2022年の3月、子どもたちと浅草で遊んで来ました。人力車・飴細工・金魚すくいなど面白くて教育にも良さそうな体験を色々やってきたのでまとめます。
当日は雨が降ったり止んだりという日だったので、雨の予報の日に浅草に出かける方など、良かったら参考にしてください。
人力車
雷門の近くから「えびす屋」さんの人力車に乗りました。人力車は雨でも屋根があるので快適です(雨の方が利用客が増えるそうです)
人力車は乗った場所に戻ってくることもできますが、好きな場所で下ろしてもらうこともできます。つまり、目的地までのタクシー的な使い方もできます。
目的地まで歩けそうな距離でも、人力車で観光案内しながら送ってもらうととても楽です。
途中、観光スポットの前で人力車を止めて記念写真も撮ってもらえます。(車夫さんに自分のスマホやデジカメを渡して撮ってもらいます)
当日の人力車コース
当日我が家のお願いした人力車コースは、雷門~花やしきの近くまで観光案内してもらいつつ移動するというものでした。所要時間13分くらいでした。途中浅草公会堂の前で記念写真を撮りました。
料金は1人2000円でした(大人も子どもも同一料金、2台に2人ずつ分かれて乗車)
2台に分かれる際は大人と子どもに分かれました。子どもたちは、子どもだけで乗れたのがとても楽しかったようです。また、人力車が車道を走ってるのが面白かったようです。
金魚すくい
「浅草きんぎょ」という店で金魚すくいをしました。金魚すくいは最近はお祭りでもなかなか見かけないので、こういうところで体験できると良いですよね。
こちらの金魚すくいは「その場で楽しむだけ」と「持ち帰るためにすくう」のどちらかを選べます。
うちは家で金魚を飼えないのでその場で楽しむだけにしました。1回300円で強めのポイ2枚分遊べます。
※持ち帰りだと、弱いポイ3枚になるみたいです。
子どもたちは2人とも数匹(多い方は8匹)すくえて大満足でした。
金魚すくいをしない人も、店内で売ってる金魚グッズが可愛いのでぜひ寄ってみてください。
江戸たいとう伝統工芸館
子どもたちには浅草の観光ついでにちょっと社会の勉強もしてもらおうかということで、「江戸たいとう伝統工芸館」に立ち寄って伝統工芸品を鑑賞して来ました。
すだれやたんす、江戸切子、かんざし、大きなハサミ、ブラシやおろし金など素敵な品が色々と展示されていました。1階と2階に展示がありますが、そんなに広くないのですぐに見終わります。
うちの子たちは2階で上映されていた職人さんの作業風景のビデオに真剣に見入っていました。以前は土日に職人さんの実演があったそうですが、今は休止しているそうです。
伝統工芸品は受付で少しだけ売っているものを除いてその場では売っていませんが、気に入ったものがあれば購入方法を教えてもらえるそうです。うちの子は受付に合った猫の絵を購入しました。550円と子どものお小遣いでも買いやすい価格で良かったです。
また、ここの受付でお願いするともらえる「全国の伝統的工芸品ポスター」も良いお土産になりました。
浅草にある「江戸たいとう伝統工芸館」の受付で学校関係者(※)がもらえる伝統的工芸品ポスター。中学受験する子にいいかも。これは一部だけ写してるけど、本当は全国分
※学校関係者は先生や生徒など。つまり子どもならもらってOKみたい pic.twitter.com/ihksIB7y3D— 英才 (@eisai_kyouiku) March 20, 2022
浅草寺
定番の観光スポットである都内最古の寺「浅草寺」にもお参りしてきました。お賽銭を入れるのはもちろんのこと、おみくじを引いたり(100円)、ロウソクに火を移して立てたり(100円)もしました。
当日はあいにくの雨でしたが、屋根にたまった雨水がどう流されているのかなど、普段は見られない部分が見られてそれはそれで面白かったです(写真のかめにいったんためてから流されていました)
おやつはここの入口近くの「浅草よ兵衛」というお店でお団子を食べました。水も飲めるし休憩場所として良かったです。
飴細工
最後は「アメシン」という飴細工屋さんで飴細工作成体験をしました。アメシンはスカイツリーにもありますが、体験教室は浅草の花川戸店のみです。予約は事前に取っていきましたが、当日でも空きがあれば受け付けてもらえるようです。
飴細工にも平面的なものなど色々種類がありますが、こちらは立体的な作品をつくるものです。飴をハサミで切ったり手で伸ばしたり形を整えたりしてうさぎの形にします。
〈飴細工体験の流れ〉
まずは解説ビデオを観る(英語字幕あり)
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職人さんのお手本を見る
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練習用の茶色い飴で2回形作りを練習する
(ウサギの耳をハサミで切り出して形を整える、前足を切り出して形を整える、しっぽを切り出す、後ろ足になる部分を伸ばして切り出して形を整える、しっぽをハサミの先を使って丸める)
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本番の白い飴に取り組む
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つまようじで色つけして完成
(職人さんは筆を使うそうですが、いきなり筆は難しいので体験ではつまようじ)
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自分で作った飴の写真撮影
(乾燥剤を入れてラッピングすると撮影しにくくなるため、自分の作品はここで撮っておくのがおすすめ。希望者には和柄の背景も貸してくれます)
飴は70℃くらいのを扱いました。思ったより熱くなくて普通に触れました。
職人さんがとても丁寧に教えてくれましたが、なかなか難しかったです。冷えると固まるので時間との戦いで焦ってしまいます。
体験料は、大人3,100円(税込)、子ども(高校生以下)2,500円(税込)ですが、子どもと一緒に体験すると大人も2500円になりお得です。
所要時間は人数にもよりますが1時間強です。1時間半見ておくと安心です。
入口の販売コーナーでプロの作った飴細工も購入して帰宅しました。うちわ飴 630円、ちょこざい飴 980円などと購入しやすい商品もあるのでよかったら体験しない方もお店を覗いてみてください。
浅草のアメシンで買った飴細工。1つ980円と芸術品にしては買い求めやすい価格だと思う。数年保存できて、鑑賞するのに飽きたら普通に食べることもできる。個人的には桜が今の季節に合っててお気に入り。飴の形を作る職人さんと、色付けをする職人さんは別の人らしい pic.twitter.com/iqFX8Ar2e3
— 英才 (@eisai_kyouiku) March 21, 2022
子供と浅草にお出かけした感想
我が家はお昼ご飯を食べて、午後から観光というスケジュールで行きましたが、半日でも充分楽しめました。
「コロナ禍で遠くに行くのは不安だけど、どこかに遊びに行きたい」という方、関東在住なら外国人観光客がいなくて空いている浅草はオススメです。
我が家もまた近いうちに行きたいと思います。