードを並べずにバラバラに配置する

・子どもは他の人の失敗したカードを覚えるところまで注意が向かない
それを覚えるのが大事と教える

ババ抜き

人のカードから1枚引いて手持ちのカードに加え、2枚同じ数字が揃ったら捨てて行く。

<遊び方>
みんなに均等にカードを配る。
配られたカードに同じ数字があったらそのペアで捨てる。
他の人からカードが見えないように、扇のような形で持つ。

隣の人のカードの中から1枚引いて、自分の手持ちカードに加える。
同じ数字が2枚揃ったら捨てる、をみんなで繰り返す

早く手持ちのトランプがなくなった人の勝ち
1枚しかないジョーカーを最後に持っていた人が負け

ジョーカーではなく別のカードを1枚抜いて「ジジ抜き」にしてもいい。

<遊ぶ際のコツ>

・ジョーカーがまわってきた場合、次の人が取りやすい場所に配置する

・子どもは表情でジョーカーを引いたのがばれやすいので、気を付けさせる
「ポーカーフェイス」と言う言葉について教えてあげてもいい
あまりに表情に出るようなら、ジジ抜きに変更する

七並べ

みんなでカードを出し合って7から順に数字を並べていくゲーム。

<遊び方>
みんなに均等にカードを配る。

配られたカードに7があったら縦に並べる

今出ているカードの前後の数字のカードをそのマークのところに出して並べていく
出せない場合はパス
※パス3回で失格、持っているカードを全て並べる

早く手持ちのトランプがなくなった人の勝ち

<遊ぶ際のコツ>

・7に近い数が有利になる

・出せるカードが複数ある場合、どのカードを出すと自分に有利か考える

・出せるカードをわざと出さずに他の人の邪魔をする作戦もアリ

戦争

一斉にカードを出して、一番強いカードを出した人が全部もらえる。

<遊び方>

みんなに均等にカードを配る。

みんなで一斉に手持ちのカードの一番上の札を出す
一番強いカードを出した人が全部のカードをもらえる

カードの強さは
弱い←                    →強い
2・3・4・5・6・7・8・9・10・J・Q・K・A

※同じカードを出した人がいた場合、その人たちだけでもう一回戦う

終わった時点で一番多くカードを持っていた人の勝ち

<遊ぶ際のコツ>

・戦争という呼び名が物騒なので、うちは選挙!と呼んでみたこともあります(定着しませんでしたが)

・もっとゲームを複雑にしたい場合はジョーカーを加え「ジョーカーが出てる場合のみ2が最強となる」というルールにしてもいいと思います。

その他の勉強になるゲーム

他には、少しルールが複雑になりますが、トランプの「大富豪(=大貧民)」なども面白いと思います。

また、子どもが足し算をできるようになったら、ババ抜きや神経衰弱で「足して10になるペア」の時に捨てられたり取れたりするというルールにしてもいいと思います。

その時、10以上の数は抜いてしまうか、同じ数字とペアにするようにしてください。

トランプではありませんが、カードゲームのUNO(ウノ)もうちでは幼稚園から遊んでいます。

ウノがスペイン語で「1」を意味することもついでに教えています。