コロナの影響で去年から多くの花火大会が中止になっている中、子どもたちにせめて「手持ち花火」くらいはやらせてあげたいという方も多いのではないでしょうか?
しかし、東京都内でしかもマンションに住んでいると手持ち花火をできる場所ってなかなかないですね。
公園も安全のために花火禁止のところが多いですし。
今回は、先日我が家が家族で手持ち花火を楽しんだ際に調べたこと、気付いたことについてまとめます。
(以前は一戸建てに住むお友達や祖父母の家で楽しんでいたのですが、コロナの影響もあり頼みにくくなったので、自分たち家族だけでできる場所を探しました)
似たような状況の方の参考になれば幸いです。
手持ち花火をするための下調べ
まず、近所で花火ができる場所を探すために「〇〇区 公園 花火」などのキーワードで検索します。
この際、個人のサイトも出てくると思いますが、内容が間違っていたり変わっているといけないのでできるだけ、区や公園の公式サイトを見つけるようにしてください。
公式サイトを見つけたら、詳しい条件を確認しておいてください。
時間制限(21時まで等)/ エリアの制限 / 花火の種類の制限 / 予約が必要
など区や公園によって様々なルールがあります。
手持ち花火をするための準備(必ず必要な持ち物)
手持ち花火をするために必ず必要な持ち物は以下の通りです。
手持ち花火セット
同じ手持ち花火の中でも、炎の形、色、音の大きさが違ったり、煙の少ないタイプ、スマホで綺麗に取れるタイプ、燃焼時間が長いタイプなど色々ありますが、特にこだわりがなければ色々な手持ち花火の詰め合わせがいいと思います。
燃焼時間が長い手持ち花火 スーパーダブルロング花火セット LA-LL 513220 両面花火入り 約50本入り
↑
上記のようなよく売れている物を選べば失敗しないと思います。
最近の手持ち花火には「人数と遊べる時間の目安」が書いてあるものもあるので、それを基準に選んでもいいかもしれません。
ちなみに公園などで花火をする場合、打ち上げ花火は基本NGです。購入しないように気を付けてください。
チャッカマン、ライター、マッチなど
我が家はチャッカマンを使っています。ライターやマッチは扱い慣れていない我が家にとって、一番安全に使えるのがチャッカマンです。
ママ友もチャッカマンを使っている人が多いようです。
ロウソク
燃焼時間約30分 風に強い ローソク ろうそく 花火に最適 消えにくい キャンプ きもだめし
風が強い日でも消えにくいタイプのロウソクがおすすめです。パッケージにそう書いてなくても、周囲の囲いが高いものだと消えにくいです。
バケツと水
バケツを持っていない、もしくは荷物を軽くしたい方は花火のセットの中にバケツが入っているものがおすすめです。
手持ち花火150本 紙バケツ、ローソク付ですぐに遊べる ベンリー手持ち150本 (1袋)
↑
我が家もこの商品を買いました。付属の紙バケツは紙ということで強度が不安でしたが、全く問題なかったです。付属のロウソクはやや火が消えやすかったので、別のロウソクも用意しておくと安心かもしれません。
水は公園に水飲み場があればそれを利用できますが、初めての場所では念のためペットボトルに入れて水を持参するのがおすすめです。
手持ち花火をするのにあると便利な物
手持ち花火をするためにあると便利な持ち物は以下の通りです。
懐中電灯やランタン
明かりがないと花火を選ぶことができません。スマホのライトでもいいですが、スマホは何かと使うのでそれとは別に明かりがあると安心です。
ゴミを持ち帰るための袋
ゴミを持ち帰るのはマナーですよね。ゴミ袋は多めにあると便利です。
虫よけスプレーと痒み止めの薬
虫刺されを防ぐため、虫よけスプレーなどは必須です。虫よけ成分の入っているロウソクも便利です。
バケツ型虫除けキャンドル(フタ付大)
↑
我が家もこれを買いました。これのおかげか不明ですが、誰も虫には刺されませんでした。ロウソクとしても十分使えました。
レジャーシートや簡易イスなど
キャプテンスタッグ パレットラウンジチェアtypeII (マリンブルー) M-3911
イス(アウトドアチェア)は荷物置き場にしたり疲れた人が休んだりできるので、あると便利です。
飲み物
汗をかくので夜でも水分補給は大事です。水筒やペットボトルの飲み物はあった方がいいです。
光る腕輪
お祭りで見かけるような光る腕輪を子どもたちに配ると、どこにいるか分かりやすくなるので良いと思います。テンションも上がります。
その他、光るグッズを持っている人は持って行くと楽しいです。うちの子は踏み込むと光る靴を持っているのでそれを履いていきました。
手持ち花火をする前に子どもに教えること
・花火を人や自分に向けない、振り回さない
・花火は突き出すようにして持つ(火の粉が足に落ちるのを防ぐため)
・風向きに注意する(花火をしている人の風下に立たない)
・他の人の花火から火を分けてもらってもいいけど、その際は気を付ける
・火が消えたら水をはったバケツにすぐ浸ける
・草など、燃えやすいものの近くではやらない
・花火を持つ位置は先の方にする
・どちらの端に火をつけるか迷ったら大人に聞く
(線香花火など火をつけるところの見極めが難しいのがある)
・熱い、ヤケドをしたかもしれないと思ったらすぐに大人に言う
※ちなみに手持ち花火の先に紙がついている場合そこに火をつける人が多いですが、この紙はちぎって使うのが正しいです。
(紙がついている理由は火薬を守るため。湿気ると火が付きにくくなるのでちぎって使うのが正解)
新しい花火を使う場合にはどちらでもいいかなと思います。
花火で知育
花火は以下のようなことを教えるチャンスです。
・炎色反応
炎が珍しい色(赤やグリーン)に発色する手持ち花火があるので、それらを見せながら説明すると良いと思います
・花火と日本の歴史
江戸時代は長く平和だったから、火薬を戦ではなく花火に使うことができて花火が発達した
火薬を使う危ない商品が自由に買えるというのは日本が平和であるということ
・花火玉の中身
機械を使うと火花が出る可能性があるので、花火はどれも手作りするそうです。
打ち上げ花火の話になりますが、花火玉の中身について一緒に調べても楽しいと思います。
(何が詰められているのか、どんな風に詰められているのか、詰められ方と実際に打ち上げられた時の見え方など)
皆さんもよかったら花火で知育に取り組んでみてください。