子どもを折り紙好きにする方法!

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子どもは折り紙好きにした方がいい?

少し前になりますが、コメント欄で「子どもを器用にするため、折り紙好きにしたいがどうしたらいいか」という質問がありました。

私個人の意見としては、折り紙以外でも器用さは育つので、折り紙に興味を示さないお子さんには別にやらせなくてもいいと思います。

でも、折り紙は静かな遊びなのでレストランや病院などの待ち時間に便利なんですよね。また、器用さだけではなく、図形のセンスも磨かれると聞きますし。

なので、できれば興味を持って欲しいという気持ちも分かります。

今回は「子どもを折り紙好きにさせる方法」について考えてみたいと思います。

幼稚園で習う折り紙

うちの子たちの通う幼稚園は折り紙を教えるのが上手だと思います。さすがプロですね。そのやり方をご紹介します。

年少さんが初めて習うのは「アイスクリーム」と「座布団」です。

アイスクリームの折り方

アイスクリームは、まず三角形になるように半分に折って開き、その線に合わせるように両側を折って完成です。

残った上の部分(=アイスに相当する部分)も後から折って「食べたらなくなっちゃった!」と言って遊びます。

この折り紙が上手になったら、アレンジもできます。
例えばハロウィンの時期にはアイスの部分をちょっと折り、コーンの部分を上に折り上げ裏返すとハロウィンのかぼちゃ「ジャック・オー・ランタン」になります。

座布団の折り方

座布団は、まず長四角になるように半分に折って開き、その線に合わせ四隅から折って完成です。

上を一か所開けて「おうちになったね!」

下を一か所開けて「こうするとおうちが逆さまだね、ぐるっとまわすと戻るね」などと言って遊びます。

お財布の折り方 その1

「お財布」も、幼稚園で習ってきた、子ども達に人気の折り紙です。

長方形になるよう半分に折り、開いてその線に合わせて上下から折ります。

横を半分に折ってから戻し、裏返して、先ほどの線に合わせて左右から折ります。

上から半分になるように折って完成です。

お財布の折り方 その2

うちの園では「コップ」の折り紙をアレンジしてお財布を作ります。

コップの詳しい作り方は過去の記事『初めて覚える折り紙におすすめなのはコレ』で解説しています。

このコップの折り紙の両端に穴を開けて、紐を通して首から下げられるようにして「お財布」にします。穴を開けるのは先生ですが、紐を結ぶのは園児がやるのでそれも器用さを鍛える練習になります。

※お子さんが紐を首から下げている時は、目を離すと危ないのでお気をつけください

※コップの折り紙は両面色のついている折り紙で作っても楽しいと思います

3歳児のお気に入り折り紙

うちの3歳児が一番好きな折り紙は「紙飛行機」です。

折った後に飛ばして遊べるのがいいんだと思います。

長方形になるよう半分に折り、開いて片側の2つの角をその線に合わせて折ります。

真ん中の線で半分に折り、白いところが見えなくなるようにします。今度は白いところが出てくるように両サイド折り上げます。

こどもちゃれんじの教え方に学ぶ

折り紙を楽しく教えるためには、声掛けを楽しくするといいかもしれません。

それには【こどもチャレンジ】
の教材(DVD)などが参考になると思います。
うちの上の子の時のDVDでは

・「作ってあ・そ・ぼ~♪」と歌にして誘いかけてたり

・折る時に「ぱったん、ぎゅ」という擬音語を添えてたり

・プレスする時に、「おててのアイロンをかけようね」などと表現してたり

さすがだなあと思って見ていました。

折り紙教材はこどもちゃれんじ ぽけっと(2・3歳児向けコース)で副教材(ワークブックのようなもの)としてついてくることが多いと思います。
年によって違うので、年間の教材一覧をチェックしてみてください。

他人の作品を見て刺激を受ける

大人や少し年上の子の作った折り紙作品を見せてあげるのも良い刺激になると思います。

うちの行きつけの小児科では、診察が終わるとシールか折り紙作品がもらえるのですが、こどもたちは折り紙を選ぶことが多いです。

写真のステッキなど、手の込んだ可愛い作品が多いです。以前もらったコマでもよく遊んでいます。

折り紙をくれるところはそうそうないと思うので、ママがお子さんに折ってあげてもいいと思います。
手裏剣、風船、風車など、遊べる折り紙作品がおすすめです。

折り方が分からなければ本を買ってもいいですが、最近はYouTubeなどにも詳しい折り方の動画がたくさんアップされているので、それを見てもいいともいます。

折り紙の関連記事

今回の記事と内容がかぶっているところもありますが、これまで折り紙関連の記事をいくつか書いています。良かったらあわせてご覧ください。

2歳からはじめる折り紙』…「山折り・谷折り線」の解説や、アンパンマンの折り紙ワークなどについて書いています。

子どもを折り紙好きにする!変わり種折り紙のご紹介』…いろいろな素材の折り紙を紹介しています。

まとめ

「子どもを折り紙好きにするコツ」は、

・楽しく教えること

・作った折り紙作品で遊ぶこと

・他人の良い折り紙作品に触れること

・面白い折り紙(面白い柄やカラーホイルや両面のもの)なども与えること

かなと思います。

ちなみに、「折り紙を覚えて自分のものにするには3回折ってみる」ことが大事らしいです。
以前折り紙ボランティアの先生に「3回折った頃から手が覚えてくる」とうかがいました。

ぜひお子さんにもたくさん折らせてあげてください。

コメント

  1. スポンジボム より:

    わぁ‼ありがとうございます‼
    さっそく、アイスクリーム折ってみました。
    アイスは子どもが大好きなので
    食い付きが違いました(笑)
    お姉ちゃんは、できなさそうな事にチャレンジが怖いみたいで
    それでも、一緒にアイスを折ることはできました‼

    頭のいい子にする最高の育て方を読んだのですが、自己効力感が高いとチャレンジ精神が強いらしいです

    私は、下の子を妊娠時に長女の
    事をたくさん抱っこできなかったり、怒りすぎたふしがあるので、
    できない事にチャレンジが怖いのかなって思ってます。

    折り紙、個人的に子どもに教えたい願望があるけど教え方やまず、ツルとか難しいのからやっちゃったりしてたので、ブログすごく参考になります。ありがとうございました‼

    • eisai より:

      >スポンジボム様

      紹介した折り紙を早速折ってくださってありがとうございます!
      子どもは本当にアイスが大好きですよね。

      娘さん、もっと難しい折り紙ができるとは思いますが、うちの長女と同じでHSC傾向があったと思うので、簡単な折り紙で自信を持たせてあげるといいのかもですね。

      ちなみにうちも下の子の妊娠時には長女に色々と我慢をさせてしまったなという反省があります。でもどの家庭でも多少はそうだから仕方がないかなとも思います。

      『頭のいい子にする最高の育て方』って本があるんですね。

      最近、『最高の子育て~』みたいなタイトルの本が多いので、正直見分けがつかなかったのですが、こちらはちゃんと科学的な研究結果を基に書かれているみたいで気になります。

      とりあえず、この著者の方が運営しているウェブサイト(ハッピーエデュ)のメルマガ登録をしてみました!

      スポンジボム様は色々な教育本を読まれていてすごいですね。良い情報ありがとうございます!

  2. スポンジボム より:

    メルマガいいですよ‼
    無料でいいの?って内容です(笑)
    自己効力感については
    本に載ってなかったです
    メルマガの内容でした。

    本は、指を使った足し算の仕方とか
    具体的ですぐ参考にできます。

    幼児教育は大事だ‼っという
    メッセージが伝わりました。

    大変だけど、今しかできない
    幼児教育なるたけ、楽して
    楽しみましょう‼
    お受験がんばってください
    応援しています‼

  3. eisai より:

    >スポンジボム様

    スポンジボム様もメルマガを読まれているのですね。
    これから少しずつ届くみたいなので、自己効力感や足し算の話など読むのが楽しみです。

    応援メッセージありがとうございます!
    お受験は一応一段落しました。
    これからは入学に向けていろいろ準備したいと思います。

    お互い無理はしない程度にがんばりましょう!

  4. rinko より:

    お~、こちらはありがたいUPですね。
    娘は幼稚園にも入ってないから、まだ出来ないですが、やってみようと思いました。

    小学校受験する方は折り紙はだいたいやっていますよね。
    折り紙が得意という手先が器用な子は頭も良さそうではあります。
    頭がいいから、手先が器用なのか。どちらもあるのかも。

    • eisai より:

      >rinko様

      いつもありがとうございます。
      小学校受験では考査で工作なども出題されるので手先の器用さは大事ですよね!

      工作の中でも特に折り紙は、待ち時間の上品な暇つぶしとしても重宝するので皆やらせてますね。

      幼児期の手先の器用さは頭の良さと相関関係がありそうですよね。
      娘さんがもうすこし大きくなったらぜひ折り紙にもトライなさってみてください。

      うちの子は今あやとりにもはまってるのですが、こういった日本の伝承あそびっていいなと再確認しています。