知育に最適!混色遊び
いろいろな色を混ぜて遊ぶことは、色彩感覚も育てるし、色の理解にもつながるので良いと思います。
混色遊び(混色実験)にはいろいろな方法があります。
・絵の具を使う→実験ぽくはないですが、直接的でいいですね
・カラフルなセロファンを重ねる→こどもちゃれんじでは、年長向けのコースにセロファンで混色を学ぶ教材がついてきます
・色水を使う→小さな子のくいつきがいいのはこれだと思います。後で解説します
・スタンプを重ねる→スタンプで混色を学べる教材がシャチハタから出ています。
この製品はドット模様のスタンプで、重ねて押すことで、新しい色を作ることができます。印刷と同じ原理を利用した、知育的には着眼点の良い商品だと思います。ただ約3000円とちょっと高いし、きれいに混ざって違う色になるわけではないので、色の勉強になるか疑問です。なのでうちでは買っていません。
・その他→知育菓子を使うなど。後で解説します
色水で混色遊び
個人的には、色水で混色を学ばせるのが、子どもには一番分かりやすいと思います。
うちの子が3歳の時、色水の混色を学ばせるのに専用の実験キット(Color Lab 色の科学じっけんセット #S01 新日本通商 カラーブレンダー(色作り-混色実験) 色彩学 実験 グッズ 簡単 夏休み 自由研究 小学生 中学生 科学 理科 キット おもしろ実験)を買うことも考えたのですが、ちょっと本格的過ぎると思い、やめました。
小学生にはいい教材だと思いますが…。
そこで、うちの子には食紅で作った色水を混ぜて遊ばせることにしました。食紅なら万が一口に入っても安全なところもポイントです。
うちが買った食紅はユウキ MC フードカラーボックス 7.25ml×4です。
4色入って¥410なので、割とお手頃だと思います。赤・青・黄・緑が入っています。混色を学ぶのに緑は正直いらないので、隠しておいてもいいと思います。ちなみに4色を同じ割合で混ぜると緑になります。青と黄色を混ぜると緑になるので、全体として緑の分量が一番多くなるからです。
これがコップ1杯に1滴落としたところです。1滴で十分きれいな色水ができるので、かなり遊べます。
作った色水で子どもがどう遊ぶかは、けっこう自由にさせています。一応、「赤と青を混ぜたら何色になる?」等と誘導はしますが、子どもはそんな定型通りには遊んでくれません。なので、あまり口をはさまずに見守っています。
本当は1滴で十分な食紅の液をたくさん垂らしても、それで色が濃くなることを学んでくれたらいいし、単に移し替えて遊んでいるだけでも手先の器用さが養われると思うし、色をぐっちゃぐちゃに混ぜていてもそれが暗い色に近づくことを学んでくれたらいいと思っています。
食紅色水で遊ぶ時の注意点
食紅は想像よりかなり着色しやすいので手や服につかないように気をつけてください。安全なものですが、その意味ではけっこう扱いにくいかもしれません。うちは食紅の液を落とす時はティッシュでつまんで直接容器を触らないようにしています。また、遊ぶ時は黒い服を着せて、レジャーシートの上にプラスチックのテーブルを出した上でやっています。
お風呂で遊ばせるのもおすすめです。うちは体を洗った後で、お風呂のマットの上で遊びの時間を取っています。
チョークで作る色水もアリ
発色のきれいさと手間を考えて私は食紅を選びましたが、色水はチョークで作る方法もあります。チョークを削って水に溶かします。食紅の鮮やかな色とは違って、パステルカラーできれいですよ。
知育菓子で混色遊び
混色遊びは知育菓子でもできます。
うちがよく遊ばせているのはおえかきグミランド 10個入 BOX (食玩・知育)です。
どんなものか簡単に説明すると、赤・青・黄の色水を混ぜ合わせいろんな色を作って、その色水でグミが作れるお菓子です。
粉の上に型を置き、色水をたらすと固まります。
他にも、同じシリーズのおえかきキャンランド 10個入BOX (食玩・知育菓子)
やカラフルラムネランド 28gも試してみたことがあります。
キャンランドは粘土のように型に押し当てたソフトキャンディに、混ぜて作った色を塗って遊びます。ラムネランドは粉を混ぜて色を作り、それを固めてラムネにします。
ただし、これらは色が上手く混ざらなかったので、知育菓子としてはあまりおすすめできません。