2歳でしりとりをさせるには?
うちの子は2歳0か月の終わり~2歳1か月の初め頃にしりとりができるようになりました。
しりとりの教え方ですが、最初は親が一人でしりとりをやってみせました。すでにひらがなを読めるようになっていたので、絵と文字を紙に書いて説明したこともありました。
しりとりのルールがなんとなく理解できても、初めの頃は単語の最後の音を取るのが難しいようだったので、「すいか!か・か・か!か、から始まる言葉は?」「頭にかのつく言葉は?(※)」と問いかけました。
※こどもちゃれんじでそういう言い方をしていたので、真似しました
しりとりで苦戦したところ
最初は「ん」で終わるルールに悩まされました。うちの子はアンパンマンが好きだったので、しりとりでもアンパンマンのキャラ名をよく出すのですが、アンパンマンのキャラはたいてい「ん」で終わるので、しりとりもすぐ終わってしまいます。
また、果物のみかんやメロン等、幼児の日常語彙には最後に「ん」がつくものがけっこうありました。
んで終わってしまった時は「終わっちゃったね~」と笑って最初からやり直す時もありましたが、んで終わらない別の言葉を探して続けることもありました。
しりとりを長続きさせるコツ
「同じ言葉を2度言わない」というルールは無視しました。同じ言葉を禁止すると、ただでさえ語彙が少ないので2歳児にはなかなかしりとりが続きません。続ける楽しみを知って欲しいと思ったのでそうしました。
しりとりを長続きさせるには、お子さんの知っている言葉でしりとりの定型を作るのもいいと思います。
うちは、りんご→ごりら→らっぱ→ぱんだ→だんご→ごま→まま→まくら
と続くのが定番でした。
しりとり上達のために
お子さんが普段耳にしない単語も、しりとりに役立つものはどんどん教えてあげるといいと思います。
例えば、「る」で始まる物は少ないので、「ルビー」「ルーレット」など、あらかじめ教えておくと便利です。
しりとりはドリルにも出てきます
3・4歳児向けの言葉・文字関係のドリルには、よくしりとりの問題が出てきます。しりとり遊びの延長としてこれらのドリルに取り組んでみるのもいいと思います。
また、ひらがなが分かる子にはしりとりのやり方を説明する際に、ワークを使う方が単語の最初の音や最後の音がどれになるのかの理解が早いかもしれません。上手く活用してください。
しりとりはこんなことにも役立ちます
しりとりは新しい語彙を獲得するのにも役立ちますが、既に知っている単語の確認にも役立ちます。
子どもが自分から出してきた単語に、「こんな言葉知ってたんだ!」とはっとさせられる楽しみがあります。
例えば、うちの子は2歳7カ月の時、「ぷ」で始まる単語を「プレート」と言いました。
そんな言葉教えた覚えがなかったので「どうして知っているの?」と聞くと、レストランの「お子様プレート」で習ったとのことでした。