ガチャガチャは好きですか?
ガチャガチャ(カプセルトイ)は好きですか?コインを入れてガチャガチャまわして買うあれです。
子どもにねだられると困るし、思ったものが手に入らなかったり同じ物が出たりするデメリットもありますが、私は大好きです。
日本らしい遊び心とモノづくりの技術が活かされていて、日本が世界に誇れる文化だと思います。
実際、成田空港に設置されたガチャガチャコーナーは外国人に評判が良いみたいですね。
しかし、気に入ったガチャガチャを買っているとキリがないので、普段は新作をチェックしてそのアイデアを楽しむだけです。
例えば、最近感心したのは、カプセルをそのまま利用して気球にしているこの商品です。
エコの観点からも良いですよね!
そんな風に普段はガチャガチャを眺めるだけの私も、たまに「知育に良さそうなガチャガチャ」を見かけると、つい買ってしまいます。
先日買ってみたのは「つかめる水」です。
ガチャガチャのつかめる水って何?
ガチャガチャの機械で売られている、「つかめる水が作成できるキット」です。価格は200円でした。最近500円のガチャガチャもあるので、安い方ですね。
発売元はIP4(アイピーフォー)というメーカーです。このメーカーは他にも粘土・砂・パズルなど、子どもにやらせたい知育カプセルトイを開発しているので今後も注目していきたいです。
うちが今回出したのは「透明のつかめる水がつくれるキット」でしたが、ピンク・ブルー・イエローのバージョンもあるようです。
中に入っているもの
カプセルを開けると中に入っていたのは、粉の入った袋が2つと作り方の説明書、このシリーズのガチャガチャの解説書でした。
自分で用意するものは、「水」「ペットボトル」「ボウル型の容器が2つ」「レンゲ」でした。特別な物を用意する必要がないのがありがたいですね。
作り方
水と一つ目の粉(つかめる水のもと)をペットボトルに入れて10~15分振り、気泡がなくなるまで4~5時間程度放置。
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別容器に水と二つ目の粉(乳酸カルシウム)を入れてかき混ぜ、溶けるまで5分程度放置。
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ペットボトルの液をレンゲに入れて、二つ目の粉を溶かした容器に沈めると「つかめる水」が完成。
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できたものは水をいれた別容器に移す。
作ってみた感想と補足情報
・思ったより水と粉を溶かすのが面倒で、気泡をなくすのに放置しないといけないので時間がかかりました。お子さんと一緒にやる場合は、時間がかかることをあらかじめ伝えておいた方がいいと思います。
しかし、できあがったものの不思議な触り心地には満足です!
・どうしてつかめる水ができるのか、このキットの中に解説は入っていないのがちょっと残念です。
つかめる水のもとの詳しい成分も書いてありません。
類似の実験から推測すると、つかめる水のもとの成分は、アルギン酸ナトリウム(海藻由来)のようです。それがカルシウムと反応してゲル化し、膜が張って水が閉じ込められるということのようです。
・このガチャガチャに入っている粉だけでけっこう多くの量が作れますが、強く握ってしまうと中の水が出てつぶれるので、子どもはすぐに壊すと思います。
ご注意
・成分は食品にも使われる安全性の高いものですが、このキットはそれを目的として製造されていないので、食べてはダメらしいです。
・余った液を流す際、同じ排水溝に捨てると反応して詰まってしまう可能性があるそうです。
ガチャガチャ以外にもあります!つかめる水のキット
近くにこのガチャガチャがない方は、ちょっと高くなってしまいますがamazonで似たキットを売っています。
不思議実験セット 初めての手ざわり!水がつかめる 触れる図鑑 つかめる水キット
人工イクラもこの原理で作られているので、人工イクラの作成キットを購入してもほぼ同じ実験ができると思います。このイクラのキットだと「食べる」ことができます。
イクラの実験キットはダイソーにもありますが、こちらは食べられません。それでも良ければ、↓のようなパッケージを探してみてください。
もっと気軽にやりたい方は、知育菓子の「たのしいおすしやさん」でも似たようなことができますよ。
おまけ 最近見かけた、勉強になる?ガチャガチャ5選
鳥獣戯画
鳥獣戯画ガチャガチャシリーズの「巻物バージョンです」。500円と高いですが、国宝と考えれば安い!?かもですね。
ことわざ
元が何のことわざなのか分かりづらいものもありますが、棒に当たっている犬などはリアルで素敵です。
枯山水
枯山水=水のない庭園。砂紋もつけられるみたいです。
パワーストーン
子どもって石が好きだからパワーストーンもいいんじゃないでしょうか。自分にも欲しいです。
元素周期表マグネット
周期表のマグカップを使っている人は知っていますが、マグネットはレアですね。大学の研究室などで使って欲しいです。