子どもを賢くするためにうちが使っているテクニックは、「勉強ステマ」です。
勉強ステマとは、うちの夫が作った造語なのですが、「勉強のステマ、つまり勉強と分からないように幼い頃から勉強に役立つことをいろいろ教えちゃう」ってことです。
※「ステマ」=「ステルスマーケティング(宣伝と分からないように宣伝すること)」
勉強ステマに実際どの程度効果があるのか分かりませんが、有名な教育者たちも「先行体験」「レディネスがある状態」という呼び方で似たようなことを勧めているので、教育学的にも良い方法なのではないかと思ってます。
勉強ステマのいいところ
・まとまった時間を取らなくても、日常生活の中でちょこちょこできる
・子どもの負担が少ない
・遊びと勉強の垣根がなくなる
・実体験と知識が結びつく
・その知識を学校で習った時に、「あ、これ知ってる!」となって興味や理解が深まる
勉強ステマの具体的なやり方
あまりステルス(こっそり)できてないものもありますが、要は勉強勉強してなくて楽しければいいってことです(笑)
食べ物でステマ
・お弁当のピックを国旗デザインのものにして、国旗のステマ
・デザートのいちごを子どもに分配させて、割り算などのステマ
・「しまじろうひらがなとなかよしビスケット」をおやつに与えて、ひらがなのステマ
(子どものその時のレベルに合わせて、「読めたら食べていい」など課題を設定)
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・「たべっ子どうぶつ」や「いちごつみ」をおやつに与えて、英語のステマ
・「ねるねるねるね」で酸性・中性・アルカリ性による色の変化など理科のステマ
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あまり見かけませんが、「じっけんねるねる」という商品が一番勉強になります
・いろいろな都道府県の名産物を食べさせて、社会のステマ
・都道府県コラボのお菓子などを食べさせて、社会のステマ
・ユーロの形のチョコを食べさせて、外国の貨幣のステマ
・宇宙モチーフのチョコを食べさせて、惑星のステマ
宇宙をモチーフにしたチョコ、864円。チョコとしては若干高いので、オブジェ枠で購入。 pic.twitter.com/JYZMuk8mKG
— 英才教育ママの端くレッテ (@eisai_kyouiku) February 4, 2018
・自分のお財布を持って駄菓子屋で買い物をさせて、お金の計算=算数のステマ
おもちゃでステマ
・パズルやタングラムで遊ばせて、図形のステマ
・アンパンマンのひらがなマグネットで遊ばせて、ひらがなのステマ
・アルファベットのパズルで遊ばせて、アルファベットのステマ
・ひらがなや数字が書いてあるマグネット(くもんの磁石あいうえお盤(すうじ盤50))で、ひらがなと算数のステマ
・好きなキャラの時計を買ってあげて、時計の読み=算数のステマ
・ガチャガチャで百人一首の書かれたポーチを出させて、国語のステマ
・『くもんの日本地図パズル』や『くもんの世界地図パズル』で遊ばせて、社会のステマ
・アンパンマンのカルタで遊ばせて、ひらがなのステマ
・迷路で遊ばせて、運筆や算数のステマ
・折り紙で算数のステマ
・塗り絵で国旗のステマ
・トランプゲーム(神経衰弱やババ抜きなど)で数や暗記のステマ
・色水を混ぜて遊ばせて、混色=理科のステマ
・100円SHOPやガチャガチャ等の安価な実験キットで遊んで、理科のステマ
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写真はガチャガチャで売られていた「つかめる水」の実験キットです。
ガチャガチャは商品の入れ替えが激しく、紹介しているガチャガチャ商品はもう購入できないかもしれませんのでご注意ください。
ポスターや壁紙でステマ
・好きなキャラ(ミッキーなど)のひらがな表を貼って、ひらがなのステマ
・100円SHOPのウォールステッカーなどを使って壁を飾って、季節感のステマ
・宇宙の写真を飾って理科のステマ
・お風呂の壁にはその時々で学習させたい事項のポスターを貼ってステマ
テレビや本、漫画でステマ
・アンパンマンのDVDでひらがなのステマ
・海外のアニメを見せて海外の文化のステマ
(うちの子は『おさるのジョージ』のアニメを観て、アメリカではダースという単位を使うことを知りました)
・算数をテーマにした海外アニメの『ウミズーミ』を見せて、算数全般のステマ
・しまじろうのわお!の『まわれ たいようけい』の歌を見せて、自転や公転=理科のステマ
・時計の付いた絵本で時計の読み方=算数のステマ
・『1日10分でちずをおぼえる絵本 改訂版 (コドモエのえほん)』で都道府県を形から覚えさせて社会のステマ
・楽しい英語絵本で英語のステマ
・『さわって学べる算数図鑑』で算数のステマ
・歴史漫画を読ませて社会のステマ
・偉人伝を漫画で読ませて、社会のステマ
・「科学のお話」などを読ませて、理科のステマ
・オリンピックを見せて世界の国々の国名のステマ
・ニュースで首相などが出てきたら、「あ、〇〇さんだ!この人はね~」とタレントのように話題にして社会のステマ
その他、親子でTVを見ていて教えたいことがあったらどんどん話題にしています。
体験でステマ
・自動販売機でお金を入れさせお釣りの計算をさせて、算数のステマ
・ホットケーキなどを作る際に計量カップで牛乳を量らせて、液体の単位=算数のステマ
・プラネタリウムに連れて行って星=理科のステマ
・英語の子ども向けコンサートに連れて行って、英語のステマ
・科学館や博物館に連れて行って、理科のステマ
・キッザニアの英語体験が多い日(=水曜)に連れて行って、英語のステマ
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これはキッザニアでECCが提供しているアクティビティで、英語のCMを撮影するものです。
英語の日でなくてもできます。
・大人しくできるようになったら投票に同行させて、社会のステマ
・IKEAに連れて行って、スウェーデンの国旗や食品など社会のステマ
※うちの子はあまり興味がないのですが、鉄道に興味があるお子さんは電車に乗ってお出かけして、時刻表で算数のステマ・駅名で漢字のステマなどをしてもいいかもしれませんね。
その他のステマ
・親が子どもの前で勉強して、勉強のステマ
・親が洋楽を口ずさんで、英語のステマ
・数を使った手遊びをやって、算数のステマ
(関連記事『子どもに数を覚えさせる方法 数の勉強になる手遊び歌 5選』)
勉強ステマをするにあたって心がけていること
教材を本人に選ばせる
小さいうちは親が選んで与えていましたが、5歳になった今では遊びに行く先や読む本など、できるだけ本人に選ばせています。
多少難しい内容でも、自分で選んだものは楽しんでいます。
とにかくいろんな体験をさせる
何が勉強につながるか分からないから、動物園、水族館、遊園地、プール、スケート、いちご狩り、観光地、映画館など遊びもいろいろと体験しています。
勉強×楽しいもの(こと)を探す
単なる教材では幼児の興味を引きにくいので、キャラ物のワークや勉強になるおもちゃなどを使っています。
内容は真面目なお勉強でも、ページに好きなキャラが書いてあるだけで楽しくなりますよね。
勉強につながりそうなおもちゃを作るのは、ベネッセが上手いなと思います。
お風呂で遊べる九九ルーレットとか、地図記号鉛筆など、楽しい教材をいろいろ作っているのでその号を購入したり、参考にしたりしています。
親も参加する
勉強ステマは家族で取り組むと、さらに効果的と思います。
うちでは
・トランプゲームは家族でやる
・歴史クイズ大会を親子でやる
・日本地図パズルを「家族のだれが一番早く完成させられるか」競争する
などしています。
まとめ
勉強ステマとはつまり、教科書の学習とは違う形で、勉強事項を教えることです。上手くやれば何でもそれになると思います。
よく教育熱心なお宅でやっている「リビングに図鑑や地球儀を置く」のも勉強ステマと思います。
お子さん全員を東大理Ⅲに入れた佐藤ママも楽しく勉強する方法をいろいろと工夫されていたようです。
例えば、童謡をたくさん歌ってあげて、俳句を読み上げて聞かせて、語彙力や感性を育むなど。
佐藤ママのやっていたことの中で私がうちでも取り入れたいと思ったのは、「るるぶで地理の勉強をさせた」という方法です。
うちの子ももう少し大きくなったら、るるぶを見せてみようと思います。
まっぷるにするかもしれませんが(笑)
コメント
素晴らしいですね!!
参考にさせていただきます☆
>スマイルを愛するママ様
コメントありがとうございます。
何か一つでも参考になることがあれば幸いです!