赤ちゃんのお世話を楽にするコツ

子どもと楽しくお勉強

私はずぼらで「何でも手を抜けるところは抜く」主義です。赤ちゃんのお世話もそうです。ママは睡眠不足の中、赤ちゃんのお世話をするので本当に大変ですよね…。ワンオペだと特にそうですね(私も一時期ですが、ワンオペを経験して本当に辛かったです)

しかも一人目育児の場合、どうしても慣れていなくて時間がかかってしまうので、省ける手間はできるだけ省きたいですよね。

二人目育児の場合も、赤ちゃんにかける手間をできるだけ減らして、上のお子さんをかまってあげたいですよね。

今回は私がやってきた、赤ちゃんのお世話を楽にする手抜きテクをご紹介します。
知らないと損する!?育児グッズ12選』の記事も似た趣旨なので、良かったらあわせてお読みください。

赤ちゃんのお世話を楽にする方法

●赤ちゃんが長時間泣きやまないと困りますよね。泣きやませる方法として有名なものに、「耳元でシーと言い続ける」「テレビのノイズ画面のザーという音を聴かせる」「レジ袋のカシャカシャという音を聴かせる」「ママも嘘泣きしてみる」などがあります。

うちの子は、「シー」が効果的でした。

●赤ちゃんが泣きやむ動画としては「タケモトピアノのCM」が有名ですが、「ムーニーちゃんのおまじない」「ふかふかかふかのうた」というのもおすすめです。

うちは「ふかふかかふかのうた」をよく使いました。
日本音響研究所の方が監修して、赤ちゃんが泣き止むように、音の調子を変えたり効果音などを入れているそうです。
YouTubeにあがっている動画は基本1回再生ですが、お子さんが気に入ったなら「〇分連続再生」と言うものを選ぶと、曲が終わった後にいちいちボタンを押す必要がないので楽です。

●うちの子には全く効果がありませんでしたが、ティッシュで顔をなでると寝る赤ちゃんもいるそうです。

●眉間を人差し指でなでると寝る赤ちゃんもいるそうです。

●耳やほっぺなど、体の一部をくすぐると寝る赤ちゃんもいるそうです。

●基本的には、ママやパパと体が密着している面積を増やすようにすれば赤ちゃんは安心するようです。

●赤ちゃんが抱っこで寝ていても、ベッドに置くと起きちゃう現象は「背中スイッチがある」と言われます。その場合、できるだけ体を密着させながら置くか、赤ちゃんの足を小刻みに揺らしながら置くといいそうです。

その子によって、月齢によって効果のあるものは違うので、いろいろ試してみてください。

●新生児の肌着のひもを結ぶのって面倒ですよね。うちは短肌着のほとんどを、マジックテープタイプのコンビミニのワンタッチ肌着にしました。

白が一般的ですが、柄のあるものだと真夏にそれだけ着せてても様になるので重宝します。
しばらく洗濯しなくても済むように、たくさん用意しました。

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洗濯の際は、マジックテープが曲がってしまわないように弱水流(ソフト)コースで洗うといいと思います。

●赤ちゃんが泣いている時に粉ミルクを作るのって焦りますよね。うちは、スティック1本で100mlの粉ミルクが作れる森永E赤ちゃん スティックタイプ 13g×10本や40mlのキューブ型粉ミルク明治 ほほえみ らくらくキューブ 27g×16袋入り
を使って、赤ちゃんを待たせる時間と自分の手間を減らしていました。

粉ミルクのメーカーにこだわりがなければ、ちょうど100mlを飲む時期は森永のスティックタイプで、それより少なかったり多かったりする時期は明治のキューブタイプで調整するのがいいと思います。

スティックやキューブだと缶に入っている粉ミルクよりも開封後長期保存が可能なところもポイントです。

<追記>2018年夏には液体ミルクの販売が解禁されるとの情報を聞きました。
そちらだともっと楽になりますね。

●哺乳瓶の消毒は、量が少ないなら電子レンジ消毒が便利です。ただし、電子レンジ消毒はケースが小さいので、量が多いならまとめてMilton CP チャイルドプルーフ 60錠が楽です。

うちは搾乳機を使っていたので、洗う量が多くミルトンで消毒していました。ミルトンはミルトン 専用容器を使うと目盛や専用トングがついていて便利です。

ミルトンは水ですすぐ必要はないそうですが、匂いが気になるので、うちでは熱湯で軽く流していました。

●赤ちゃんが寝なくて悩んでいる人は、赤ちゃんの手足をきつく巻いた布で固定する方法を試してみてもいいかもしれません。お腹にいた時と似た状態になるので、赤ちゃんが安心するそうです。

日本では「おひなまき」と呼ばれます。バスタオルでもできるのですが、私はアメリカ製の専用商品「スワドルミー」を使っていました。

日本育児 スワドル ミー S フラワー&バタフライ 【正規輸入品】

●赤ちゃんがある程度大きくなったら、海外のように「親と別の部屋で寝る」というのを試してみてもいいかもしれません。(モニターなどをつけて安全は確保した上で)

日本は添い寝するので、ママの睡眠が削られるし大人の都合に合わせるので子どもの就寝時間が遅くなりがちだそうです。それが海外式に別の部屋で寝ることで解決します。

この方法には賛成意見も反対意見もあるので、自分が納得できたら試してみてください。

●赤ちゃんの敷き布団セットは、普通、「防水シーツ」と「敷きパッド」が別々になっていますが、うちはそれが一体化された商品を使っていました。キルトパッドの裏側が防水加工されている商品です。これだと洗う時も、再びセットする時も楽です。

タックコーポレーション 防水汗取りキルトパット 四隅ゴム付き 70×120cm 1584A (クリーム)

●頻繁にミルクの吐き戻しをする赤ちゃんは、顔の下にタオルを敷いてあげてください。赤ちゃん向けの「ロングピロー」も同じ役割をします。吐き戻されてもそれを交換するだけで済みます。

●赤ちゃんの入浴の際に石鹸を使って洗い流すのが面倒な時は、洗い流し不要の沐浴剤スキナベーブ 500mL (医薬部外品)を使ってもいいかもしれません。

ただし沐浴剤だけでは汚れがちゃんと取れないかもしれないので、毎回でなくたまにの方がいいです。
(医師などで、沐浴剤はいらないとおっしゃる方も多いですね)

うちは赤ちゃんの沐浴はパパが担当でしたが、不在で私がやらないといけない時はスキナベーブにしていました。

●石鹸を使う場合に一番楽な沐浴方法は、お風呂の外でバスタオルなどの上で石鹸をつけてしまうことです。ベビーバスの中ではその石鹸を洗い流すだけにすると、非力な方でも疲れずに沐浴させられます。

●おしゃぶりを使わない人もいますが、うちは便利なのでどんどん使っていました。
「歯並びに影響する」「言葉の発達が遅れる」などと言われることもありますが、月齢が進んでも使っているとそうなるわけで、小さいうちに使う分には問題ないそうです。うちは4カ月くらいでやめました。

ちなみに、噛み合わせが逆(下あごが出ている)場合、おしゃぶりを使うことでむしろ歯並びが整う=下あごが引っ込む可能性が高まるそうです。

●赤ちゃんの衣類などを洗う洗剤は、柔軟剤のいらないタイプ(arau.(アラウベビー) ベビー洗濯用せっけん 本体 800mlという商品)を使っています。

ハーブの香りが嫌いでなければ試してみてください。香りが残らない方が良ければ、ピジョン ベビーランドリー ピュア 本体 900mlという商品をおすすめします。

●赤ちゃんに使うガーゼは、大量に用意するので最初に洗ったり水通ししたりするのが面倒ですよね。
うちは袋から出してそのまま使えるものを愛用しています。うちが買っているのは赤ちゃん本舗で売っているものです。

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●上記のガーゼと同じで、タオルやベビー布団も最初にカバーを洗ったり干したりせずに使えるものを購入しました。

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うちが買ったベビー布団は楽天市場で売っているオーガニックコットンの布団で、ベビー布団セット オーガニックダブルガーゼ 日本製着後レビューでロングピロープレゼントオー…という商品です。

ちょっと掛け布団がよれやすいのですが、掛け布団が2枚合わせるタイプになっていて季節によって調節できるなど便利な商品です。

●授乳を楽にするには授乳服を買った方がいいかもしれません。普通の服もまくって授乳できますが、授乳服はまくった服をおさえている必要がないので便利です。

ゆったりしたシルエットのマタニティ兼用のタイプと、産後専用のタイプがあります。

授乳服の胸の出し方には2種類あって、胸のところがジッパーやスナップなどで開く「授乳口付き」タイプと、布をめくるレイヤータイプがあります。

授乳口タイプの方が授乳しやすいですが、レイヤータイプなら外でも胸を隠しながら授乳できるメリットがあります。

ただ、先輩ママになると特に授乳服を着ていなくても、エルゴなど、抱っこ紐で上手く隠しながら授乳してますね。

●完全母乳でも、搾乳して冷蔵か冷凍保存しておくことで他の人に代わってもらうことができるので、私もそうやって保存したおっぱいを利用して深夜の授乳を1回分代わってもらったり、美容院などにお出かけしていました。

そのためには搾乳機と母乳冷凍バッグが必要ですよね。

おすすめの商品はピジョン さく乳器 手動カネソン 母乳バッグ 100ml 50枚入です。

搾乳機は、私の場合は手動の商品で十分でしたが、機械だともっと楽にたくさん絞れます。ちょっと高いですが。必要な期間だけレンタルするという手もあります。

●抱っこひもでお出かけした際、トイレに行く度に赤ちゃんを下ろすのは面倒ですよね。
(全てのトイレにベビーチェアがついているわけではありませんし)

なので、私は抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしたままトイレを済ませていました。タイトなズボンだとボタンが少し留めにくいですが、慣れれば問題ないです。

●赤ちゃんにお気に入りのおもちゃがいくつか見つかった場合、「いざと言う時」のためにそれを隠しておくのもおすすめです。月齢によって気に入るおもちゃが違うので、再び出した時にもう見向きもしないというリスクはありますが。

いざと言う時=新幹線や飛行機などに乗る時や、ママが限界まで疲れた時など

●赤ちゃんはおもちゃより家庭用品に興味を示す傾向があります。リモコンや安全な調理道具(ボウルなど)をおもちゃとして与えるとしばらくそれで遊んでくれる可能性があります。

おもちゃでないものを与える場合、安全にはくれぐれもご注意ください。
誤飲の心配がある小さいものは与えないでください。
目安として、「トイレットペーパーの芯の穴を通ってしまうもの」は与えない方がいいらしいです。

●ベネッセのこどもちゃれんじbabyなどのおもちゃはやはり研究されていて赤ちゃんの食いつきがいいです。メルカリなどで手に入れてもいいと思います。

●離乳食作りは面倒ですよね。うちは生協(コープデリ)の赤ちゃん向け食材を活用しています。
野菜の粉末や、ぱらぱらと取り出せる冷凍のしらすなどが便利です。大人向けの物でも、国産野菜の冷凍食品やささみの缶詰などは離乳食に便利です。

離乳食に市販品を利用するのは罪悪感があるかもしれませんが、冷凍食品や缶詰などは無添加・添加物が少ない物が多く、安心して使えます。

●月齢やアレルギーの有無にもよりますが、基本、大人の食事から離乳食を取り分けると楽です。ママ友の中には、味をつける前の「みそ汁の具」を小さくして赤ちゃんに与えている人が多いです。

味をつけたものから取り分ける場合は、熱湯をかけて味を抜いて、冷ますという方法もあります。

●離乳食として、そのまま食べられる食品を活用すると楽になります。

例えばヨーグルトやバナナです。他にも、干し芋(できれば細長く切ってあるもの)は手掴み食べの練習にもいいですよ。

●赤ちゃんが歯磨きを嫌がる時や外出時は、歯磨きティッシュが便利です。うちが使っていた商品は、個包装になっているピジョン 親子で乳歯ケア 歯みがきナップ 42包入です。

キシリトール配合でおいしいらしく、このティッシュで歯を拭いているとちゅーちゅー吸われることもありました(笑)

●赤ちゃんのお世話を楽にする一番の方法は、パパやおじいちゃんおばあちゃんやその他の人に日常的に頼ることです。

自治体のファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)に登録しておくのもいいと思います。

ファミサポは、手伝いが欲しい時に連絡できる近所の会員さん(研修受講済み)を数名紹介してくれるそうです。

私の住んでいるところでは、実際に使う予定がなくても、いざという時だけのためにファミサポに登録しておいてもいいそうです。

ママが自分は健康だと思っていても、乳腺炎でおっぱいが激痛かつ高熱を出したり、子どもと一緒に手足口病にかかって足の裏に湿疹ができて治ってからもしばらく歩くのが大変だったり、いろいろあります(両方私の実体験です)

そういった時のことも想定して、パパや祖父母が普段から「赤ちゃんの全てのお世話」を一通り知っていてできるようにしておくと安心です。