【閉館】図鑑ミュージアム銀座の口コミ・体験談

科学館・水族館・その他遊び場

※図鑑ミュージアム銀座は2023年9月3日(日)に閉館しました。

2021年7月16日(金)にオープンしたばかりのZUKAN MUSEUM GINZA (ずかんミュージアム銀座)に行ってきたので感想を書きます。

図鑑ミュージアムは小学館の図鑑NEOをテーマにした遊戯施設です。デジタルの生き物を探して「記録の石」を使って捕まえるという趣旨です。

図鑑NEOのCMをしている芦田愛菜さんも最近訪問されていました。

図鑑ミュージアムの料金

大人  2500円
中高生 1700円
小学生 1200円
3歳以上の未就学児 900円

図鑑ミュージアムへのアクセス

東京メトロ「銀座駅」C2出口徒歩1分

「東急プラザ」の6階フロアが丸ごとこの施設です。

東急プラザのエレベーターはセンサーで操作できるので感染対策にも良いです。

図鑑ミュージアムの運営時間

営業時間 :11:00~20:00

館内での所要時間は約1時間です。

図鑑ミュージアムの予約、入場について

公式サイトから事前予約して訪問してください。時間帯は30分ごとに区切られており、その時間帯の中で入場すれば良いことになっています。

入場する際は予約時にメールアドレスに届いたリンクをクリックし、電話番号を入力して入場に必要なQRコードを表示します。

入場時にレンタルする記録の石って何?

生き物を記録し、その情報を見るのに必要な機器です。

「記録の石」はひとグループに一個無料貸し出しがあります。追加レンタル は1個300 円です。
子どもにはできれば1人に一つ持たせてあげてください。

付き添いの大人分はなくて構いません。石を持ってないと生き物を記録したり情報を見たりできませんが、自分のスマホで写真を撮ったら楽しめます。

記録の石は説明が「漢字混じり」「ひらがなオンリー」「英語」の3バージョンから選べます。入場時に選びます。

記録の石はそこそこ重いですが、首にかけて持ち運ぶので小さな子でも大丈夫です。

ずかんミュージアムの遊び方

入場したら、最初の円形ホールで説明映像を見ます。

記録の石が説明に反応して光るので面白いです。

映像が終わったら中に進み、スタッフの方による生き物の記録方法のチュートリアルがあります。

記録するのに大事なのは「生き物との距離」と「その時生き物のしている行動」だそうです。

どんな行動を狙ったらいいのかは記録の石に表示されます。その行動を動物がするまで待ってください。

生き物が光った時がチャンスです。記録する際は画面の白いボタンを押してください。

記録に成功すると石の色が変わり、生き物の情報が画面に表示されます。
写真はヘラジカの情報です。※これは漢字混じりバージョンの画面ですが、ひらがな表示を指定して借りることもできます。

生き物の記録方法についての追記

・一回記録した生き物はもう反応しません。

・生き物は逃げることもあります。

・生き物のレア度は星で表されています。星3つが一番レアです。

・同じ画面に違う生き物が出ることがあります。しばらく経ったらまた戻ってみてください。

図鑑ミュージアム館内での過ごし方について

・特に順路はないので、チュートリアルが終わったら終了時間が来るまで(※)好きに動き回って生き物を探してください。

※終了時間が来たら記録の石に表示されます。

・館内の時間の流れはリアルと違い、滞在中に昼と夜を経験します。

・生き物は天井や足元の画面にも出てくることがあります。小さな画面もチェックしてください。

・陸エリア、海エリアなど、色々な風景があります。

昆虫が大写しになるところもあります。自分がアリになったような感覚が楽しめます。

・背景映像も変化します。葉っぱなどがサワサワ揺れるのでリアルです。
昼と夜の変化以外にも雨や雷など自然の変化も楽しめます。星も綺麗です。

・お土産物屋さんは外(入り口のところ)にあります。オリジナルグッズや図鑑などを売っています。

ここで「公式生き物図鑑」を700円で売っています。ずかんミュージアムで見られる生き物についてのガイドブック(つまりミニ図鑑)です。
このガイドブックは退館後お土産物屋でもらえる生き物カードのシール台帳にもなっています。

薄いですが情報が詰まっているので子どもの教育のために購入をおすすめします。

図鑑ミュージアムの気になる点

・「ずかんミュージアム」という名称からはどんな施設なのかが想像しにくい。外国人にも分かりやすく横文字にするなら、デジタルアニマルミュージアムなどでも良かった気がします。

・気軽に行ける価格ではない(銀座という立地と設備にお金がかかってるので適正価格だとは思いますが…)

・小さな子だと楽しめないかもしれない(小さな子は記録の石を操作したり、説明を読んだりするのを楽しめないため。また、暗いのが苦手な子はその点も注意)

・まだオープンしたばかりのためか、説明不足で分かり辛いところがある

出口を探すのも遊びの一つらしいですが、その辺りも最初はよく分かりませんでした。

気になる方はこのブログのネタバレを先に読んでいくと安心です。一番最後に書きます。

ずかんミュージアム訪問時の注意事項

・中にトイレはありません。所要時間の1時間くらい我慢できなさそうな場合、外(入り口近く)で行っておくことをおすすめします。

・館内はそんなに広くはないけどそんなに狭くもないです。小さなお子さんは迷子にならないようにしてください(まあ、迷子になってもそんなに経たずに見つかるとは思います)

・退場した後でお土産物屋(公式ストア メモリア)に記録の紙(記録した動物が表示されている)を持っていくと、生き物カードが一枚もらえます。生き物カードは一部がシールになっていて、集めると楽しそうです。
何がもらえるかはもうその紙に印刷されています。これはランダムで決まります。

図鑑ミュージアムの全体的な感想

今回は子どもの付き添いで行きましたが、大人の私も結構楽しかったです。

生き物の動きが滑らかでリアルで「この動物はこういう動きをするんだな」とよく分かったし、生き物のチョイスが絶妙(有名どころばかりではない)なので生き物情報も雑学として面白かったです。

生き物によっては「これ本物を撮影したの?」っていうような写真も撮れます。特に水の中の生き物の再現性が高いと思いました。

生き物が時々光るという設定は非現実的だなと思いましたが、うちの娘は「生き物の形がくっきり見えて良い」と言ってました。確かにそうですね。

館内は森のようで薄暗くて涼しいので、天候を気にせず楽しめます。大人は外のように暑く(寒く)なくてほっとするし、子どもは冒険してるみたいで楽しいんじゃないでしょうか。

ちなみに私たちと一緒に入っていたのはほとんど親子のグループで、カップルは少しだけでしたが、おしゃれで雰囲気が良いのでカップルの方もよかったら訪問してみてください。

冒険の終わり頃のネタバレが読みたい方はこちら

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・生き物の種類は全40種類です(ヘラジカが2種類あるので、実際は39種)。自分がどれだけ見つけられたかは最後に分かります。

・中に入って一定時間が経つと「石の力がなくなりました」と画面に出て記録ができなくなります。
時間切れということなので、出口に向かってください。

出口のヒントは画面に表示されます。そこを抜けると最後のホールがあります。

・最後のホールで記録の石を地球のような画面の下の台座に置くと、これまで自分が記録した生き物が光になって地球にかえって行きます。

石はそのまま台座に置いて退館します。

このホールの周囲の映像は時間が経つと変化するので、すぐに退館せずにしばらく眺めていても楽しいと思います。