かぜさぶろう先生方式!ひらがなカタカナの「書き」

子どもと楽しくお勉強

下の子の文字書き練習

現在3歳の下の子は、2歳代の後半から文字書きに興味を示すようになりました。

上の子の真似をして自由帳に「これは〇〇の名前なの」と適当な落書きをしていたので、まずは本人の名前のひらがなの書き方だけ教えました。

2歳9か月頃に名前をちゃんと書けるようになってからは、「お絵描きしていいよ」と言うと、自分の名前をひたすら何度も書くくらいはまっています。

この波をつかまえて、3歳代前半で全てのひらがな・カタカナを書けるようにしたいと思います。

補足:上の子の場合

上の子はもっと早くにひらがな・カタカナに興味を示して書けるようになりました。
よかったら上の子について書いた記事(うちの子が2歳でひらがなが書けるようになった方法)も合わせてご覧ください。

上の子は別の教材(こどもちゃれんじのなぞり書きおもちゃなど)で練習させたのですが、下の子はあまり興味を示さなかったので別の教材を探しました。

下の子のために買った教材

下の子の文字書き習得のために買ったのは「1日5分でじがかけるほん ひらがな 決定版 (おともだちドリルブック)」と「1日5分でじがかけるほん カタカナ 決定版 (おともだちドリルブック)」です。

これは、画家のあきやまかぜさぶろう先生が監修されているドリルです。

文字書き練習が楽しくできるようにいろいろな工夫がされている人気教材です。

上の子も幼児雑誌でサンプルをやって気に入っていたので、下の子に与えてみることにしました。

ちなみに、上の子の時に少しだけ使った七田式の「ひらがなリズムがきプリント」は、このドリルをもっと硬派にした感じのものです。

この教材の良い点

紙面が楽しそう

なぞり書き練習のドリルということを忘れるくらい、楽しい紙面です。さすが画家の先生が作った教材だと思います。

文字の線の形に合わせて楽しい音が当ててある

縦線は「たてぴー」、横線は「よこぴー」、一周するところは「ぐるりん」のように楽しい擬音語が当ててあります。

子どもがなぞり書きしている時に親が横でこの擬音語を言ってあげると、リズム良く楽しく練習できると思います。

親子で声を合わせて言うのもよさそうですね。

段階的に練習できる

なぞり書きから自分で書くところまで、少しづつ難易度を上げて練習できるようになっています。

最初は文字の線、なぞる順番、方向の指示などがあるのですが、徐々にヒントが減っていきます。
線が補助点だけになり、最後はただの白いマスになります。

なぞり書きする文字が大きい

幼児が小さい文字を書くのは大変ですが、これはドリルとしては大きめのサイズなので、なぞり書き練習する文字の一つ一つのサイズが大きくて良いです。

イラストの練習もできる

イラストの練習コーナーも設けられています。このおかげでドリル感が薄まって、楽しそうな雰囲気が出ていると思います。

この教材の気になる点

当ててある音に違和感があることも

線に音が当ててありますが、その表現がしっくりこないこともあります。

例えば、カタカナの「カ」の1画目は「とんがり」と表現されているのですが、それだけだと最後のはねが書けないと思います。

イラストの練習はちょっとレベルが高い

イラストを描くのはけっこう難しいので、小さいお子さんは上手くこのコーナーを使えないと思います。

(イラストを練習することで文字を覚えやすくする、運筆が上手になる…という趣旨は分かるのですが)

うちでは上の子6歳がイラストコーナーだけやっています。たまに母親である私も隣に書いてみることがあります。写真は左が私、右が6歳児の描いたおばけです。私がイラスト上手じゃないので、そんなに違わないですね。私のように絵の苦手な大人の練習にもいいかもしれません(笑)

厚みのあるところが書きづらい

ドリルの紙はしっかりした厚みがあるのですが、その分中央部分にも厚みが出てしまって、その辺りに書く時に少し書きづらいようです。

うちの子はそれに少しイライラしていました。

目安として書いてある「点」のせいでむしろ混乱する

補助の点が書かれているところがあるのですが、うちの子はこの点があるせいで逆に混乱する部分がありました。

(点の位置を上手く通ることができなくて、軌道修正するために変な形になるなど)

練習量が足りない

このドリルは練習量はそんなにないので、このドリル1冊だけで全ての文字を覚えるのは厳しいと思います。

このドリルを2冊買ってやらせるか、コピーして何度もやらせるか、他の勉強法も併用した方がいいと思います。

うちでは、このドリルでなんとなく形と書き順を覚えたら、あとは次の段階の練習で完璧にしたいと思っています。

次の段階の練習

このドリルの次の段階として、「似たひらがなクイズ」をやっています。

やり方は、親が子の目の前でゆっくりひらがなを書いて見せ、
この字は「わ」かな?「ね」になるかな?あ!「れ」だったね!などと似ていて間違いやすいひらがなを、クイズにして遊んでいます。

また、どんどん自由な文章を書かせています。

上の子には欲しいものを文字で書かせるなどしていましたが、下の子は特に「人」への関心が強いタイプなのでお友達の名前を書かせています。

あと、私(母親)への手紙も書いてもらっています。



おかあさんだいすき、と書いてくれました。

シリーズの別のドリルのご紹介

下の子はもう数字が書けるので使っていませんが、このシリーズにはひらがな・カタカナだけでなくて数字もあります。


1日5分ですうじがかけるほん 1から100まで たす・ひく 決定版 (おともだちドリルブック)

数字の形の練習だけではなくて、簡単な足し算や引き算まで練習できるそうです。

コメント

  1. スポンジボム より:

    ドリル紹介ありがとうございます‼
    このドリルは長女に買いましたが、休み休みの練習で、完全にひらがながかけるかは謎です。

    字を書くって高度で練習の量が
    必要を感じました。

    私ごとですが、関西に住んでまして、地震でお皿が割れたのと、
    精神的に疲れました。
    冷蔵庫は固定しとく必要を感じ、
    物は少なくしていこうと思いました。

    長女が幼稚園に通っていて、
    地震の時は休みなのかあるのか
    ある場合は休ませるのか
    何かと悩みましたが
    私は、ある場合は離ればなれになるけれど通わせました。

    また、こちらでの地震の備えも参考にさせていただきます。

    長々と失礼いたしました。

    • eisai より:

      >スポンジボム様
      最近パソコンを使っていなかったので、コメントに気付くのが遅くなりすみません。
      地震、本当に大変でしたね。
      私も関西に住んだことがあるので、大好きな土地で地震があったことで勝手に落ち込んでネットでの活動(ツイッターなど)を控えておりました。

      ※このひらがなの記事は、地震以前に下書きしていたものです

      お皿は自分の不注意で割ってしまっても落ち込みますが、地震のせいで割れるともっと精神的に消耗しますね。

      うちも夫と地震の時の備えや、地震の時に幼稚園に登園させるかどうかなど、あらかじめ話し合っておこうと思いました。
      (うちでは冷蔵庫はつっぱり棒で天井と固定しています。最初は見た目が悪くて嫌だったのですが、そんなこと言ってられないですよね)

      ひらがなの習得の難しさ、大人は忘れてしまっていますが、おっしゃるように思ったより高度ですよね。
      繰り返しが大事ですね。

  2. スポンジボム より:

    とても、お優しいんですね。
    私は、今回の地震で余震の怖さを知りました、余震がくるたびに心臓がバクバクしました、自然災害はこわいですね。

    2日ほど、実家に泊まったのですが
    ポピーを持っていって親子ともども
    気分転換になりました(笑)
    安いけど、かわいくてやりこめるワークはこんな時に活躍するとは思いませんでした。
    これも、紹介させてたので参考しました、ありがとうございます。

    幸い、私の知り合いなどには怪我はありませんでしたが、この先を考えるともっと地震には強くなるにはどうしたらいいかが課題です。

    耐震性の強い家に引っ越したくなりました。願望です(笑)

    • eisai より:

      私は優しくはないのですが、悲しいニュースに影響を受けやすいようです。
      余震は本当にこわいですね。
      「後に起きた余震の方が本震だった」というケースなどを聞くと、安心できないですもんね。

      ご実家に避難されていたんですね。
      ポピーは安いのにカラフルで見やすくて、内容もためになりますよね。
      お子さんの精神面が心配でしたが、上手に気分転換されていてよかったです。
      うちは折り紙や文房具を持って避難すると思います。

      地震対策は、日本に住んでいるなら避けて通れないですよね。
      うちもこれから引っ越しの予定があるので、建物の耐震性は要チェックだなと思います。