先日、お台場にあるリスーピアに行ってきました。リスーピアとは、2006年にオープンした「理科・数学のおもしろさを体験できる施設」です。 パナソニックが運営しています。
<2020年12月追記>
リスーピアは2020年12月27日に閉館になりました。
リスーピアへのアクセス
りんかい線『国際展示場駅』から徒歩で2分程度です。駅を背にして右に行くとすぐにパナソニックセンター東京の建物があります。その建物の2階と3階です。
車で行く場合、リスーピアの駐車場はないので、近隣の有料駐車場を利用してください。
リスーピアの料金(入場料)
2階は無料エリア。
3階の有料エリアも高校生までは無料、18歳以上は500円です。
リスーピアの割引
お出かけ情報サイト「いこーよ」にリスーピアの割引券があります。
大人の入場料500円のところ100円割引になるクーポンです。
開館時間
リスーピアは10時から18時まで開いています。
最終入場は17時までです。
休館日は月曜日と年末年始です。
リスーピアの所要時間
普通に見るなら2時間~3時間くらいかなと思います。
うちはリスーピア前のカフェでのランチも含めてもっと長時間滞在することもあります。
リスーピアは混雑してる?
リスーピアの混雑についてですが、土日の昼間は団体が入るのでけっこう混んでいます。
土日でも閉館前になるとかなり空いてきます。
平日は春休み・夏休み・冬休みでもゆったりまわれる日が多いと思います。
2階 クエストフロアの展示
リスーピアの入口は2階にあります。ここは無料のフロアですが、科学や数学の偉人の説明が見られる装置や科学・数学の原理が体験できる装置がいくつもあります。ここだけ見てイベントに参加して帰ってもけっこう勉強になりそうです。
ここの展示は解説がきっちりされているところも良いなと思います。
アンサーボードというのがあって、引き出したら解説を見ることができます。
個人的に面白かったのは、ますで2分の1や6分の1の量を測る装置でした。
いっぱいまで水を入れて、斜めに三角柱を作るように水をこぼすと2分の1、角を使って三角錐を作るように水をこぼすと6分の1が測れます。実際に装置が動いて見せてくれるので分かりやすいです。
ここのフロアは小さい子向けに踏み台の貸し出しもあります。
自宅でも真似できそうな、紙などでできた科学教材の展示コーナーもあります。
展示内容は時期によって変わります。
<ご注意>
2階のクエストフロアの入り口横にニンテンドーのゲーム体験ブースがあります。ゲーム好きなお子さんはそちらの方にばかり興味を引かれちゃうかもなのでご注意ください。
リスーピアのイベント
リスーピアではイベント(ワークショップ)も定期的に開かれています。
※ウェブサイトには情報が載っていないので、当日行かないとどんな内容が分からないのですが…
当日リスーピアに入館したら2階の無料スペースでイベント内容をチェックし、スタッフの方から整理券をもらって、開催場所の3階に行きます。
うちが参加した時は世界の三目並べ(モリス、タパタン、イーというもの)のルールを教えてもらい、実際に遊んでみるものでした。
クエストライブラリー
タッチパネルで理科や数学に関するクイズで遊ぶことができます。
うちの子は一筆書きで遊んでいました。
木のおもちゃ
エレベーター前に色々な木のおもちゃコーナーもあります。木のおもちゃって高いので、色々試せるのはありがたいですね。
3階 ディスカバリーフロア
ここにもエレベーター横に木のおもちゃコーナーや、理科と数学の勉強に役立つ書籍などが置いてあります。
リスーピアの理科監修者である川村康文先生、数学監修者である岡部恒治先生の本もありますよ。
この先は有料エリアですが、ここまでは無料で遊べます。
リスーピアの有料エリア
有料エリアに入場するとイヤホンのついたタブレット(ディスカバリースコープと呼ばれている)が貸し出されます。
これで展示の近くにある装置にタッチすると、館内展示に関する解説を集めて聞くことができます。
解説は「原理・法則」と「身近な事例」の2種類です。大人でもとても勉強になる内容です。
この解説、待ち時間など暇な時に聞くのにもちょうど良いです。
ちなみに、説明を集めて画面の「進化」と書いてあるボタンを押すと、画面上の模様の変化を楽しめます。
うちの娘はハートの模様になった!などと喜んでました。
装置の後ろに入ってるカードは退館時に抜き取って、また時間持ってくると前回の続きからやることができます。
ビッグタングラム
7つの図形を使って色々なシルエットを作る、大きなタングラムパズルです。
面白いのですが、画面を見ながらやるので合わせるのが少し難しいです。
素数ホッケー
素数ホッケーは、多分リスーピアで一番人気の展示だと思います。
ゲームセンターにあるようなエアホッケーのゲームですが、デジタルになっていて数字を打ちます。
素数はゴールさせ、素数以外は打ち返します。素数以外は打つと2つの数に分解されます。
ファンクションシューター
関数の式とグラフを使ったシューティングゲームです。
左右のダイヤルを回してXとYの数値をいじり、画面の関数に形を合わせます。
ちなみに左がX軸、右がY軸の数値を変えられるようになっています。
一次関数と二次関数ステージがあります。
リスーピアのショー
パフォーマンスシアターでは色々なテーマで1時間に1回程度、3Dショーとサイエンスショーをやっています。
所要時間は15分~25分程度です。
ショーの内容は日によって、また定期的に変わりますがこんな感じです↓
・電気の秘密(3D)
・大気圧(ショー)
・水の不思議(3D)
・πの不思議(3D)
・立体の世界(3D)
・エネルギー(ショー)
・水の不思議(3D)
・てこの原理(3D)
・数の魔法(3D)
3Dショーは、3Dの世界にスタッフさんや参加者の子どもが入り込むのが面白いです。
サイエンスショーはリピアくんというリスーピアのキャラとスタッフの方のかけあいで進むので分かりやすいです。
装置を使った実験も見せてくれます。
ショーの後にはシールがもらえることもあります。
ショー以外の時間もこのシアターでは科学の解説映像が流れています。
エネルギーコンバージョンボール
コースのパーツを使って、ボールをゴールまで誘導します。
途中でボールの落ちてくる場所とゴールが変わるので焦ります。
カラーチェンジングボール
指定された色のボールをゴールに入れるという単純なゲームなのですが、途中でコロコロ照明が変わるので色が分からなくなります。
色の認識は照明にこんなにも左右されるんだなと驚きます。
ウォーターフライト
自分が水蒸気になったつもりで画面上の水蒸気を操って、空の上まで行って雨になって帰ってきます。
体重を右足、左足にかけることで水蒸気を左右に移動させ、上昇気流に乗ったり、氷の粒とくっついたりします。
ライトキャンバス
光を使って指示されたのと同じ色を作ったり、塗り絵をします。
赤・緑・青の3色で全ての色が作れることが分かりますが、白ってどうやって作るんだっけ?と大人も動揺します。
その他の施設
<2階カフェ>
リスーピア近くでランチをしたいなら、2階クエストフロアの入り口前にカフェがあります。
メニューは意外と充実しています。
ハッシュドビーフ/カレー/豚の生姜焼き/ハンバーグ/カルビ丼/パスタ各種など
パスタは7種類くらいありました。
これらにはサラダとスープもついてきます。
子どもはお子さまランチとお子さまカレー、どちらも520円があります。
デザートはショーケースの中に入っているケーキが買えます。
他にはソフトクリーム(ソフトアイス)330円などもあります。
娘と私も食べましたが、おいしかったです♪