twitterで評判の良かったツイートに加筆した記事です。これを読めば子どもの習い事について大体分かると思います。
子どもの習い事にかかる費用の平均
習い事によっても違いますが、1つの習い事につき平均で月6000円~7000円、年間8万円程度かかるようです。
子どもの習い事のバリエーション
子ども(幼児~小学生くらいの子)の習い事にはどんなものがあるのか書き出してみます。
ざっくりした分類ですが参考までに。
スポーツ系
スイミング
体操教室
バレエ
テニス
ダンス
バスケ(小学生はミニバスケットボール=ミニバス)
空手
剣道
柔道
サッカー
野球
かけっこ教室
スケート
ボルダリング
勉強系
お受験系幼児教室
知能開発系幼児教室
学習塾
公文(算数・国語・英語・書写)
学研
そろばん
将棋
囲碁
グリムスクール(読書塾)
英会話教室(オンライン英会話)
実験教室
算数教室
プログラミング教室
ロボット教室
レゴ教室
音楽、芸術系
音楽教室
ピアノ
エレクトーン
バイオリン
習字
伝統芸能系
ミュージカル
ソルフェージュ(楽譜を読むなどの音楽の基礎訓練)
絵画、造形教室
野外活動系
ボーイスカウト・ガールスカウト
通信教材
こどもちゃれんじ、チャレンジタッチ
Z会
スマイルゼミ
作文の通信添削(ブンブンどりむ)
習い事を始めるのに良い時期(私見)
・音楽系→できれば早い方がいい。第二子以降なら赤ちゃんの頃から上の子の音楽の習い事に連れて行って、音だけでも聴かせてあげるといいらしい
・語学系→早い方がいいけど、継続しないと忘れる。継続が大変
・プログラミング→いつでもいい
・ダンス系→いつでもいい。ただ、遅くに始めると体の硬さが抜けないと言う意見もあり
・スイミング→ベビースイミングもあるけど、年長さんなどある程度大きくなってからの方が短期間で上達する。女子は月経が始まると辞める子もいるので、低学年までには始めるのがおすすめ
・公文→優秀児認定を目指すなら2~3歳と早めに始める。お受験するならお受験の終わった年長の冬以降に始める方がいい。中学受験するなら、幼児期~小1・2までに始め、小3の1月までに「小学校の内容」をやり終えてから辞めるのが理想的と言われる
・体操→園児のうちに始めて「鉄棒」や「縄跳び」「マット運動」などを得意にしておくと小学校で役に立つ
・バレエ→本気でやるならできれば3~5歳くらい。でも何年もトゥシューズが履けないのでつまらないらしい
※小学校低学年くらいからでも大丈夫という意見もあり
習い事を始める時期についての補足
※始めるのに良い時期は、子どもの成長、興味、最終的にどのレベルを目指すか、家庭の状況(送迎や練習などのフォローをできるか)によっても違います。
※基本的にはいつ始めてもいいのですが、遅くなると選択肢が減ったり居心地が悪くなることもあります。
ヤマハのグループレッスンは年中の5月、もしくは1年遅らせて年長の5月にしか入れません。それ以降は個人レッスンになります。
スイミング等を高学年から始めると「周りが小さい子ばかりで嫌だ」というお子さんもいるみたいです。
※昔は「芸事は6歳の6月6日に始めると上達する」とされていたようです。数え年なので、今で言うと4~5歳です。
※親がその道に詳しくないと「できるだけ早く始めないと間に合わないのでは」と思いがちなのでその点留意した方がいいかもしれません
※ピアノと学習塾は親が過熱しがちです(教育虐待になるケースも)
※親がプロレベルで、自宅で教えられる習い事があっても、多くの場合は他人に任せた方がいいみたいです。ピアノ講師の資格を持ってるママ友は、子をヤマハ音楽教室に通わせてます。
パパがアメリカ人の子でも英会話教室に通ってます。ただ中学受験の勉強に関しては、低学年の間は親が家で教えて成功しているケースもあります
習い事の負担について
習い事を始める際に考慮したいのが、その習い事の「負担」です。
負担にも色々な種類があり、大きく分けて親の負担(金銭、送迎、宿題や練習のフォロー)と子の負担(肉体・精神的疲労、時間の拘束、宿題)があると思います。
特に送迎の負担はかなり大きいです。そのために車を購入する家庭もあります。
以下では人気の習い事の負担について考えます。
・公文は週2かつ宿題もあり重い
・音楽系は毎日練習するよう言われるので重い。発表会は基本親との連弾というところもある
・ダンスやバレエは発表会に力を入れてるところだと、金銭面や親の手伝いが重い
・スポーツ系は大会で遠方に行き土日がつぶれたり、親が審判に駆り出されたりして意外と重いことがある
・地域でやっているスポーツ少年団(スポ少)は金銭面での負担は少ないが、親の手伝いや人間関係などの精神的負担が大きい
比較的負担が軽い習い事の特徴
負担が軽い習い事には、以下のような特徴があります。
・家で練習する必要がなく、レッスンの場に行くだけで良い(スイミング等)
・宿題がない
・発表会や大会がない
・簡単に別日に振替ができる
・辞めやすい(音楽系のグループレッスンなどは抜けにくいことがある。バレエなどでは1つ発表会が終わるとすぐに、次の発表会の申し込みをしないといけないところもある)
・移動が不要(オンライン、幼稚園や学童でできる等)
・上達について友達と比較しづらい
習い事は自由に辞めさせるべき?多少無理しても続けさせるべき?
習い事に関して、教育熱心なママ友の間で意見が真っ二つに分かれることがあります。
それは
「習い事は色々試して合わなければすぐに辞めさせる」派
vs
「一度始めたらよほどのことがない限り辞めさせない」派
どちらもメリット・デメリットがあり、どちらが良いかはその時の状況やお子さんの性格にもよるとは思いますが、なるべく家庭の方針はぶれない方がいいので、夫婦であらかじめ話し合って意見を一致させておくのがおすすめです。
コスパの良い習い事とは?
警察署でやってる柔道、剣道
※警察署での習い事は、警察の方と顔見知りになれる心強さもあります。基本無料ですが、差し入れや父母会費などはかかるそうです。
自治体のやってるスイミング
※自治体のスイミングは安いですが、申し込み順だとかなり待ち期間が長くなる傾向があるようです。抽選制のところだと、通ってる途中でも抽選に落ちると数か月お休みしないといけないそうです。
通い放題のそろばんや空手など
※通い放題の習い事は、習い事の数が少ない場合におすすめです。平日はほぼ毎日行ける習い事を「学童代わり」に使う家庭もあるそうです。
習い事に関するその他のツイート
習い事の中には子ども達の「お菓子交換」が盛んなところがある。
*毎回子どもたちが各自大袋のお菓子(個包装になってる)を持ち寄って、交換するというやつ
子どもにアレルギーがあったり、自宅でお菓子を制限していてそういうのが嫌な方は、入会前にそういう文化があるか一応確認した方がいいかも
— 英才 (@eisai_kyouiku) June 10, 2019
ママ友と盛り上がる鉄板の話題「子の習い事」でもよく知らない人には気軽に聞いちゃいけないと思う。子の習い事って家庭の教育方針や経済力が透けて見えるしデリケートなので。何もやってない=お金もしくは時間に余裕がない?バレエ=お金に余裕がありそう、公文=教育熱心?とか色々思われる可能性が
— 英才 (@eisai_kyouiku) October 15, 2020
現代の子育ては選択肢が多過ぎて大変!
習い事一つ取っても、リアルに通える教室や塾にオンラインや通信教材も加えるとすごく種類が多くて選べない!
チャレンジタッチ、スマイルゼミ、Z会中受コース、四谷大塚リトルくらぶ、RISU算数、ワンダーボックス、オンライン英会話、作文のブンブンどりむetc.— 英才 (@eisai_kyouiku) September 17, 2020
スイミングスクールに通う前に知っておくといいこと
・更衣室は子ではなく付き添いの親の性別で入る
・小学生からは必ず自分の性別の更衣室を使う
・他の習い事よりより正確に時間を守るようにする。準備体操に遅れると怪我しやすいし、ロッカーやプールサイドで急いだりすると滑って危ない
— 英才 (@eisai_kyouiku) April 30, 2019
子のお友達は毎日何かの習い事を入れている子も珍しくない(ピアノ・英会話・幼児教室・スイミング・体操、女子ならバレエ、男子ならサッカーが人気)
しかし、我が家の習い事は基本3つ。
「勉強」+「運動」+「芸術」からそれぞれ1つを選ぶようにしている。
公文+スイミング+ヤマハみたいな感じ— 英才 (@eisai_kyouiku) May 31, 2020
優秀な子が相当課金されてるなというのは実感する。特に東京の子。
低学年から習い事が学習塾+算数教室+英会話+実験教室+ピアノ+スイミングみたいなのは珍しくない。具体的な教室名はSAPIX、イクウェル、七田、トイズアカデミー、公文、そろばん(フラッシュ暗算)マイジム、サイエンス倶楽部など— 英才 (@eisai_kyouiku) November 28, 2019
習い事の費用っていうと月謝や道具などを計算すると思うんだけど、遠征費がかかるかも要チェック!
ママ友は子にカルチャースクールのダンスを気軽に習わせ始めたら、しょっちゅう遠くの大会に参加し、それに夫婦でついていくので、交通費3人分+宿泊費+大会参加費+衣装代で大変なことになってる…
— 英才 (@eisai_kyouiku) August 12, 2019
子に習い事をさせる副次的効果として、我が家では親子とも気持ちが切り替わるってのがある。
家で子とケンカしても、習い事に連れてって頑張る我が子の姿を遠目に見てると愛おしい気持ちになる。
子もレッスンが終わる頃には気持ちが切り替わってる。— 英才 (@eisai_kyouiku) September 28, 2019
周囲の男の子ママに人気の習い事は空手。
指導員が商売でなく趣味で安く教えてたり、教室が空いてる間通い放題だったりでコスパが良いみたい。いろんな流派があって、型だけのとこと実際に相手にパンチするとこがあるらしい。
試合の日の親の大変さも流派によって違う為、入会前に要チェックとのこと— 英才 (@eisai_kyouiku) October 9, 2018
公文をやりたいなら教室に通うのではなく「公文式通信」っていう方法もある。プリントは郵送でやり取りする。
教室に通うよりぬるくて良さそうと思ってたんだけど、担当指導者によってはけっこう厳しくてプリントの提出が滞ると辞めさせられることもあるらしい。でも他の習い事との両立はやりやすそう— 英才 (@eisai_kyouiku) September 20, 2022
週4の選手コースでスイミングをさせているママさんが「スイミングは人口が多いから、もう少し競争率の低いスポーツが良かった」と言ってた。確かに、年長さんで一番やっている子が多い習い事はスイミングかも。
でも、マイナー過ぎてもあれだし、ちょうど良い競技人口のスポーツってなかなかないよね— 英才 (@eisai_kyouiku) February 13, 2019
涙の数だけ強くなれる(か分からないけど)
習い事の数だけカバン増えるよ— 英才 (@eisai_kyouiku) June 26, 2018
公文を楽しく続けるコツは「親が先生と上手く交渉すること」かも。
娘と同じ教室のあるお子さんは、週2のところを他の習い事との兼ね合いで週1にし残りは家庭学習にしてもらってる。
また別のお子さんは、終わる時間を決めてる(本来はその日のノルマが終わるまで帰れないので何時になるか分からない— 英才 (@eisai_kyouiku) October 26, 2018
別の県の病院に行くと、その分の医療費助成の手続きが面倒って以前ツイートしたけど、あれは習い事にも言えるらしい。
試合は県単位でやってることが多いので、習い事はできれば同じ都道府県内で探した方がいいらしい。
— 英才 (@eisai_kyouiku) February 11, 2019
公文のお迎えコール、以前は子どもが電話を1回50円でかけてたけど、今はメールで通知が来る。
ヤマハを休んだ時の宿題連絡、以前は何と葉書!だったらしいけど、今はメール。
習い事の内容自体は長い間ほとんど変わってないけど、その他の部分が便利になってくのありがたい。
— 英才 (@eisai_kyouiku) June 28, 2018
おおたとしまさ氏の習い事狂騒曲を読んだメモ
・習い事は技能だけでなく忍耐力や継続力のような非認知能力も磨かれる
・一度エリートコースから外れた場合に復帰できるスポーツとそうでないスポーツがある
・大成しなかった場合も趣味として緩く続けられるスポーツがいいかも
シンクロなどは難しい— 英才 (@eisai_kyouiku) June 3, 2019
うちの子、天気が悪いと中止になる習い事をやってるんだけど意外と悪くないよ。雨で中止になると時間ができて得した感じがする
— 英才 (@eisai_kyouiku) May 25, 2023
子どもの習い事の予定を忘れちゃうって人、可能ならスイミングは水曜日にすると忘れにくいかも!
うちの子も水曜にスイミング通ってるんだけど、水って漢字を見ても、すい…って音を聞いてもスイミングを思い出すよ。— 英才 (@eisai_kyouiku) September 15, 2020
子に1つだけ習い事をさせるなら、水泳がおすすめ。泳げるのと泳げないのとでは大違い。水泳の授業もレジャーも楽しくなる(ただし、溺れた時に役立つとは言えない。着衣状態で泳ぐのとは違うから)
もう1つやるなら音楽。楽譜が読めた方が音楽の授業や趣味としての音楽を楽しめる。脳にも良いらしい— 英才 (@eisai_kyouiku) March 7, 2023
学習計画見直しのため、何年も続けていた下の子のスマイルゼミを解約した。
スマイルゼミの解約は、月末までに手続きするとその月で終わりにできる。
退会に関して習い事系の中ではかなり良心的だよね!— 英才 (@eisai_kyouiku) February 9, 2023
今日の朝日小学生新聞に、幼児〜小学生向けの「スピーチスクール」の記事があった。自分の考えをまとめて分かりやすく伝える方法を学ぶらしい。
東京には色々な習い事があるねぇ…。
ちなみに名前はKEEʼSこどもスピーチスクール、講師はアナウンサーだって。— 英才 (@eisai_kyouiku) February 10, 2023
最近では子どもの習い事の選択肢として「オンラインで動画編集を習う」っていうのもあるんだね。月14960円とけっこう高いけど、ネットリテラシー(個人情報保護など)からきちんと教えてくれるらしい。
対象は小1から中3。ユーチューバーに興味があるお子さんはいかが?https://t.co/Hz4BPRjczh— 英才 (@eisai_kyouiku) September 14, 2021
ママ友の子は毎日習い事をしてて忙しそう。
習い事がそこまで増えた理由が意外で
「幼稚園の懇親会で子の習い事を発表しあう機会があって、他の子の習い事を聞いてたら焦って、色々やらなきゃと思うようになった」って— 英才 (@eisai_kyouiku) February 5, 2023
「習い事の先生はどんな先生が好き?」って娘に聞いたら「雑談が上手い先生、遊んでくれる先生」と。
レッスン前に「今日は何人来るかな?」とみんなで予想したり、レッスン後は「じゃんけんで勝つまで帰れない」ルールにしたり。
レッスン以外のところで子どもの心を掴むのが意外と大事なんだなと思う— 英才 (@eisai_kyouiku) April 9, 2022
ママ友の子が図書館の近くで習い事を始めたら(帰りに気軽に寄れるから)図書館の活用度が上がったらしい。
この家庭の場合は偶然だけど、図書館が遠くて活用できてない人は敢えて図書館の近くで習い事などを探してみるのもいいなと思った。— 英才 (@eisai_kyouiku) January 25, 2022
環境を整えて宿題や習い事の練習等に取り組むハードルを下げるのって大事だよね。ピアノが上手い子が教本を2冊持ってるって聞いたことがある。家で練習する際にレッスンバッグ(先生のところに持ってく)から取り出すのが面倒なので、同じ本をピアノのところに常に置いてると https://t.co/0QtSVEBPNi
— 英才 (@eisai_kyouiku) January 24, 2022
習い事はグループよりマンツーマンのが効率良いと思われがちだけど、グループレッスンは
・1人よりテンション上がる
・合奏等の楽しさがある
・上手い子に刺激を受ける
・他の子がやってる時に休める
等のメリットもある。うちの子はオンラインのマンツーマンピアノレッスンは休めないので合わなかった— 英才 (@eisai_kyouiku) September 25, 2020
最新の習い事で「バルシューレ」ってのがあるんだって!
ドイツ生まれのボール遊びプログラムらしい。まあバルシューレじゃなくてもボール運動教室はいいよね。球技得意になっておくと体育や部活が楽しくなりそうだし— 英才2025S (@eisai_kyouiku) June 26, 2024
習い事に関するブログ記事
習い事に関する記事をたくさん書いています。よかったらこちらもご覧ください。