簡単なお金の計算ができるようになりました
うちの子は4歳4か月の頃から、レジでのお金の支払いと、簡単なお釣りの計算ができるようになりました。
お金については普通は年長くらいから教えると思うので、けっこう早い方だと思います。
支払いについて
支払いについては、少し前まではぴったりしか出せなかったのですが、「ぴったり出せない時は多めに払う」というのが分かってきたようです。
レジよりも自動販売機から買う時に支払わせることが多いです。(レジだと後ろに誰もいない時にしか払わせないので)
自動販売機で130円のジュースを買うのに、50円2枚と10円3枚という出し方もできます。
ただし、お札は渡していないので、お札の扱いには慣れていません。
お釣りの計算について
お釣りの計算はどの程度ならできるのかというと、
・「7円のものを買うのに10円出したらお釣りはいくら?」には正解できる。
・「120円のものを買う時に150円出したらお釣りはいくら?」には正解できる。
・「216円のものを買う時に220円出したらお釣りはいくら?」には正解できる。
ただし、眠い時などは「40円?」などと間違うこともある。
・「324円のものを買う時に350円出したらお釣りはいくら?」これは全く分からない。
という感じです。
先日うちの子が自動販売機で110円のお茶を買うのに510円入れたのですが、お釣りが300円しかなくて「あれ?」と言っていました。
100円取り忘れてただけですが、それに気付けたのは、お釣りの計算ができるようになったメリットだと思いました。
うちの子にお金について教えた方法
お金に関する理解を深めるために、これまでうちでやってきたことを書きます。
★おもちゃのお金で遊ばせる
誤飲の心配がなくなった時期から、たくさんおもちゃのお金で遊ばせました。
レジにお金を入れたり出したりして遊ぶのが好きでした。
★ちょこちょこお金に触れさせる
お子さんにはお金を触らせないことにしているご家庭も多いかと思いますが、うちではお金に興味を示した時は、触らせてあげていました。
レジで私が出したお金をいったん子どもに渡し、トレーにお金を置く係をやらせることもありました。
(後ろに人が並んでいなくて、レジ係の方が子ども好きそうだと思った時)
家の中でもお金を触りたがることがありましたが、家の中でお金に触った後は、必ず手を洗うというルールにしていました。
★お金の種類・肖像画について教える
3歳の頃、記憶力が発達したのかいろんなものを覚えるのが好きになったので、「お札の種類」「お札の肖像画の人物名」などについて教えました。
それにより、お札の判別はできるようになりました。
★ガチャガチャで遊ばせる
そんなにしょっちゅうではありませんが、ガチャガチャをやらせたり、ゲームセンターで遊ばせています。
ガチャガチャやゲーム機で必要なお金は100円玉のみなので、お金の勉強の導入として良かったと思います。
「このガチャガチャをするには100円玉が何枚いるかな?」と聞くと必死で考えていました。
蛇足ですが、ガチャガチャのマシンって家庭用に売っているんですよね。うちにあったら楽しいだろうなと思いつつ、うちが狭いので買ってあげられません(泣)
★ゲームセンターで遊ばせる
ゲームセンターで子どもを遊ばせるのには反対の方もいると思いますが、私は「しょっちゅう行かない、親がちゃんと見てる、1回に使う額を決める、ショッピングモールに入っている子ども向けのゲームセンターなど治安のいいところにする」ならいいのではという考えです。
ゲームもガチャガチャと同様に設定金額がシンプルなので、お金の勉強の導入として役立ちました。
「100円玉が1枚なら100円で、2枚なら200円で、3枚なら300円なんだな」という感覚が身についたと思います。
ゲームセンターに置いてある両替の機械も「500円玉が100円玉5枚になる」「1000円札が100円玉10枚になる」などを理解させるのに役立ったと思います。
両替機は、子どもにとっては「お金を上から入れると、下からじゃらじゃらっと出て来る」ある意味ゲーム機のような楽しい機械だったようです。
★「足して10になる数」を覚えさせる
「1と9」「2と8」「3と7」「4と6」「5と5」のように、足して10になる組み合わせを暗記させました。
このおかげで簡単なお釣りの計算ができるようになったのだと思います。
うちではやっていませんが、この「足して10」はゲームの中に取り入れることで楽しく覚えられるそうです。
例えば、1~9のカードを使って、「足して10」になるとカードを出せるババ抜きなど
★七田のお金プリントに取り組む
年少さんの夏休みに七田式のお金プリント(お金についての問題を集めたプリント)をやらせたことでお金の計算についての理解が深まりました。
詳しくは『4歳児に七田式のお金プリントをやらせてみた結果』に書いています。
★自宅で支払いのシミュレーションをする
「本物のお金を使った支払いのシミュレーション遊び」を自宅でやっています。
価格の書いてあるものを持ってきて、「この絵本は438円なんだね。この金額を作ってみようか」というような感じです。
うちはよく100円ショップに行くので、最初は108円と216円と324円の払い方を練習しました(笑)
★本人のお財布を買ってあげる
子ども用のお財布を買ってあげてから、よりお金が好きになりました。首から下げるタイプのものです。
はじめてのお財布シリーズ わくわくキッズコインケース(ひも付き) バッファローチェック・ブルー 日本製 N5603400
4歳児が「自分のお金で下の子に自販機のジュースを買ってあげる」と言い出した時は笑いました。でもあまり人におごる楽しさに目覚めてしまったら、将来困るなと心配しています(笑)
★駄菓子屋などで計算しながら買う
子どものお財布に少額のお金を入れてあげて、そのお金の範囲内で何が買えるか子ども自身に考えさせています。
駄菓子屋でやることが多いです。複雑な計算はできないので手伝ってあげています。
「7円の駄菓子が3つで21円になるね」のように、かけ算(九九)の復習にも役立っています。
★キッザニアに連れて行く
うちの子がはまっている職業体験テーマパークのキッザニアは、お金について学ぶのにもいいところだと思います。
お仕事をしてお金をもらったり、それを使ってデパートで買い物をしたり、銀行に口座を開いてお金を預けたり、本物そっくりのATMでお金を引き出したりできます。
このおかげで、「自分たちはお父さんがお仕事をしてもらってきたお金で暮らしている」と理解できているようです。
★おうちキッザニア
うちの子はキッザニアでお仕事をしてお金をもらうのをとても楽しんでいるので、自宅でもお手伝いをしたらお金をあげることがあります。
「これから、赤ちゃんのお世話のお仕事をする?お給料は30円ね。○○ちゃん(下の子)にこのエプロンをつけてあげて、ストローを刺したジュースを渡してくれる?」などのようにお願いして、ちゃんとやってくれたら本人のお財布にお金をいれてあげます。
※いいことをしたら常にお金をあげるわけではないです。「はい、今からおうちキッザニアが始まるよー」と時間を区切ってやっています。
その他
他にも、うちでは使ったことがないのですが、お金の理解にはこどもちゃれんじの「お金を理解するための紙製おもちゃ(すごろくなど)」も役立つと思います。
年長さんコース(じゃんぷ)の冬くらいの号でついてくるようです。
※おもちゃの名前やそれが何月号につくかは毎年違います。2016年度は12月号で「かいものチャレンジ!すごろくセット」という名前でつくようです。