川崎水族館(カワスイ)の感想・体験談

科学館・水族館・その他遊び場

2023年のお正月、川崎水族館に行ってきました。

川崎水族館(通称カワスイ)は「淡水魚と水辺に生息する生きもの」を展示する水族館です。

2020年7月にオープンしました。

カワスイへのアクセス

川崎駅から近くて行きやすいです(水族館の入っているビルまで川崎駅東口から徒歩1分)

川崎駅近くのショッピングビル、ルフロン川崎の9階~10階、2フロア分が川崎水族館になっています。

入口は10階、出口は9階になります。

10階までの直通エレベーターがあるので行きに使うと便利です。

カワスイの入場料金

入館チケット
大人 2,000円
高校生 1,500円
小・中学生1,200円
幼児 (4歳以上)600円

時々お得なキャンペーンもやっています。例えば年末年始は子どもが無料でした。

詳しくは公式サイトでご確認ください。

個人的に気に入ったカワスイの展示

新しい水族館なだけあって、館内の展示は見せ方が素敵です。

ところどころ、水槽の背景に映像が流れてるのが珍しいです。その生物の生息地を撮影した映像のようです。

背景の映像も変化する(時刻が変化するなど)ので飽きません。少し時間を置いて見ると新鮮な感動があります。

丸く張り出したユニークな水槽などもあります。

砂を使った展示コーナー

この展示コーナーは砂を使った飾りつけが素敵でしたが、砂は子どもが触ってしまうみたいでたくさん地面に落ちており掃除が大変そうでした。

半透明な体をもつ熱帯魚

トランスルーセント・グラスキャット

半透明で神秘的でした。群れて生活する様子がよく分かりました。

肺呼吸もできる魚

アフリカハイギョ

4億年前に出現した古代魚らしいです。

川が干上がる夏の乾季には土の中に潜って、雨季になるまで「夏眠」するって面白いですね。

メスとオスで体の色が違う魚

ゴールデンゼブラシクリッド

生まれた時はオスもメスも水色、オスだけ成長すると黄色になるそうです。

擬態する魚の水槽

枝や砂などに擬態している魚がいます。どこにいるか分かりますか?

魚以外の展示

カワスイには淡水魚以外にもワライカワセミなどの鳥、カメレオン、グリーンイグアナなど水辺の生き物もいます。

少し大きめな生き物としては、コモンマーモセット(サルの仲間)、アルマジロ、カピバラ、ナマケモノなどがいます。

土の中の虫に触れるコーナーもありました。

壁に出てくる動物

エリアの区切りになっている壁は、じっと見てると動物の映像が出てくるので面白いです。

パノラマスクリーン

200度の円形スクリーン。プロジェクションマッピングで映像が投影されています。

映像ではアマゾン川の環境が再現されており、12種類の生物が現れるそうです。

地面に描いてある「足跡マーク」の上で立ち止まるとカワイルカやマナティが目の前に来てくれます。

そこで手を挙げたり手を振ったりすると、カワイルカやマナティもそれに応えた動きをしてくれるのでぜひやってみてください。

展示のデジタル解説について

それぞれの水槽では、展示の横にあるQRコードを読み取ると魚の説明が見られます。

上記写真のようなデジタル画面は、魚のアイコンをタッチすると解説が表示されます。

水族館内にはWi-Fiがあり(パスワードは館内に掲示)通信量を気にせずスマホが使えるのでぜひスマホでも色々見てみてください。

ガチャガチャコーナー

大充実のガチャガチャコーナー。ユニークなガチャガチャ(カプセルトイ)が色々ありました。

カワスイのイベント

カワスイのイベントは時間帯によって

・飼育員による解説

・巨大スクリーンでの映像上映

・アマゾンデッキの中に入ってカピバラに近づけるイベント

など色々あります。

カワスイのお正月

お正月イベントとしては、カワスイの中で七福神を探そうという企画がありました。

7種類の魚がそれぞれ七福神に例えられているのでそのペアを掲示で見つけて線で結びます。

正解するとプレゼントがありますが、小さなシール1枚なので参加はしてもしなくてもいいと思います。

他には、開運おみくじのガチャガチャがありました。1回100円という安さのせいかかなり売れていました。
ガチャガチャなのでおもちゃが入ってそうですが、中に入っているのはおみくじ(紙)です。

お正月らしい飾り付けの水槽もありました。

カワスイの施設

キッズルーム

キッズルームはけっこう広かったです。ここでイベントも開かれるそうです。

カフェ

カフェは入口近くにも、中にもあります。

中のカフェには珍しいメニューもあります。

再入館可能なので、ランチなどは外に出て食べてもいいと思います。

ショップ

ショップは9階のゲートを出たところにあります。なので入場しなくてもショップは利用できます。

生き物系の可愛いグッズが充実してました。

カワスイの感想

カワスイは淡水魚の水族館のため全体的に魚の色が地味で、大型の生き物もいません。
でも展示の仕方が工夫されているので十分見応えはありました。

新しい水族館なので全体的にきれいでおしゃれで、デジタルを活用した解説が分かりやすくて良かったです。

都市型の水族館なので「そんなに広くないだろうな」と思いながら行きましたが、そんなに狭くもなかったです。

まだできてあまり日が経っていないですが、オープンのタイミングが悪くコロナ禍の影響を受けて経営は苦しいようです。

2022年には「事業譲渡および運営会社変更」など色々あったようです。

水族館のような子どもの喜ぶ施設はこれからも営業を続けて欲しいですよね。
応援のためにぜひ皆さんも行ってみてください。