共学トップ校、渋幕の見学会(早稲アカ夏フェス2022)の感想

中学受験

東大や海外名門大に多数合格者を出す超進学校、渋谷教育学園幕張(渋幕)の見学会に行ってきました。

その見学会の内容と、以前観た「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」の渋幕特集の内容を踏まえて「渋幕」という学校についてまとめたいと思います。

渋幕の見学会について

今回私が参加した見学会は、早稲田アカデミー主催の(夏フェス2022、首都圏有名中学 学校見学会)というものでした。

当日学校からの配付資料は
・学校パンフレット(今年版はまだないとのことで、昨年度版)
・進学実績や、渋幕に関する新聞記事のコピーなどをまとめた冊子
・算数の過去問(解答用紙付き)
でした。

見学会の流れ

~講堂にて~

学校紹介動画を24分程度視聴する

学園長のお話

校長のお話

学園長や校長を含む代表の先生方が6人壇上に上がられてさらっと紹介される

入試に関するお話

講堂を出て、残りの時間は自由に校内見学タイム

※校内見学では「校舎の撮影」と「生徒に話しかける」のはNGでしたが、あとはかなり自由に校内を歩き回らせてもらいました。
先生がところどころ配置されており、自由に質問できました。
授業見学は教室内には立ち入れず廊下からではありますが、どの教室もドアが開いていて自由に見られました。

渋幕に関しての感想

・「生徒の主体性」がとても大事にされているなと感じました。校則はほとんどなく、全体的に中学生まではわりと真面目な感じですが、高校生は髪を染めてたり、ピアスをしていたり、ネイルをしていたりと自由におしゃれを楽しんでいました。もちろん皆がそういう感じではなく、黒髪の生徒さんもたくさんいます。
ちなみに校外研修は生徒自身が交通手段を決めるらしいです。トラブルもありそうですが、楽しそうですね。

・この学校に進学すれば英語や海外をかなり身近に感じられるなと思いました。帰国生が多いし(約10人に1人)、海外研修の機会もあるし、在学中短期留学に行く子も多いそうです。
学校紹介動画の生徒インタビューも流暢な英語で答えている生徒さんが何人もいて、印象的でした。校内でも帰国生同士はよく英語で会話しているそうです。

ちなみに第二外国語の授業もあるそうです。(中国語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・ハングル講座)中3~高2の希望者対象

・キャリアを考えるための講演会(キャリアガイダンス)がたくさん開かれてて良い刺激になりそうです。東大教授を招いて模擬講義をしてもらったり、卒業生などを中心に医師や公認会計士やジャーナリスト、作家などを招いて話をしてもらっているらしいです。ちなみに以前ノーベル賞作家の大江健三郎さんが講演に来た際は、生徒が事前に作文を書いて提出したら、それを大江さんが全員分添削してくれたということもあったらしいです。羨ましいですね。

定期的に聴く学園長のお話(以前の校長講話、現在の学園長講話)も渋幕名物だそうです。

・授業について。自調自考(自分で調べて自分で考える)を大事にしているため、開始と終了のチャイムは鳴らないそうです。授業は黒板を使っている先生も、電子黒板を使っている先生もいました。生徒さんたちはどのクラスも真面目に聞いていました。
授業に関してユニークだと思ったのは、学習計画(シラバス)が公開されていることです。生徒はそれをあらかじめ読んでおくことで授業の流れを知り、授業に主体的に意欲的に取り組めるそうです。

・設備は一部古そうなところもあるけれど増設された部分などとても綺麗なところもありました。全体的にとても広々としていました。
カフェテリア、2つの体育館、講堂、テニスコート、温水プール、照明付き人工芝グラウンド、図書館(東日本最大規模で洋書も充実)、マルチメディア室、茶室、天文台、理科棟、ボルダリング壁、フリースペースなど充実していました。大学みたいですね。

・生徒個人のロッカーは廊下にあります。自分の教科書などを入れているようです。ロッカーには鍵がついているので貴重品も入れられそうです。

・渋幕は超進学校なのでお高くとまっていてもおかしくありませんが、そんなことは全然なくてむしろサービス精神が旺盛に感じました。先生も保護者からの質問に快く、熱く答えてくれました。ある先生のところは周囲に人が集まってプチ講義みたいになっていました。

・カフェテリア奥の売店で買える渋幕オリジナルグッズが多くてびっくりしました(これもサービス精神の表れかもしれません)

渋幕オリジナルグッズ
自調自考カットメモ 150円
付箋170円
ノック式消しゴム150円
シャープペン 90円
蛍光ペン80円
ボールペン90円
ノート130円

ちなみに売店ではないですが、入試の過去問、学園長の書いた本なども売ってました

・有名人になった卒業生のサインが飾ってあったり、卒業生の活躍をとても応援されているような印象を受けました。
サインがあったのは
水卜麻美さん(アナウンサー)
井上怜奈さん(フィギュアスケート選手)
皆藤愛子さん(フリーアナウンサー)
田中圭さん(俳優)

写真があったのは
平野拓也さん(米マイクロソフト幹部)
立川志の春さん(落語家)
佐藤和俊さん(棋士)
綾瀬まるさん(作家)
小川哲さん(作家)
田中マルクス闘莉王(元サッカー選手)
さんたちです。

渋幕に関する最新ニュース

・校長が変わった!
2022年度から田村哲夫先生が引退し、副校長だった田村聡明先生が新校長に就任。
哲夫先生はこれからも学園長として関わっていくらしいです。

・制服が変わった!
2020年から中高共通の制服になりました。デザインは生徒の投票で決めたそうです。
以前とデザインが変わっただけでなくポロシャツが追加になり、女子はスラックスが選べるようになりました。

・人気絶好調!
2月2日に行われる渋幕の2次試験は以前は「2月1日の第一志望校(=都内の難関校)に落ちた児童の受け皿」という意味合いが強かったようですが、今は渋幕が第一志望で、1次試験で残念だった子が再挑戦しているケースも多いようです。

渋幕の入試情報

・入試要項は9月上旬までに発表予定。今のところ科目や配点の変更はなしとのことです。

・渋幕を第一志望にしている受験生が年々増えているそうです。辞退者が減っているので定員オーバーを避けるため、2020年に1次試験の合格者を前年より100名以上減らして、塾関係者などに「渋幕ショック」と呼ばれたこともあったようです。
毎年ボーダーラインに多数いるため、合格点の調整に苦労されているとのことです。その関係もあり去年は久しぶりに繰り上げ合格を出すことになったようです。

・男女別で定員を設けていないので、年によって男女比率が違うそうです。基本的には男子が多いようです。

先生に質問してみたこと

※今回は他に待っている方もいたので2つしか質問できませんでした

・渋渋とは交流はありますか?

→スピーチコンテストなどで交流はありますが、基本的には全く別の学校と思ってもらっていいです。

・1番遠くから通っている生徒さんはどの程度の時間をかけて通っていますか?

→おそらく2時間くらいです

まとめ

渋幕はさすが「渋幕の奇跡」と呼ばれるだけあって魅力的な学校でした。

グローバルなところと自主性を尊重するところが時代に合った学校だなと思いました。

今回は私だけで参加しましたが、次回はできれば子どもを連れて見学に行かせてもらいたいなと思っています。

帰りは幕張のアウトレットとかカンドゥーとかに寄って帰るのも楽しそうです。
以前カンドゥーについて書いた記事↓

 

コロナ禍のカンドゥー攻略法
職業体験テーマパークのカンドゥーが、コロナでどう運営方法を変更しているのかまとめました。 カンドゥーとは? 3歳~中学生の子どもが色々なお仕事を一つ20分~30分程度で体験できるテーマパークです。お仕事には警察官やモデル、食...

 

お子さんの中学受験を考えておられる方はぜひこちらの記事もどうぞ↓

 

中学受験に役立つ話<裏技編>
中学受験に役立つ小話・噂話 ・前日の夕食は本番の朝食はさっぱりしたものにする。 ・説明会は大規模な所に行くのもいいが、そういったところはエース級の先生が来ていてその学校の良いところばかりを見ることになる。小規模な説明会だと来てい...