英才教育にスイミングは必要?

子どもと楽しくお勉強

前回、幼児教室のことを『幼児教室(講談社すこやか教室)体験談』の記事に書きましたが、今回はもう一つの習い事、スイミングについて書きたいと思います。

英才教育にスイミングは必要?

スイミングは、いつの時代もベスト3に入るくらい人気の習い事ですよね。

特に、私たち親世代の子ども時代から、スイミングは教育熱心な家庭のお子さんがよく習っていました。
その理由は、スイミングは基礎体力がつくので、まずスイミングに通わせて受験を乗り越える体力をつけさせようと考える親御さんが多いみたいです。

ちなみに母親である私もスイミングに小学校1年生から4年間通いました。運動は全般的に苦手ですが、水泳だけはバタフライも泳げるし、リレーの選手に選ばれるくらい得意です。

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スイミングに関する素朴な疑問

Q:スイミングはいつ(何歳から)始めるといい?

A:幼稚園などのプールで困らないよう水に慣れさせておくためには、できるだけ幼い頃から始めるのがいいと思います。

うちの子が通っているクラブでは3歳から子ども一人で入れる(それより小さい子は親子で入るベビースイミングになる)ので、3歳頃から始める子が多いです。
ただ小さいうちは何年も続けても4泳法が身に付くわけではないので、水に慣れた時点で一回やめて、小学生になってからまた習わせるのがいいと言っているママ友もいます。

Q:スイミングは喘息に効果があるって本当?

A:スイミングは陸上の運動と違って気道を刺激して喘息の発作を誘発することもないし、心肺機能が鍛えられるので、喘息には良い運動らしいです。ただし、プールの塩素が逆に心配というママさんもいます。

Q:うちの子はまだ幼いのでちゃんとレッスンになるか心配。

A:幼児がスイミングをちゃんと習えるかどうかの最大のポイントは、上手くできるかどうかではなくて「泣かずにできるか」です。
親から離れるのが嫌なのか、水が恐いのか、ロッカールームで大泣きしている子や、レッスン中に泣いてしまってコーチに抱っこしてもらっている子をたまに見かけます。

ただ、先輩ママさんが言うには、「どんなに泣く子も、3回くらい連れて行けば諦めてちゃんと習うようになる」とのことです。

Q:スイミングをした後の疲れ具合は?

A:最初は疲れると思いますが、子どもは適応能力が高いです。
3歳から習い始めたうちの子は、最初はすごく疲れてスイミングの後に寝ていましたが、すぐに慣れてその後ショッピングセンターに遊びに行ける程になりました。
ほとんどの子が幼稚園の後に通っていますし、体操教室と同日にかけもちで習っている子もいるので、慣れれば問題ないと思います。

Q:オムツは外れていなくても通える?

A:入会の際、オムツ外れについては何も聞かれませんでした。うちの子が通っているクラブでは、オムツをして通って来ている子もいます。

3歳児のスイミングスクールのレッスンレポート

スイミングを始めて数ヶ月のうちの子(3歳児)が、毎回スクールでどんなメニューをこなしているのかご紹介します。

準備体操の時間も含めて1レッスン1時間です。1クラス、コーチ1人に生徒が7人位です。

恰好は水着、スイミングキャップ、両肩にアームヘルパー(浮具)をつけます。ゴーグルはつけません。
キャップには級のワッペンがついていて、テストに合格すると新しいワッペンがもらえます。私の子ども時代も新しいワッペンがすごく嬉しかったのを覚えています。

3歳児のスイミングレッスンの流れ

●親はロッカールームで子どもを水着に着替えさせ、キャップをかぶらせて、袋に入れたタオルを持たせて送りだす。

※タオルは着ることのできる、いわゆる「ラップタオル(巻きタオル)」という物が便利です。ゴムが入っていて、サイドがスナップボタンで留められるようになっているもののことです。
お子さんの好きなキャラクターの物を用意してあげると喜ばれると思います。女の子はフード付きのものを選ぶと、濡れた髪にかぶれるので良いです。

ラップタオル アンパンマン/ブルー(50×100cm) 2292518

準備体操

●その場で歩く

●手をグーにし、ひじを上げ下げする

●腰に手を当てふりふりする

●ラジオ体操のように、片腕を伸ばして降ろして横でトントン叩く

プールへの入り方

●前の子の肩に手を置き、列になって進みシャワーを浴びる

●プールサイドに座って体に水をかける

●前向きでバタ足をする

●寝そべってバタ足をする

●プールサイドからプールに降りる時は後ろ向きに寝そべってから降りる

●みんなで水中で手をつなぎ、輪になってぐるぐるまわる。輪の状態で広がったり、縮まったりする

●片耳ずつ水につける

●水の中で手をゴシゴシしてぱっと広げる

●顔に水をつける

レッスンメニュー

●水中でジャンプしながらまわる

●うさぎになったつもりで水中でジャンプする

●ワニの口のように、両手を上と下から打つ

●顔を水につけ、鼻から息を出す

●バケツをみんなでまわして自分で頭に水をかける

●プールを移動。プールサイドは縁につかまり移動。先生のところに着いた子は、先生に両手を引っ張ってもらって少し泳ぐ

●上の練習の変形で、先生のところに着いた子は、ジャンプしながら先生とハイタッチして、段差のある場所に降りる。(ハイタッチせず両手を持ってもらっている時も)

●上の練習の変形で、先生のところに着いた子は、顔をつけて鼻から息を吐く練習。

●プールサイドに座り、おたまに汲んだ水を使って鼻から息を吐く練習

※途中、トイレタイムがあり、トイレに行きたい子は行きます。

※上記のメニューは毎回全部やる訳ではなく、日によって少し違います。

レッスン中の遊び

レッスンには以下の様な遊びも取り入れられています。

・フラフープをくぐる

・一周まわるごとに乗り物などが描かれたカードをプールサイドに立てる

・水の中に潜ったコーチと追っかけっこ

もっと下の子のクラスではボールや輪っか、おもちゃなどを浮かべてカゴに入れるような遊びもしています

レッスンが終わったら

●レッスンが終わったら、プールサイドで脱いだスイムキャップを水着の中に入れる

●前の子の肩に手を置き、列になって進みシャワーを浴びる

●プールサイドまで自分のタオルを持ってきているので、それを身につけてロッカーに帰ってくる

スイミングスクールの選び方

同じ「スイミングスクール」といってもそのクラブによって教え方、特色がけっこう違います。

通える範囲にいくつもスクールがあるなら情報収集してから通わせ始めた方がいいと思います。